第4期:1977―2003



1977(昭和52)年   58歳

1月から1年間月1回 朝日新聞「文芸時評」を担当。(1.24−25〜12.22−23)
1月 Premio Marco Polo (マルコポーロ賞)(在日イタリア文化会館主催)の審査員となる。
8月1日〜4日 第4回九州国際文化会議ー戦後33年の日本(福岡ユネスコ協会)に出席、「文化的背景としてのナショナリズム」討議(橋川文三・西尾陽太郎・Harry Nishio・Alessndro Valota・Yves-Marie Allioux・Jan Swyngedouw)で議長。「転換期を迎えた戦後日本」でパネリスト(R・P・ドーア,市井三郎、隅谷三喜男、石田雄、J・ピタウ)
9月 日中友好協会訪中団(団長 藤山愛一郎)の一員として中国再訪(北京・上海・大同石窟など)。第4回大佛次郎賞選考委員
10月 講演「シェイクスピア全集の作者は誰か」(於青山学院女子短期大学)、
11月3日 講演
「わが青春と文学」(大阪大学)、講演(駒場祭・東大)

1月 対談「現代日本の自画像」(いいだもも)(特集「ロッキード社会の内的系譜」:朝日ジャーナル7日)、対談「知識と信条・「反科学」について」(田辺振太郎と)(展望)、「単純な経験と複雑な経験―ある哲学者の死によせて」(季刊湯川::湯川書房)、対談「現代日本の自画像」(朝日ジャーナル)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)御歌会落選十四首」(毎日新聞1.5)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)入試必勝現代国語」(1.12)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)現代詩入門」(1.19)、「文芸時評(上)(下)」(朝日新聞1.24=25)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)「ロッキード症候群」の病理」(1.26)
2月 「言葉と人間」(朝日新聞社)、対談「文学と宗教と人生」(武田泰淳対談集『生きることの地獄と極楽』(勁草書房)、「行け、旅人よ」(婦人公論)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)あの放火魔が衝撃の告白」(2.2)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)クイーン・コングの訪日なるか」(2.9)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)福カク・ストーブをテストする」(2.16)、「文芸時評(上)(下)」(のちに「丸山真男『戦中と戦後の間』」と改題)(朝日新聞2.22=23)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)道化にとって座頭市とは何か」(2.23)
3月
 「宮本顕治対談集 上下」(新日本文庫)、「光悦覚書」(太陽167),「〈真面目な冗談〉(筆名 石)神々の黄昏」(3.2)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)泣きのカクエイ笑いのジミー」(3.9)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)文士生物学の進歩」(3.16)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)学歴社会のすばらしさ」(3.23)、「〈文芸時評〉竹内好再考」(朝日新聞3.24=25)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)四月馬鹿」(3.30)「竹内好再考」(朝日新聞3.24=25)
4月「E・H・ノーマン―その一面」(思想/ノーマン死後20年特集)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)実録k・戦争に行けなかった息子のために」(4.6)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日本流論文の書き方 その一例」(4.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)FEAR OF FLYING」(4.20)、「文芸時評(上)(下)」(朝日新聞4.22=23)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)老荘手引草」(4.27)、「堀辰雄愛読の弁」(『堀辰雄全集』内容見本・筑摩書房)、新版「1946文学的考察」(共著)(富山房百科文庫)(「あとがき三十年後」)
5月「日本人の死生観(上)」(ロバート・リフトン、マイケル・ライシュと共著:矢島翠訳:岩波新書)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日本語政策」(5.4)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)三酔人漁獲問答(兆民遺稿)」(5.11)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)三酔人再説」(5.18)、「ルノー、バロー劇団の「繻子の靴」を見て」(毎日新聞5.19)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)鎖国の夢よもう一度」(5.25)、座談会「花の文化史-花と芸術-」(加山又造、勅使河原霞)(NHK教育TV 26日)、「文芸時評(上)(下)」(朝日新聞5.27=28)、「討論 学校英語は役に立つのか」(渡部昇一、安田一郎、志賀武男、中尾清秋、國弘正雄、デニス・キーン、中津燎子、小笠原林樹、塚越恒爾(司会) NHK教育TV 28日)
6月新装版「世界漫遊記」(講談社学術文庫)(まえがき・「スペイン旅情」初出)、「三題噺」(新装版)(筑摩書房)、対談「新聞の現状をどう変えるか」(松本清張対談集[文学と社会」新日本出版社)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)悲願と泣き寝入り」(6.1)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)国際文化交換」(6.8)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)国際仙人会議」(6.15)、「「大学生」になるために4―外国語」(朝日新聞6.16)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)国歌改正案」(6.22)、「文芸時評(上)(下)」(朝日新聞6.24=25)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)主権かくし」(6.29)
7月「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日本文化解説」(7.6)、「アメリカの日本研究」(D・キーン、ビリエルモ)(NHK教育TV 8日)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日本「フェミニスト」考」
(7.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)調査の必要がない」(7.20)、「文芸時評」(上)(下)」(朝日新聞7.25=26)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)デカルト的政治学」(7.27)
、「序」(松山幸雄『甘い国から来た男』潮出版社)
8月「〈真面目な冗談〉(筆名 石)夏模様カクの小噺」(8.3)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)名誉の「ノーベル賞」的概念について」(8.10)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)古典鑑賞」(8.17)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)中軽時次郎」(8.24)、「文芸時評」(上)(下)」(朝日新聞8.26=27)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)経堂退介教授の夏休み」(8.31)
9月「〈推薦文〉「杜甫詩註」への期待(ちくま:筑摩書房)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)クマに出会った話」(9.7)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)新肉体主義」(9.14)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)淀長流解説『愛のコリーダ』」(9.21)、「文芸時評」(上)(下)」(朝日新聞9.26=27)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)四畳半の思想」(9.28)
10月「日本人の死生観(下)」(リフトン・ライシュと共著:矢島翠訳:岩波新書)、「選者から 大仏賞 人と作品」欄(朝日新聞10.1)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日中問答」(10.5)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)天上の奏楽」(10.12)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)旅券問答」(10.19)、「文芸時評」(上)(下)」(のちに「司馬遼太郎小論」)(朝日新聞10.25=26)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)ツクツク節」(10.26)
11月
「〈真面目な冗談〉(筆名 石)夢物語」(11.2)、対談「池田満寿夫の魅力・その秘密をさぐる」(村上龍)(「池田満寿夫20年の全貌」美術出版社)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)どの旅客機に乗るべきか」(11.9)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)女王の悩み」(11.16)、「文芸時評」(上)(下)」(朝日新聞11.24=25)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)東京観光案内」(11.30)
12月「読書案内 下」(朝日新聞社)「朝日欄」のアンケート「今年の文学ベスト5」に回答、、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)文章副読本」(12.7)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日米親子関係論」(12.14)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日本再占領案」(12.21)、「文芸時評」(上)(下)」(のちに「小林秀雄『本居宣長』)(朝日新聞12.22=23)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)ザンショウウオ問題」(12.28)、、対談「現代読書論」(初山有恒)(新刊ニュース)、対談「日本のナショナリズム-1977年の底流を探る-」(橋川文三)(朝日ジャーナル 23、30)、談話「世界と文化―この一年」(高瀬義夫)(朝日新聞27、28)

 

1978(昭和53)年   59歳

1月27日から5月5日まで15回、以後一時休載ののち1979年10月26日まで「続 日本文学史序説」を「朝日ジャーナル」に連載。
4月中国に一時滞在、北京・西安・龍門石窟など訪問。その後、1978年4月から1979年4月までと1978年10月から1980年5月までジュネーヴ大学(スイス)客員教授(Professeur invite, Faculte des Lettres, Universite de Geneve)として出講、マリー・デュフォー、フランク・デュナン、モニカ・デュナンらと親交を結ぶ。
10月 平凡社第1期「加藤周一著作集」全15巻刊行開始。

1月 12日NHKTV対談「文明と音楽」(吉田秀和と)、R・ベルヴァル「大戦前後の詩神たち(一)」(矢島翠と共編訳:図書)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)新百人一首の内」(1.4)、「藤村詩集」(ミセス)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)入試必勝社会科」(1.11)。「〈真面目な冗談〉(筆名 石)太平問答」(1.18)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)警視総監の責任」(1.25)、「続 日本文学史序説(一)」((朝日ジャーナル1.27)
2月 講演「わが青春と文学」(潮)R・ベルヴァル「大戦前後の詩神たち(ニ)」(矢島翠と共編訳:図書)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)福は内鬼は外」(2.1)、「続 日本文学史序説(ニ)〜(五)」朝日ジャーナル2.3、10、17、24)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)馬のお告げ」(2.8)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)宇宙人に聞く」(2.15)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)宇宙人に聞く(続)」(2.22)
3月R・ベルヴァル「大戦前後の詩神たち(三)」(矢島翠と共編訳:図書)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)浦島太郎」(3.1)、「続 日本文学史序説(六)〜(十)」(朝日ジャーナル3.3、10、17、24、31)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)ソマリアのバッタ」(3.8)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)陛下の御安眠」(3.15)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)成田不動」(3.22)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)動物と国民感情」(3.29)
4月 講演「古典の意味」(展望)、対談「中国とつきあう法」(桑原武夫と共著)(潮出版社)、「日本紹介への鍵」(国際交流 春季号)、推薦文「岩波現代叢書」内容見本、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)外人に恥ずかしい場」(4.5)、「続 日本文学史序説(十一)〜(十四)」(朝日ジャーナル4.7、14、21、28)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)売られる花嫁(広告)」(4.12)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)神集い」(4.19)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)マルコポーロ言語学」(4.26)
5月 対談「演劇のなかの運命と個人―ギリシャ悲劇を中心に」(木下順二と)(世界)、R・ベルヴァル「大戦前後の詩神たち(四)」(矢島翠と共編訳:図書)、「続 日本文学史序説(一五)」(朝日ジャーナル5.5)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)中性子」(5.10)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)白鳥」(5.17)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)空港の生理的条件」(5.24)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)モロ事件秘話」(5.31)
6月 R・ベルヴァル「大戦前後の詩神たち(五)」(矢島翠と共編訳:図書)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)侮外病と恐外病」(6.7)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)武器よ永遠に」(6.14)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)そんなに急いでどこへ行く」(6.21)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)娑婆苦」(6.28)
7月 
R・ベルヴァル「大戦前後の詩神たち(六)」(矢島翠と共編訳:図書)、「戦後の日本:転換期を迎えて―国際シンポジウム」(R・P・ドーアと監修)(講談社新書)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)中国の脚のために」(7.5)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)ジョンソン博士の棒」(7.12)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)自然に還れ」(7.20)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)海外新婚旅行案内」(7.26)、討議「文化背景としてのナショナリズム」(橋川文三、A・Valota、H・K・Nishio、西尾陽太郎、Yves-Marie Allioux、J Swyngedow)「転換期を迎えた戦後日本」(高橋正雄、R・P・ドーア、市井三郎、隅谷三喜男、石田雄、J・ピタウ、永井道雄)(福岡ユネスコ協会)(「FUKUOKA UNESCO」第13号)
8月「雑誌「知性」の時代」(『知性コミュニケーションズの21年』(「知性と私」の一本)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)戌午公論」(8.2)「〈真面目な冗談〉(筆名 石)サロニカの月」(8.9)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)国際オセロ学会(上)(下)」(8.16、23)
9月「〈真面目な冗談〉(筆名 石)ヨーロッパ便り」(9.6)
「〈真面目な冗談〉(筆名 石)スターリンの水汲み」(9.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)試験天国」(9.20)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)愛される皇帝」(9.27)
10月 「一休という現象」(日本の禅語録12:「一休」柳田聖山と共著:講談社) 月報「「狂雲集」虚実(一)〜(四)」(79年1、5、7月)(柳田聖山、Sonja Von Nostrandと)、「加藤周一著作集3:日本文学史の定点」(平凡社)
11月 「山中人陂b」(上)(中)(下)(朝日新聞11.16、17、18)(連載とは別)、「加藤周一著作集12:藝術の精神的考察II」(平凡社)「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)総裁公選」(11.8)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)スイスの時計」(11.15)「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)カレー粉とワサビ」(11.22)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)ノーベル平和賞」(11.29)
12月 「加藤周一著作集6:近代日本の文学的伝統」(平凡社)(「現代日本作家の諸問題」(矢島翠訳)初出)
、「紀行全集世界体験5 イギリス・ドイツ」阿部知二/加藤周一他(河出書房新社)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)南無アミダ仏」(12.6)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)猫とねずみ」(12.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)降誕祭と復活祭」(12.20)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)蕪風師走」(12.23)

 

1979年(昭和54)年   60歳

6月元号法制化、12月ソ連アフガン侵攻

1月から1982年9月まで再び雑誌「思想」(岩波書店)編集委員になる。
4月 ヴィーンでりヒアルト・シュトラウスを聴く「アルペン交響曲」(アンドレ・プレヴィン指揮ヴィーンフィル・ムジークフェライン 4.8)、「影のない女」(国立歌劇場 4.9)、ジュネーブよりタイを経て帰国、
5月26日講演「森鴎外について」(
日本近代文学会春季大会・上智大学)、
8月13日、福永武彦死去。
10月2日から1980年4月1日まで NHKTV大学講座「科学と文学」担当, パリでの日仏学術シンポジウムに出席、
11月8日講演「現代―現実とイデオロギー」(岩波文化講演会・東京)、
12月 16日・17日 国際シンポジウム「ユネスコの『マスメディア宣言』をめぐって」に出席、討議「マスメディアと各国における国際理解を促す諸条件」(伊藤正巳、梅津菊次郎、西川潤、J・M・ベラ、G・アンドラーデ)


1月対談「先進国の役割と課題」(ウィリー・ブラントと)(朝日新聞1.1)、「加藤周一著作集9:中国・アメリカ往還」(平凡社)(「中国再訪」書下ろし)、「美しい時間」(ミセス)連載開始。「〈真面目な冗談〉(筆名 石)欧米寒波」(1.17)、対談「知識と信条・「反科学」について」(田辺振太郎)(展望)
2月「加藤周一著作集1:文学の擁護」(平凡社)、「龍門石窟」(ミセス)(「小さな花」・かもがわ出版:2003・所収)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)差別用語の廃止」(2.5)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)鎖国のすすめ」(2.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)アムネジア・インタナショナル」(2.19)
3月「加藤周一著作集8:現代の政治的意味」(平凡社)、「雑種文化の行くえ」(「日本の魅力:ドナルド・キーン対談集)(中央公論社)
「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)アメリカ一辺倒五つの愉しみ」(3.5)、「美味」(ミセス)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)国防策」((3.12)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)枕草子」(3.19)
4月「加藤周一著作集13:小説・詩歌」(平凡社)、「ポール・ロワイヤール論理学」(ミセス)、「〈山中人陂b〉(〈ホロコースト〉について)(朝日ジャーナル4.6)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)ハンコロジー」(4.2)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)倣杜詩贈越南使節」(4.10)
5月「青きドーナウ」(ミセス)、「加藤周一著作集10:ある旅行者の思想」(平凡社)」、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)コーヒーとベートーベン」(5.1)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)イタリア問答」(5.8)、「誄」(遠藤麟一朗他「墓一つづつたまわれと言へ」(「遠藤麟一朗 遺稿と追憶」青土社)、「西ヨーロッパの岐路―保守化にも必ず幻滅」(朝日新聞5.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)明日は明日の風が吹く」(5.14)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)昨日の敵は今日のカミ」(5.21)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)新聞旧聞」(5.28)
6月「加藤周一著作集4:日本文学史序説(上)」(平凡社)、「ねむの木のうた」(ミセス),「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)政治決着」(6.4)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)国民の総意に基づくワイロ」(6.11)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)チリなべ」(6.18)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)日本外交」(6.25)
7月「加藤周一著作集7:近代日本の文明史的位置」(平凡社)、「スポレートの教会」(ミセス)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)国語の問題 模擬試験」(7.2)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)謎々」(7.9)、「誰が星の空をみたか―『子午線の祀り』をめぐって」(朝日ジャーナル7.13)、「〈真面目な冗談〉(筆名 石)Carterian Linguistics」(7.16)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)車中問答」(7.23)、「〈真面目な冗談〉(筆名 兆)当世文士心得」(7.30)
8月「加藤周一著作集11:藝術の精神史的考察I」(平凡社)、「管弦楽」(ミセス)、対談「『8.15』35年目の展望」野間宏と)(毎日新聞8.6−8)、「〈山中人陂b―フランケンシュタインについて」(潮)、「「福永武彦の死」(朝日新聞8・15)、「誅」(『中島健蔵への追悼文』:日中文化交流)、「続 日本文学史序説(一六)〜(一八)」(朝日ジャーナル8.10、17=24合併号、31)
9月「加藤周一著作集14:羊の歌」(平凡社)、「日本紹介への鍵」(季刊国際交流・第21号)、『海女(あま)』(ミセス)、「続 日本文学史序説(一九)〜(ニニ)」(朝日ジャーナル9.7,14、21、28)
10月「加藤周一著作集2:現代ヨーロッパ思想註釈」(平凡社)(「サルトル論以前」(著作集2))、「選者から 大仏賞 人と作品」(あさひ10.1)、(「小さな花」(ミセス)、「NHK大学講座 科学と文学」(日本放送出版協会)、「〈推薦文〉人と方法」(岩波書店「木下杢太郎日記」内容見本)、「続 日本文学史序説(二三)〜(二五)」(朝日ジャーナル10.2、19、26)
11月「加藤周一著作集15:上野毛雑文」(平凡社)、「ヴェネツィアの冬」(ミセス)
12月「石川淳:言葉の力」(図書)、「美しい顔」(ミセス)、『転形期 80年代へ』(鶴見俊輔・日高六郎・高畠通敏・共著)(潮出版社)(座談会「『三島』を通して天皇制と大衆を考える」(鶴見俊輔・日高六郎・高畠通敏)、「黄昏の時代・70年代から80年代へ」(木村^一、広瀬嘉夫ほか NHK教育TV)、談話「世界と文化―この一年」(「毎日新聞」12・25-26 聞き手:高瀬善夫)



・「Six Lives Six Deaths: Portraits from Modern Japan, Yale University Press, New Haven and London」(『日本人の死生観』1977の原著英語版)、
・「A History of Japanese Literature: The First Thousand Years I」(trans. David Chibbett 序章から第5章の英語版) ( The Macmillan Press : London and Bisingstoke) ( Paul Norbury Publications: Kent)
(Kodansha:Tokyo)
・「Ikkyu Sojun: Im Garten der schonen Shin,Die lasterlichen Gedichte des Zen-Meisters"VerruckeWolke", Aus dem Japanishen ubersetzt. kommentiert und eigeleitet von Shuichi Kato und Eva Thom. Diederichs. Dusseldorf-Koln」(加藤・Eva Thom・S・Schumacher 共著・「狂雲集」抄訳(仮訳:「一休宗純:森女の苑」)



1980(昭和55)年  61歳

4月15日 サルトル死す  春訪米 ニューヨークへ


2月15日 講演「文体ということ」(第139回ことばの勉強会:山本安英の会:東京)
7月7日から1984年5月31日まで「山中人陂b」を朝日新聞夕刊に月1回連載。
7月 NHK長期ビジョン委員会の委員となる。(〜82.1)
9月 北欧4ヶ国の日本研究者の会合で講演するため、オスロ(ノルウェー)訪問。
10月1日「日本文学史序説」で第7回大佛次郎賞受賞。(*「序説」は現在までに、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・中国語・ルーマニア語に翻訳刊行されている。)



受賞式で、矢島翠と

1月「文学のひろば」(文学)(改題:「文学研究のこと」)
3月対談「なぜ外国人教員を差別するのか」(日高六郎)(潮)、「文化の創造と消費-時代を語る@-」(広告批評 マドラ出版)
4月「日本文学史序説(下)」(筑摩書房)
(第十一章「工業化の時代」初出)新装版「言葉と人間」(朝日選書)(朝日新聞社)「男女平等あわせて横流し文化のこと-時代を語るA-」(広告批評 マドラ出版)
5月『加藤周一著作集5:日本文学史序説(下)」(平凡社)
(「終章 戦後の状況」 初出)『加藤周一著作集 附録 真面目な冗談』(平凡社)、対談「日本文化の特殊と普遍」(渡辺守章と)(世界)、増補改訂版「日本現代文学全集104」(唐木順三・臼井吉見・花田清輝・寺田透・加藤周一集)、「中野重治文再読」(『中野重治全集28』月報・筑摩書房)、「無題」(『千艸』(加藤周一特輯)表紙:ちくさ正文館書店)
6月「美しい時間」(湯川書房・
限定150部新版「真面目な冗談」(平凡社)、「サルトルのために(上)(下)」(毎日新聞6.3=4)、対談「西欧・アジア・想像力」(中村真一郎と)(「國文学 解釈と鑑賞の研究  旅の発見 (異国のなかの日本人))、
7月「「なしくずし」の過程について―田中慎次郎『はしくれ帖』」(朝日ジャーナル7・4)、「〈山中人陂b〉日米保守化のこと」(朝日新聞7.7)、対談「日本文化と時間」(渡辺守章と)(「時間の部屋 複数のことば」(エピステーメー選書・朝日出版社)、シンポジウム「観世寿夫と現代」(横道萬里雄・観世静夫・坂東玉三郎・司会渡辺守章)(「幽玄ー観世寿夫の世界」(リブロポート)、「マスメディアと各国における国際理解を促す諸条件-マスメディアと文化・社会-」(伊藤正巳、根津菊次郎、ホセ・M・デ・ベラ、グスタボ・アンドラーデ、西川潤)(福岡ユネスコ協会)(「FUKUOKA UNESCO」第15号)
8月「〈山中人陂b〉原爆35年・日本とカナダ」(8・1)、談話「この20年の日本と世界―60年安保からアフガンまで」(潮)、
9月「〈山中人陂b〉ピカソ回顧」(9・8)、「金大中氏の現状について」(河野健二・澤地久枝・加藤周一・中野孝次・松本清張・高橋健二・灰谷健次郎・森恭三・中野好夫・郷静子ほか)(世界)

10月「「現代詩」第二芸術論」(現代詩論大系1 1946-1954)(新装版・思想社)、「第七回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.1)「〈山中人陂b〉中立主義再考」(10・14)、「〈推薦文〉平凡社版「日本人の自伝」」(内容見本)
11月「無題 Li-Lan個展」(パンフレット(和文・英文):南天子画廊)、対談「社会主義とは何か」(都留重人と)(朝日新聞11・1−2)「〈山中人陂b〉二つの映画」(11・10)、
12月「文学のことば」(文学)(改題:「翻訳のこと」)、対談「Illusions of Industrialization」(I.Illichと)(The Daily Yomiuri:「現代産業文明の生体解剖」(読売新聞)(11・15−18)
、対談「日本文学史の方法」(前田愛)(ちくま)、談話「この一年―加藤周一氏に聞く」(上・中・下)(聞き手:高瀬善夫)(毎日新聞12・22−24)

*不明 「〈推薦文〉試されるその志と力」(日本科学者会議編『現代社会と科学』リーフレット:大月書店)

 

1981(昭和56)年   62歳

1月29日講演「国際文化交流の意味−平和と安全保障を考える」(福岡ユネスコ協会)、1月 パリ・スイスへ。
3月23日24日NHKTV「歌舞伎の世界〈美〉〈心〉」に出演、この月パリから帰国。
4月講演「戦後日本再考」(高崎哲学堂)、
5月 カリフォルニアUCLAバークレー校で会議、講演「Cometitive Groupism in Japan』(仮訳「日本における競争的集団主義」)(収:The Japanese Challenge and the American Response: A Symposium Reserch and Policy Studies, No6, Institute of EastAsian Studies, University of California, Berleley,1982 )
6月サンフランシスコに一時滞在、6月14日 フィンランド・ヘルシンキのフィンランド日本文化友の会主催の会合で英語で講話(「日本文学の特徴について」)、6月15日〜18日 ヘルシンキの北ラハティでの「神話と文学」についての国際作家会議に出席、この後ソ連に行く。
9月から12月まで ブラウン大学(北米)歴史科へ出講(Visiting Professor,Department of History, Brown University)
12月北米からフランスへ。

1月「《llettres japonaises]》 L'incarnation d'un conflit fondamental ; Le Monde 2 Janvier)(仮訳:「日本文学:根本的対立の顕在化」)(1・2) 「独自の道を切り開け」(公文俊平)(山形新聞)、新装版「マチネ・ポエティク詩集」(思潮社)、対談「われらの世紀の芸術家たち―グラビアにふれて」(中村真一郎と)(世界)、「〈推薦文〉二葉亭問題」(『二葉亭四迷全集」内容見本:岩波書店)、対談「反戦の『国民的記憶』がいま、ためされている」(大岡昇平と)(朝日ジャーナル1.2、9)、「映画・東京・「岩波ホール」」(『友』 Iwanami Hall 139号:岩波ホール)、「『翁三番叟を観る会』公演プログラム・パンフレット 1.10」(万作の会)(改題:「万作十牛図」)、「〈山中人陂b〉国際交流について」(1・16)、
2月「〈山中人陂b〉 危機の言語学的解決について」(2・10)、「桑原武夫私記」(『桑原武夫集』10:月報:岩波書店)、「〈推薦文〉意味の大きい日本語訳」(「世界古典文学全集」(筑摩書房:内容見本)
3月「〈山中人陂b〉 空中読書または『ルーダンの悪魔』の事」(3・13)座談会「石川淳論」(佐々木基一、中村真一郎)(「石川淳選集17」:岩波書店)、「歌舞伎の世界 第二部 心」(井上ひさし、中村扇雀)(NHK教育TV
4月「〈山中人陂b〉桜に鶯・CARICATURA」(4・13)、「〈推薦文〉何故杢太郎全集か」(岩波書店「木下杢太郎全集」内容見本)、対談「いまこそ平和への構想力を」(久野収と)(現代の眼)、
5月「〈山中人陂b〉 軍国主義反対再び」(5.12)、池田満寿夫と対談「エロスの美学―比較文化講義」(朝日出版社)、「宮本百合子のソ聯体験」(『宮本百合子全集18巻』月報24 新日本出版社)、
6月「〈山中人陂b〉 教育雑談」(6・15)
7月「絵との出逢い 一枚のボナールに」(マダム)、「〈山中人陂b〉民主主義のために」(7・14)、「序・フランスから遠く、しかし・・・」(『パリ1930年代―詩人の回想』)(ルネ・ドゥ・ベルヴァル、矢島翠編訳)((岩波新書)、「The Japan Myth Reconsidered: 仮訳「日本・再考される神話」(Democracy 198)、講演「国際文化交流の意味−平和と安全保障を考える」(「国際文化交流をめぐって」(福岡ユネスコ会誌16号)、対談「戦争と平和」(吉田秀和)(本の窓 小学館)
8月「〈山中人陂b〉『フィンランド化』再考」(8.4)、
9月談話「日米軍拡路線への対応策」(潮)、座談会「国語教育への提言」(大村はま、金田一春彦、益田勝実)(文学 岩波書店)、「〈山中人陂b〉福永武彦の『百花譜』」(9・11)
10月「第八回 大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.1)、「〈山中人陂b〉北米旅情」(10・23)、「私がすすめる三冊―伝記・評伝」(朝日新聞1.28)
11月「〈山中人陂b〉スタインバーグは言った」(11・10)、
「The Japan: A peaceful search for peace 仮訳「平和を平和裡に探る日本」(The Boston Globe 11・23)、
12月「〈山中人陂b〉「核の傘」の神話」(12・22)


「A History of Japanese Literature: The first thousand years I」(Kodansha International ,Tokyo,
NewYork and San Francisco 1981 Paperbuck)、
・「Form, Style, Tradition:Reflections on Japanese Art and Society」」(Kodansha International Paperbuck)

・「William Turner und England」(「Bluten im Wind」:Barbara Yoshida-Kraft)(Essays und Skizzen der japanischen Gegenwart. Herausgegeben und ubertragen : Tubingen: Edition Erdmann

 

1982(昭和57)年    63歳

4月 現代キリスト教セミナー神戸学生青年センター10周年記念講演「日本文化の課題」、
6月初旬 フランス(フォンテーヌブロー)での「現代日本研究セミナー」(仏科学技術省主催)の出席。
7月29日‐31日第5回九州国際文化会議「80年代の国際社会と日本」(福岡ユネスコ協会)に出席、講演「日本文化の普遍性と特殊性およびコミュニケーションの問題」、
8月23日「毎日21世紀賞」審査委員の一人として審査(第1回〜第14回)、
11月カナダ・エドモントン訪問(ソーニャの招待)、11月4日NHK教育TV対談「現代社会と文学―アルベルト・モラヴィアにきく

1月から1983年12月まで「絵のなかの女たち」(マダム)に毎月連載24回。「〈絵のなかの女たち〉モディリアーニの裸婦」(マダム)、「〈山中人陂b〉『ニコラス・ニックルビ』観劇の事」(1・22)
2月「〈絵のなかの女たち〉 『源氏物語絵巻』または女の髪の事」、「〈山中人陂b〉教科書検閲と『ユーフェミズム』」(2・12)、鼎談「明治文学における伝統と革新」(篠田一士、紅野敏郎)(ちくま 筑摩書房)
3月「〈絵のなかの女たち〉 「一角獣の女」(マダム)、「〈山中人陂b〉随筆についての随筆」(3・23)、「「保護者」が「被害者」に転じたアメリカの占領者意識
」(宮崎勇)(朝日ジャーナル26日)
4月「〈絵のなかの女たち〉クリムトのダナエ」、鼎談「新たな日本の選択探る―サンフランシスコ講和発効から30年」(鈴木治雄・宮沢喜一)(毎日新聞4・26)、「〈山中人陂b〉「国際的責任」について」(4・30)、
5月「
〈絵のなかの女たち〉後姿の女たち」、「〈推薦文〉大岡昇平・人と作品」(『大岡昇平全集」内容見本・岩波書店)、「〈山中人陂b〉日本歴史の七不思議」(5・17)、
6月「〈絵のなかの女たち〉女の眼の語ったこと」
座談会「文化の時代」の日本の進路(加藤秀俊、公文俊平と)(『われわれに未来はあるのか』)(山陽新聞社出版局)、「〈山中人陂b〉訳詩偶感」(6.22)、
7月「〈絵のなかの女たち〉 女の描いた女」、「〈ヒーローの履歴書 一休宗純:二人一休」(太陽)、「〈山中人陂b〉遠い戦争」(7・19)、「序」(青木信二『狂言―野村万蔵の世界』序文:朝日ソノラマ)、「Les voies diverses de la litterature contemporaine」(Le Monde Diplomatique) 対談「日本文化の雑種性」(長谷川泉)(古典と現代 明治書院)
8月「〈絵のなかの女たち〉 歌麿の女の胸」、「〈山中人陂b〉遠くて近きもの・地獄」(8・20)(改題:「『なしくずし』という事」)、「第一回毎日21世紀賞選評」(朝日新聞10.1)
9月「〈絵のなかの女たち〉ゴヤの版画の魔女」、「〈山中人陂b〉 日本社会の七不思議」(9・14)、討論「再び 核戦争の危機に文学者はどのように対するか
」(伊藤成彦、小田実、黒古一夫、小中陽太郎、星野光徳、李恢成、西田勝)(季刊『文学的立場』 八木書店)、「東京━パリ」(森有正、毛利真美 森有正対話篇T)
10月「第九回 大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.1)、「教科書検閲の病理」(世界),「〈絵のなかの女たち〉自由の女神」、「〈山中人陂b〉映画一つ・小説一つ」(10・18)、「加藤周一氏に聞く」(江藤啓一、北野克)(全国連会報 全国高等学校国語教育研究連合会)
11月「〈絵のなかの女たち〉 クラナッハの女たち」
、「鍋島元子さんを聴く」(「鍋島元子チェンバロリサイタルーラテンとゲルマンの世界」リーフレット:スズキ・アート・エージェンシー)、「〈山中人陂b〉日本の伝統における空間と時間の概念」(11・22)、
12月「
〈絵のなかの女たち〉 アヴィニヨンのピエタ」、「〈山中人陂b〉ゲオルク・ビュッヒナァ回顧」(12・16) 


・「Forma, stil, traditie: consideratii despre arta si societatea japoneza, Editura Meridiane, Bucuresti, 1982 」(S・Mijalescu訳)(「芸術論集」の英語版のルーマニア語訳)

1983(昭和58)年    64歳

9月 大韓航空機サハリン上空でソ連軍機に撃墜される。10月 米軍グレナダ侵攻 
ヒルダ50歳の誕生日を前にして亡くなる。以後、ソーニャ(1971〜)11歳(のちに アンドレアス・メアラス・ポコニーと結婚してマチアス・シュウイチ・カトーを生む)は、ヒルダの妹スージーが養育する。

1月―6月 ケンブリッジ大学客員教授として出講(Visiting Professor, Department of Asian Studies, Clare Hall, University of Cambridge)。
4月29日パリ、コレージュ・ドゥ・フランスで「徳川時代の主観主義と現代の日本」を仏語で講演。マネー展、クロード・ロラン回顧展を見る。
7月 ストックホルムでSwedish Institute主宰の日本・スウェーデン文学者の集まりに、大庭みな子母娘、大岡信・深瀬サキ夫婦とともに矢島翠と出席。
7月23日、24日岩波書店創業70年記念シンポジウム「日本の生き方と平和問題」に参加(東京)、
10月―1984年7月まで アドリアーナ・ボスカロ教授の要請でヴェネツィア・カ・フォスカリ大学日本学客員教授(Professore invitato, Seminario di Lingua e Letteratura Giaponese, Universita di Venezia) として赴任、ヴェネツィアに滞在。サルーテ教会の裏手 Dorsoduro 92A
(矢島翠「ヴェネチア暮らし」参照)
10月末 フランス・リヨン大学政治学部で講演「政治による世論操作」。

1月対談「ニッポン人の発想」(安岡章太郎と)(太陽)、「〈絵のなかの女たち〉踊る女」、「〈山中人陂b〉[ 「驚くべき日本」について」(1.26)、「毎日21世紀賞論文募集 国際寄稿シリーズ」欄 (毎日新聞1.1)
2月「
〈絵のなかの女たち〉ピカソが愛した女」、〈山中人陂b〉英国からの便り」(2・15)、
3月
「〈絵のなかの女たち〉褐色の肌と楽園」、〈山中人陂b〉『加藤道夫全集I』読後」(3・31)、「異なる水準にあらわれる内容の豊かさ」(エキプ・ド・シネマ『恋の浮島』プログラム・岩波ホール)、「外交官モラエスの変身―映画『恋の浮島』を見て」(朝日ジャーナル3.18)
4月
「〈絵のなかの女たち〉働く女」、〈山中人陂b〉再び英国から」(4.22)、
5月
「〈絵のなかの女たち〉細密画の女」(のちに「そしてインドでは」と改題)、〈山中人陂b〉風景画について」(のちに「クロード・ロランと風景画」と改題)(5.20)、
6月
「〈絵のなかの女たち〉肉体は悲し」、
7月「〈絵のなかの女たち〉老いた女の美しさ」、
〈山中人陂b〉北国再訪」(7・15)、
8月
「〈絵のなかの女たち〉偶像の誕生」、〈山中人陂b〉怪談三つ」(8・16)
9月「〈絵のなかの女たち〉
ムンクの場合」、〈山中人陂b〉日本式結婚」(9.8)、
「山中人陂b」(福武書店)
(担当 尾吹万里)「Un sentiment d'appartenance」(仮訳「所属の感覚について」)(Spirales)、「知識と枠組と」(『講座日本思想』内容見本:東京大学出版会)、「〈推薦文〉『日本古典文学大辞典』の効用への期待」)(岩波書店・内容見本)、「第二回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.23)、「ヨーロッパの日本文学」(J・オリガス、メラノヴィッチ)(NHK教育TV 27日)
10月「第十回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.1)、「東照宮またはコピーの集大成」(のちに「東照宮再見」と改題)(太陽)、
〈絵のなかの女たち〉美しい衣装」、〈山中人陂b〉ミニ・アウシュビッツ」(10・18)、「知識と枠組と」(『講座 日本思想』内容見本 東大出版局)
11月
「〈絵のなかの女たち〉ドゥガ・問いと答え」、「戦後文学史上、思想史上の記念碑」〈編者のことば〉『中野好夫集』(加藤周一・木下順二編集)内容見本」(筑摩書房)、〈山中人陂b〉世論操作について」(11・18)
12月「
〈絵のなかの女たち〉春信の女」、〈山中人陂b〉ゴルドーニ回想録」(12.16)、「日本の生き方と平和問題」(隅谷三喜男、上山春平、宇沢弘文、大江健三郎、加藤周一、坂本義和、進藤栄一、豊田利幸、宮崎勇)岩波書店編集部編)、講演「日本文化の普遍性と特殊性およびコミュニケーションの問題」(第5回九州国際文化会議 80年代の国際社会と日本」(福岡ユネスコ会誌18号)


・「A History of Japanese Literature 2: The Years of Isolation」(『日本文学史序説]』6−8章 英訳)「3:The Modern Years」「『日本文学史序説』9−終章 英訳)( Don Sanderson訳) (Kodansha International Tokyo New York and San Francisco)

1984(昭和59)年   65歳

5月7日―9日第1回日仏文化サミット「文化の将来」(フランス文化省・朝日新聞社主催)(箱根)に出席、ジャック・ラング、ジャック・デリダ、エドガー・モランらと。基調報告「大衆民主主義のゆくえ」。
5月30日林達夫の葬儀で弔辞。
6月7日〜15日 イタリアでの「第20回ペサロ映画祭 日本映画特集」にパネリストとして矢島翠らと出席。
7月から「夕陽妄語」を朝日新聞夕刊に毎月1回連載開始(08.3.26までは夕刊に、それ以降は朝刊に掲載。休載あり)(担当:学芸部 四ノ原恒憲)
8月、陳舜臣夫妻らと中国旅行、北京。蘭州・敦煌石窟などを見る。
11月から1985年6月まで 平凡社大百科事典(16巻)編集長となる。「中野好夫集」(筑摩書房・11巻)編集(木下順二と)
、「人類の知的遺産」(講談社)の企画委員(市井三郎・加藤周一ほか4名)、
11月24日 講演「自由民権百年・第2回全国集会 自由と・または・平等」(早大)

1月―12月「絵―隠された意味」(太陽)毎月連載12回。
1月「〈絵―隠された意味〉光琳の内面」、〈山中人陂b〉「歴史の教訓「」(1・19)、
2月「〈絵―隠された意味〉秩序の破壊」、
〈山中人陂b〉「19世紀のヴェネツィア展」」(2・29)、
3月
「〈絵―隠された意味〉永遠の今」、「〈推薦文〉『中村真一郎評論集成』の出版を歓ぶ」(内容見本・岩波書店)、
4月
〈絵―隠された意味〉キリストの孤独」、『日本の名著18 富永仲基・石田梅岩』(新装版)(中公バックス)(中央公論)「人類の知的遺産7―サルトル」(講談社)、「林達夫を思う」(朝日新聞4・27)、「The Source of Contemporary Japanese Culture 〈Cultural tradition in Japan today1〉Nippon Steel News 167)(現代日本文化の根源1987.9)
5月「〈絵―隠された意味〉空即是色」〈山中人陂b〉イタリア旅情」(5・31)、「山中人陂b」終結)。
6月「〈絵―隠された意味〉肉体の存在」、「〈推薦文〉日常生活で事典を活用する読者のために」(平凡社版『大百科事典』内容見本)
7月「〈絵―隠された意味〉意識の内面」、『日本文化のかくれた形』(岩波書店、加藤周一・木下順二・丸山真男 武田清子編)(加藤講演「日本社会・文化の基本的特徴」収録)、7月「〈夕陽妄語〉夕陽妄語の辯―懐疑と意見」(7.24)、
8月
「〈絵―隠された意味〉信ずべき者」、〈夕陽妄語〉『薔薇の名』読後」(8.23)、「追悼・林達夫」(月刊百科262号)
9月
「〈絵―隠された意味〉対象との距離」、〈夕陽妄語〉敦煌所感」(9.21)、「第三回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.23)
10月「〈絵―隠された意味〉聖から俗へ」、
「〈夕陽妄語〉安危在是非」(10.22)、「第十一回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.1)、「序」(鬼川太刀雄『野暮の構造』近代文芸社)、対談「今、なぜ百科事典か」(中村紘子 月刊百科 特別号 15日 平凡社)
11月
「〈絵―隠された意味〉偉大な時代錯誤」、「大百科事典を編む」(平凡社)、「『大百科事典』の編集方針について」(平凡社)
、「現代と百科事典」(日本海新聞11・9), 「〈推薦文〉梅谷文夫・水田紀久『富永仲基研究』(和泉書院・オビ)、「素晴らしい旅」(日中文化交流375臨時増刊)
12月「〈絵―隠された意味〉偶然の創造」、「〈夕陽妄語〉『イグナチウス・デ・ロヨラ』の余白に」(12・3)


・「Irmela Hijiya Kirshnereit, Selbstenblossungsrituale : Zur Geshichte der autobiographischen Gattung " Shishosetsu" in der modernen japnischen Literatur:(仮訳「日地谷=キルシュネライト著『私小説―自己暴露の儀式』)The Jounal of Japanese Studies, Vol10-1, winter1984)

 

1985(昭和60)年  66歳

1月1日ー2日 NHKTV対談「日本の文化力」「過剰情報の時代」(桑原武夫)、吉満善彦全集編集委員(垣花秀武・加藤周一・渡辺秀)、
4月12日講演「戦後世界と日本」(国民国家会議)(東京)、4月30日シンポジウム「戦後四十年、第二次大戦と今日の世界」(上智大)、に出席し討論する。
5月米子・ミホ神社へ、
6月JCJ(日本ジャーナリスト会議)六月集会 テーマ「国家機密法」(スパイ防止法)で講演「アメリカによる支配の内面化」(日仏会館)、6月フランスのシンポジウム「現代日本文化における革新」(スリジー・ラ・サル))に出席 連続セミナー「現代日本の創造とクリエーターたち」で講演。
7月1日−4日 第2回日仏文化サミット「創造とコミュニケーション」に出席。(アルケスナン王立製塩場跡/パリ) この後ノルマンディーでの日仏会議に出席? 
7月? フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ(Chevalier des Arts et des Lettres)を授与される、平凡社顧問となる(〜03・6)、7月27日講演「科学と文学・太田先生の場合」(太田先生(木下杢太郎)生誕百年記念会)、
8月1日 講演「翻訳が日本を作った」(全国高校国語教育研究連合会・沖縄)、そのあと石垣島でアカマタ・クロマタの祭りを見る。8月講演「日本・現在の状況」(日本ジャーナリスト会議六・八集会)、
9月ジュネーヴその他に滞在したあと、 ローマで第1回日伊近代史比較研究会議(「イタリア自由主義国家と明治時代」)(イタリア・リソルジメント史研究所)に出席、
10月19日緊急シンポジウム「『1%問題』と軍縮を考える」(宇都宮徳馬ら19名)に参加、
11月4日講演「下町国際シンポジウム 人間と都市」(毎日新聞社)(東京下町ライブ計画実行委員会主催・東京)、対談「民族の文化誕生のためには*」(
原太郎と

1月「吉満善彦覚書― 『詩と愛と実存』をめぐって」:「吉満善彦全集5」編集・解説(講談社)、「自由と・または・平等」(世界)、「〈夕陽妄語〉『中野好夫集』再読」(朝日新聞1.21)
1月より12月まで太陽連続対談「加藤周一と仕事いきいき女たち」掲載(吉永小百合・中山千夏・岸恵子・下村満子・白洲正子・富岡多恵子・中村紘子・如月小春・吉田ルイ子・朝吹登水子・楠田枝里子・石岡瑛子)、対談「文化の翻訳、複数の言葉」(渡辺守章と)(月刊百科267号)、
2月対談「『昭和の60年』をどうとらえるか」(日高六郎と)(潮)、「〈夕陽妄語〉『若者向け』の文化について」(2・18)、「宮川寅雄先生墓誌」(日中文化交流380)
3月「富岡鉄斎」(平凡社大百科事典10巻)、「百科事典の使い方」(読売新聞3・12)、「〈夕陽妄語〉軍拡・オモテとウラ」(3・19)、
4月「〈夕陽妄語〉シャガール回顧」(4・19)、

5月
「絵のなかの女たち」(南窓社)、「高田博厚著作集I:解説」(朝日新聞社)、「〈夕陽妄語〉ミホ神社の神事」(5・24)
6月「日本/日本文学―定義の方法・定義の国籍・日本文学とは何か・日本文学の特徴」「日本―地理学的条件・人類および言語・社会文化の特質」(平凡社大百科事典11)、「林達夫」(平凡社大百科事典12)、「批評」(平凡社大百科事典24)、「〈夕陽妄語〉遥かなるニカラグア」(6・20)、
7月「随筆 ヴェネツィア住まい」(同時代45号:黒の会)、「〈夕陽妄語〉日仏会議余聞」(7・22)、「山崎剛太郎の脱出」(山崎剛太郎『薔薇物語』栞(付録):雪華社)
8月「鴎外・茂吉・杢太郎」(神奈川近代文学館9)、「平等を装った柔らかい管理社会」(朝日ジャーナル8・16=23合併号)、「〈夕陽妄語〉アカマタ・クロマタ」(8・22)、、「国語教育ニ点」(『月刊国語教育』47)
9月「第四回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.17)、「現代の古典劇」(『子午線の祀り』山本安英の会・第3次公演・パンフレット)、
「〈夕陽妄語〉真夏の夜の〈悪〉夢」(9・20)、
10月「第十二回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.1)、「〈夕陽妄語〉日伊比較事始」(10.22)、

11月「「国際的責任」ということ」(『機関誌連合通信』号外:機関誌連合通信誌)、(「〈夕陽妄語〉旅の小説三つ」(11・22)、対談「文化と伝統を語る」(原太郎)(『原太郎対談集』大月書店)、対談「二十年たつと社会も百科事典も変わる」(太田治子)(シグネイチュア 日本ダイナースクラブ)
12月「現代の女の問題」(岩波講座 現代:女の一生 I −現代と女性:岩波書店)、「〈夕陽妄語〉八五年回顧」(12・20)

・「Histoire de la litterature japonaise」(tr. E・D・Sanders)
(tome 1, Des origines au theatre No, Fayard/Intertextes, Paris,1985)(『日本文学史序説』フランス語版:第1巻)

 

 

1986 (昭和61)年   67歳

12月 イランゲイト事件

4月―7月 コレヒオ・デ・メヒコ大学(メキシコシティ)アジア・北アフリカ研究センターへ出講(Profesor visitante, Centro de Estudios de Asia y Africa del Norte,El Colegio de Mexico)
8月18日〜21日 ETV対談「現代を凝視する」1 科学技術のもたらすもの(村上陽一郎)、2 情報化社会のなかで(宮迫千鶴)、 
3 芸術の復権(鈴木忠志)、4 国際政治の変容(グレゴリー・クラーク)、
10月4日講演「日本文化−現在から過去へ」(立命館大・秋季公開講演会)、10月末から11月13日まで、パリ、ヴィーン、ミュンヘン、ロンドン旅行。
11月14日シンポジウム「日本文学史について」(国際日本文学研究集会)(東京)(小西甚一・ドナルド・キーンほか)
11月15日講演「軍拡のメカニズム」(科学者による国際平和週間)、
12月加藤周一・木下順ニ・観世英夫・手塚治虫・山田洋二・外山雄三らにより「わらび座と文化運動を考える会」発足。
なお、この年アメリカのノイシュタート国際文学賞(Neustadt International Prize for Literature)の審査員(Juror)になる(オクラホマ大と雑誌「World Literature Today」の共催)。

1月「戦後40年―何が変わり何が変わらなかったか」(学士会会報770号)、「〈夕陽妄語〉マラルメとプルースト」(1・23)、「加藤周一さんと渋江抽斎を読む」(改題:『渋江抽斎』について)(朝日新聞1・26)、
2月「梁塵秘抄」(「シリーズ古典を読む23:岩波書店)「〈夕陽妄語〉2つの映画―バルカン半島から」(2・21)、「「空間・素材・表現」の展覧会に寄せて」(『現代芸術の地平―「空間・素材・表現」の新たな展開を求めて」展パンフレット:日仏学院)
3月「科学と文学・太田先生の場合」(太田先生生誕百年記念会文集・日本医事新報社)、「人間と都市」(下町―国際シンポジウム)(毎日新聞)、「コーヒータイムの哲学塾 」(古在由重ほか) (版の会編 同時代社, 1987),「〈夕陽妄語〉世論調査の天皇制」(3.20)、「三十周年を祝う」(日中文化交流398 臨時増刊)、対談「「日本的なるもの」とは何か」(橘川俊忠)(現代の理論)
4月「加藤周一と仕事いきいき女たち」(平凡社)
(担当 鷲巣力),「好きな詩」(俳句とエッセイ:牧羊社)、談話「『夕鶴』が日本人の心を動かすということ」(「夕鶴」1000回達成公演プログラム)、「〈夕陽妄語〉カトリック教会の役割」(4・15)、「〈推薦文〉仏典読むべし」(『仏教経典選』筑摩書房・内容見本)、講演「文化としてのスポーツ」(ミズノ・オピニオンズ・コンサート) 対談「国家をめぐって」(堀田善衛と)(「歴史と社会」7号)(リブロポート),国際化する日本語の座標軸 (座談会)「今なぜ日本語なのか」加藤秀俊(司会)梅棹忠夫/水谷修/伊東俊太郎/加藤周一/楠田實(国際交流)、
5月「中村真一郎と蝶々の話」(高原文庫1号)、「〈夕陽妄語〉『いじめ』流行」(5.22)
6月「Shuichi Kato;Japanese Wandering Professor and Conscience」(仮訳「加藤周一;世界を遍歴する教授・日本の良心」(聞き手:Cristine Chapman)(nternational Herald Tribune 6・9)、「知るということ」(新版 小学国語6下)(教育出版社)、「〈夕陽妄語〉所変われば」(6・19)、
7月「戦後世界と日本」(『戦後日本を考える』(筑摩書房)、「知るということ」(『新訂 小学国語』6下:教育出版)、「〈夕陽妄語〉ウシュマルの遺跡で」(7.22)、「河野夫妻の想出」(「河野先生の思い出」刊行会編『回想 河野与一 多麻』)
8月「〈夕陽妄語〉歴史の見方」(8・15)、「渡辺守章さんのラシーヌ」(『悲フェードル』上演プログラム:演劇集団円:青山スパイラル・ホール)
9月「〈夕陽妄語〉『続投』という比喩」(9.19)、「第五回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.21)
10月「伊太利亜讃歌」(太陽臨時増刊「ITALIA)、「コリオレイナスの問題」(『コリオレイナス』公演プログラム・PARCO劇場)、「第十三回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.6)、「〈夕陽妄語〉タバコ(と酒)の害について」(10・24)、「編者あとがき」(『貿易摩擦の社会学―イギリスと日本』岩波新書:R・P・ドーア著、加藤編、田丸延男訳)
11月「頭の回転をよくする読書術」(新装版)(光文社文庫)「〈夕陽妄語〉西遊記」(11・25)、「白井健三郎への手紙」(白井健三郎古稀記念論文集編集委員会編『彷徨の祝祭』・朝日出版社)、
12月「ヨーロッパ二つの窓―トレドとヴェネツィア」(堀田善衛と共著・対談、田沼武能・写真)(リブロポート)、
「〈夕陽妄語〉『新国家主義』の年の暮れに」(12・19)、「第二次世界大戦と現代」-日独仏国際シンポジウム-東京大学出版会(共編)(鼎談 中井晶夫、三輪公忠


・「Im Schatten des japanischen Wohlstands; Kritische Uberlegungen zu einigen neueren Bestsellern (仮訳:「日本の豊かさの幻影のなかで―若干の新らしいベストセラーに対する批判的な意見」(Japan und der Westen, Banc3, Politik, Kultur,Gesellschft, hrsg von Constantin von Barloewen und Kai Werhahn-Mees, Fischer Taschenbuch V/erlag, Frankfurt am Main)
・「Le philosophie de la subjectivite de l'epoque des Tokugawa et le japon contemporain」(G.P. Maisonneuve et Larouse. Paris)(83年4月29日パリ、コレージュ・ドゥ・フランスでの講演「徳川時代の主観主義と現代の日本」の仏文原文)、

・「Histoire de la litterature japonaise」(tr. E・D・Sanders)
(tome 2, L'isolement, du XVIIe au XIXe siecle, Fayard/Intertextes, Paris,1986)(『日本文学史序説』フランス語版:第2巻)
「Histoire de la litterature japonaise」(tr. E・D・Sanders)(tome 3、L'epoque moderne Fayard/Intertextes, Paris,1986)(『日本文学史序説』フランス語版:第3巻)
・「Foreword;(序文) Ikkyu and the Crazy Cloud Anthology; A Zen Poet of Medieval Japan, University of Tokyo Press1986 (Sonja Arntzen抄訳:一休『狂雲集』)
・「Le temps et i'espace dans la culture japonaise」(Alain Jouffroy et al. Pour un temps: Ecritures japonaises. Centre Georges Pompidou. Paris」

1987(昭和62)年   68歳

4月 プリンストン大学(北米)に出講(Visiting Professor, Department of American Studies, Princeton University、コロンビア大キャロル・グラック教授のゼミで話す。(四方田犬彦が参加)、5回連続講演「一日本人の見た米国」(America as seen by a Japanese), (ニュージャージー州イセ文化基金)、
5月30日シンポジウム“死と脳死を考える”にて講演「脳死及び死生観」「"国際化”について」(神戸生命倫理研究会・神戸みどり病院・朝日診療所・主催神戸市)、
7月28日講演「国際化とネオナショナリズム」(第6回九州国際文化会議−現代の日本と世界)(福岡ユネスコ協会)、
10月北京へ、北京大で中日比較文化検討会に参加、
11月3日から12月3日までNHK-TV「日本 その心とかたち」番組制作(河邑厚徳プロデューサー)前半に出演、「わらび座と文化運動を考える会」発足。加藤周一、木下順二、観世栄夫、宇野重吉、手塚治虫、山田洋次、外山雄三など代表世話人。

1月「〈夕陽妄語〉イタリア紀行」(1・23)、
2月「軍拡のメカニズム」(世界)、「〈夕陽妄語〉白馬は馬に非ず」(2・3)、
3月「緊急シンポジウム「1%枠撤廃」をどう考えるか」(谷内眞理子、核軍縮を求める二十二人委員会)(岩波ブックレットNO.83)、「加藤周一さんをかこんで」(古在由重 ほか『コーヒータイムの哲学塾』会編)、「〈夕陽妄語〉『中村稔詩集』の余白に」(3・23)、「Storia della Letterature Giapponese : dalle origini al XVI secolo」(Marsilio Editoria、Venezia: marzo 1987)(.tr.A..Boscaro )(イタリア語版『日本文学史序説』第1巻)・「Storia della letteratura giapponese: dalle origini al XVI secolo, Marsilio Editori, Venezia, marzo 1987」(日本文学史序説」イタリア語版 1巻 訳 A.Boscaro )

4月「夕陽妄語」(朝日新聞社)(渾大防三惠 担当)、「歌舞伎雑談」(文学)、
5月「〈夕陽妄語〉『ソ連の脅威』再考」(5・1)、「第六回毎日21世紀賞 私の視点・選考委員特集」(5.10)、「〈夕陽妄語〉野上弥生子日記私注」(5・21)、「民族の文化、誕生のためには」(「文化と伝統を語る」 原太郎対談集:大月書店)
6月「〈夕陽妄語〉日本における「反ユダヤ主義」」(6・15)、
7月「〈夕陽妄語〉もう一人のマチス」(7・15)、「歴史之見直しと歪曲―「七・七事変」の五十周年に」(日中文化交流423臨時増刊)
8月「現代日本私注」(平凡社)、「〈夕陽妄語〉『化けてでてくれ』」(8.17)、
9月「大窪 愿二氏追悼」(大窪 愿二追悼集刊行会)、「現代日本文化の根源」(英訳 by Chris Drake:「The Sources of Contemporary Japanese Culture」)(『日本の心―文化・伝統と現代』: 新日本製鉄(株)秘書部広報企画室編:丸善)、「第六回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.13)、「〈夕陽妄語〉『自発性』ということ」(9・17)、「The Tariff of Time; 仮訳「『時間』という関税」(聞き手:N.Gardels) (New Perspectives Quartely, No4-3 fall 1987)、
10月「山中人陂b・増補」(朝日選書・朝日新聞社)、「〈夕陽妄語〉北京の秋」(10・22)、「第十四回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.4)
11月「日本 その心とかたち」、「1はじめに形ありき」、「2 神々と仏の出会い」、「3 現世から浄土へ」、「4 水墨 天地の心象」共著:NHK取材班・平凡社)
(稲庭ミズホ 担当)「〈夕陽妄語〉提婆達多異説」(11.16)対談「愛をめぐって」加藤周一・今道友信(「日本の美学 11」ペリカン社)
12月「5 琳派 海を渡る」(平凡社)、「『木下順二集』に寄す」(『木下順二集 全16巻」内容見本・岩波書店)、「開かれた」心」(愛隣人―笠置正明の思い出」(私家版):精興社)、
「〈夕陽妄語〉日本・一九八七年」(12.15)




1988(昭和63)年   69歳

5月 ソ連アフガンから撤退 8月 イラン・イラク戦争停戦

1月22日「石川淳と別れる会」で弔辞
2月 ルネ・ドゥ・ベルヴァル逝去、11日葬儀(浅草・浅草寺)で弔辞(フランス語)
3月東欧旅行、モスクワで講演、ワルシャワ大学、ルーマニア・ブカレストで講演、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞(Premio Pico della Mirandora)(在日イタリア文化会館主催)の選考委員の一人となる。3月3日より5回NHK-TV「日本 その心とかたち」後半番組に出演。 3月―4月 まで平凡社「世界大百科事典」(31巻)編集長。
4月から2000年3月まで立命館大学(京都)国際関係学部・大学院国際関係研究科客員教授となり日本文化論などを講義する。
5月17日講演「近代化の明暗―日本の場合」(東京)(中国社会科学研究会特別講演)、
9月8日講演「”語り”と現代」(〈日本の伝統芸を演じ語る夕〉前進座アバンティ)(東京)、9月16日〜19日ワシントン近郊でのシンポジウム「第二次大戦とその遺産―西ドイツと日本の文学の比較」に出席、「Mechanism of Ideas:Society, Intellectuals and Literature in the Postwar Period in Japan」(仮訳:「『知識人の時代』の終わり―戦後日本社会、知識人、文学」)を発表。(収:「legacies and Ambiguities : Postwar Fiction and Culturein West Germany and Japan, The Woodrow Wilson Center Press. Washington,D.C, and The Johns Hopkins University Press, Baltimore, Maryland,1991 [ 「文学にみる二つの戦後[日本とドイツ] 朝日新聞社:95.8)、
10月から1996年3月まで東京都立中央図書館館長。10月4日 インタビュー「日本建築の造形精神」(聞き手 杉本俊多)(建築会館 )
講演「日本人の死生観−がん告知の文化的背景として−」(神戸生命倫理研究会・神戸朝日病院)。
11月23日〜25日 京都での第3回「日仏文化サミット:文化と企業」に出席。
12月8日講演「ある晴れた日に―12・8と8・15」(立命館大)

1月座談会「新聞の百年 日本の百年」(吉野俊彦・柳田邦男 司会:伊藤邦男)、(朝日新聞1・1)、「西洋文学」(『ブリタニカ国際大百科事典11』TBSブリタニカ)、「〈夕陽妄語〉日本の十九世紀」(1・20)、「世界の中の日本」(磯村 尚徳 ・ 斉藤 武 他著:法律文化社)、ETV「石川淳と別れる会」、 「GNP Nationalism on the Upswing 」(Japan Quarterly Jan−March)
2月「〈夕陽妄語〉
ある自由人の死」(2・9)、
3月「日本 その心とかたち」「6 手のひらのなかの宇宙」「7 浮世絵の女たち」「8 幻想に遊ぶ」「9 東京 変わりゆく都市」「10 21世紀の挑戦」(平凡社)、対談「ニッポン人の発想」(「安岡章太郎対談集3・生活と発想」(読売新聞社)
、対談「グルメって貧しさの反映だ」(筑紫哲也)(朝日ジャーナル 18日)、「〈夕陽妄語〉宣長・ハイデッガ・ワルトハイム」(3・22)、「『世界大百科事典』の編集方針について」(『世界大百科事典』平凡社)
4月「弔辞・石川淳」(「石川淳追悼記念号」(◎繚臨時増刊)(安部公房 加藤周一 武満徹ほか、集英社),「〈夕陽妄語〉東欧紀行」(4.20)、
5月「日本文化―現在から過去へ」(「世界の中の日本―日本に期待されるもの」磯村尚徳ほか(法律文化社)、「〈夕陽妄語〉ペレストロイカ余聞」(5・24)、
6月「絵のなかの女たち」(新装版)(精興社)「〈夕陽妄語〉歴史の見方 一八四八」(6・16)、「「アパルトヘイト」と日本」(アパルトヘイト否(ノン)国際美術展」カタログ)「愛国心の検討」(杉捷夫、日高六郎、柳田謙十郎、久野収)(日本評論「久野収 対話史」第1巻 マドラ出版)
7月「〈夕陽妄語〉民間機撃墜」(7.19)
8月「柱をめぐる旅」(太陽)、「無題」(「反戦平和のための能と狂言の夕べ」栞、申楽乃座)、「〈夕陽妄語〉『南京』さかのぼって『旅順』」(8・23)、
9月「第七回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.15)、「〈夕陽妄語〉嘘の効用」(9.20)、「La Fine del Mondo. A cura di Graziana Canova :福永武彦「世界の終り」イタリア語版」(Marsilio,Venezia):序文(introduzione)「Fukunaga e gli anni del dopoguerra」(仮訳:「福永武彦と戦後」)、「内田義彦とはどういう人か」(「内田義彦著作集 6」:月報3・岩波書店)
10月「第十五回大仏次郎賞選評」(朝日新聞10.4)、「〈夕陽妄語〉空のなかの黒い穴」(10.18)、「〈推薦文〉古典文学の範囲を拡げる」(岩波書店版『新日本古典文学大系』内容見本)
11月「十九世紀への三つの視点」(ポリフォーン 3号:TBSブリタニカ)、「〈夕陽妄語〉堀辰雄または亡命作家」(11・21)、「さまざまな昭和史ー編者まえがき」(「私の昭和史」(岩波新書)、対談「日本社会の「国際化」と文化構造」(河合隼雄)(東洋学術研究)、対談「ヴェトナム戦争をいまどう捉えるか」(秦正流と)(司会 吉沢南(『ベトナム戦争の記録』大月書店)、
12月「〈夕陽妄語〉八八年の思い出三つ」(12・19)、インタビュー「日本建築の造形精神」(聞き手 杉本俊多)(建築雑誌12月号)

・「Das Klassische Japan, Ellert & Richter Verlag, Hamburg 1988 仮訳「日本の伝統」; [加藤・D.Foljanty 共著 Hans.W.Silvester ・写真
]


1989(昭和64 平成1)年  70歳

1月昭和天皇逝去 6月 ポーランド選挙で「連帯」勝利 中国天安門事件 8月 東独市民、西独への脱出続く 11月 ベルリンの壁崩壊

1月5日NHK教育TVで談話「コラム―大岡昇平の文学」、1991年まで岩波「日本近代思想史大系」編集委員(担当 内藤佼子)
1月―3月 カリフォーニア大学デイヴィス校・評議会招聘の教授(Regent's Professor)として講義 (Regens' Professor, Department of East Asian Studies, University of California, Davis)。
4月帰国 タイ・アンコールワットへ 4月20日講演「ロマン・ロランの反戦思想と現代」(ロマン・ロラン研究所)(京都 関西日仏学館)
5月6日講演「憲法は押しつけられたか」(鎌倉)、5月19日講演「〈世界のいまを考える〉日本の《国際化》とは」(東京)(連続講演会の一つ:収「変わる世界を考える」(筑摩書房:日高六郎編 90・7)23日白沙会第2回(レストランおおたや)
6月10日 日本近代文学館の理事に就任
9月3日 ETV日曜美術館「ドラクロア」加賀美幸子(司会)
9月27日古稀を祝う会から(於:京都・白沙山荘)これにより翌年から「白沙会」誕生。9月21日〜23日 イギリスでの国際会議「日本の国際化の比較研究」(シェフィールド大学)に出席、イタリアへ。
10月13日 講演「人権―疑うことと信じること」(大阪 アムネスティ・インターナショナル日本支部関西連絡会) 家永教科書裁判第三次訴訟 東京高裁において原告側証人として証言。
10月17日・24日・31日講義「文体の思想」(岩波市民セミナー・東京)

1月「The Showa Era Reconsidered; 〈The Emperor and his times〉The Japan Times 仮訳「昭和時代再考」)(1・9)、「歴史と人間―昭和をどうとらえるか」(聞き手:山口昭男)(世界)、「〈夕陽妄語〉タイの休日」(1・23)、「解説:明治初期の文体」(岩波「日本近代思想史大系」:「文体」前田愛と)
2月「ある晴れた日の出来事―12月8日と8月15日と 講演」(かもがわ出版ブックレット)、対談「市民社会の変容―日本社会の現在と天皇制」(平田清明と)(神奈川大学評論5号)
3月「〈夕陽妄語〉文学の役割」(3・16)

4月「〈夕陽妄語〉アンディ・ウォーホール回顧展」(4・13)、「〈推薦文〉劃期的な出来事」(「本居宣長全集」筑摩書房:内容見本)
5月「第八回「毎日21世紀賞」私の視点・選考委員特集」(毎日新聞5.7)、
「〈夕陽妄語〉雪の降る森のなかで」(5・18)、対談「市民社会の変容-日本社会の現在と天皇制-」(平田清明)(神奈川大学評論)
6月「昭和文学全集 28 唐木順三・保田與重郎・亀井勝一郎・竹山道雄・加藤周一・佐伯彰一・篠田一士・大岡信・山崎正和」(小学館)「中島健蔵と日中文化交流協会」(『日中文化交流』456号)、「〈夕陽妄語〉『けじめ』の意味論的考察」(6.15)、「・Storia della Letterature Giapponese: dal XVI secolo al XVIII secolo」(Marsilio Editoria、Venezia: giugno)(.tr.A..Boscaro )(イタリア語版『日本文学史序説』第2巻)
7月「山本安英さんが大きくみえるとき」(『素顔』新刊6:山本安英の会)、「〈夕陽妄語〉「七月十四日」と「巴里祭」」(7.20)
8月「憲法は押しつけられたか 講演」(かもがわ出版ブックレット)「〈夕陽妄語〉何故原爆を落としたか」(8.23)
9月「第八回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.17)、「〈夕陽妄語〉五十年後の今も」(9・19)、「美しきヨーロッパの町々」(WINDMILL KLMオランダ航空会社日本支社 ;89.9=10)

10月「湯川秀樹著作集7:回想・和歌」編集・解説(岩波書店)、「第十六回大仏次郎賞選評」(10.11)、「〈夕陽妄語〉利休・二つの映画」(10.6)、
11月
「〈夕陽妄語〉崩れたベルリンの壁」(11・20)、10月―11月「矢内原伊作の三つの顔」(『みすず』344号・みすず書房),
12月「〈夕陽妄語〉芸術の再発見」(12・14)、「中部ヨーロッパへ―ベルリンの壁を破った『文化』」(朝日ジャーナル緊急増刊「東欧」大爆発)

 

1990(平成2)年  71歳

1月 イラク軍クウェート侵攻、湾岸戦争  10月東西ドイツ統一

3月講演「大学と社会」(大学をどうする − 大学改革の現状と課題)(大阪大学)、3月30日 白沙会とのオリエンテーション(末川会館)、 31日講演「科学・社会・人間」(第14回『物理学者の社会的責任』シンポジウム・日本物理学会主催・名古屋)、
4月25日(〜01・4.27)白沙会(会員約20名)発足、第1回例会26人参加(居酒屋「静」にて)当日の朝日新聞をテキストに。
5月17日講演「日本語を考える」(京都精華大学)、5月24日講演「東欧・ソ連と日本」(神戸朝日病院)
6月20日急病のため白沙会欠席(安斎氏代理)、
7月4日 第4回白沙会例会(レストランおおたや)
7月22日〜8月2日オーストラリアへ 7月28日講演「Time and Space in Japanese Culture」(仮訳「日本文化における時間と空間」)(キャンベラ大学)、7月30日講演「Cultural Change in Japan Today」((仮訳「現代日本における文化的変容について」(ラトゥローブ大学・〈メルボルン大学〉モナシュ大学)。
8月17日〜9月25日フランス・ボルドー・ランド地方、スペイン・カタルーニャ地方旅行。
9月17日モスクワへ、第2回日ソ文学シンポジウム「現代文学における大衆文学の評価」(ゴーリキー記念世界文学研究所)に参加(E・P・チェールイシェフほか8名)講演「大衆消費社会と文学」、9月29日講演「「〈世界〉と〈私〉の関係を考える連続講座II」「同時代とは何か―芸術創造と現実」(マドラコミュニケーションズ主催・東京)、
10月3日白沙会第5回例会(レストランおおたや)、弓削氏豆腐差し入れ 米国へ。

11月7日 白沙会第6回例会(レストランおおたや) 28日 第三次教科書訴訟 東京高裁第4回口頭弁論において原告側証人として証言 (大川隆司弁護士(家永三郎代理人) 愛知高校教科書裁判通信 NO.645〜648) (収:『世界に通用しない教科書検定―家永教科書裁判第三次訴訟』(教科書裁判ブックレット)(92・3) 白沙会・かもがわ出版共同主催公開講座「現代と非合理主義」(安斎と)
12月5日白沙会第7回例会・忘年会(市職員保養所等持院で)

1月「第九回 毎日21世紀賞・私の視点」(毎日新聞1.1)、対談「科学と芸術」湯川秀樹著作集(別巻)(岩波書店)、対談「禅と『日本禅』」(山折哲雄と)(「季刊仏教」10号:「禅を究める」) 、「松本重治追想」(『追想 松本重治』)(国際文化会館)、「〈夕陽妄語〉一九九〇年一月」(1.22)「夕陽妄語II」(朝日新聞社)
2月「〈夕陽妄語〉日米内外」(2・15)
3月「〈夕陽妄語〉淵明と一休」(3・13)、「これからの図書館像について」(東京都立中央図書館報『ひびや』139)、座談会「現代史の転換と人類の文明をめぐって」(加藤周一、藤田省三、澤地久枝、和田春樹・(司会)李恢成)(「在日文芸民涛」1990年春号/第10号(民涛社))、
4月「加藤周一が語る永井荷風」(カセット文芸講座:日本の近代文学5」、「加藤周一が語る堀辰雄」(カセット文芸講座:日本の近代文学11」(C・B・エンタープライズ)、「〈夕陽妄語〉「やまとこころ」と選挙」(4・9)、
5月鼎談「日本文化の創造力」(鶴見俊輔・河合隼雄)(潮)、「ヴェネツィア断想」({NHKラジオ イタリア語講座』1特別寄稿)、「〈夕陽妄語〉モランディの世界」(5・15)、
6月「「国語」か「日本語」か」(教科通信27)、「正義への道程であるべきはずのもの」(松岡英夫・有田芳生編『日本共産党への手紙』:教育史料出版会)、
フィリップ・P・ウィーナー編『西洋思想大事典』荒川幾男、泉治典、加藤周一、樺山紘一、木田元、坂本賢三、佐々木毅、清水純一、長尾龍一、宮本忠雄、村上陽一郎(日本語版編集)(平凡社,全5巻)、「〈夕陽妄語〉外交の季節」(6.14)、
7月対談「〈ドイツ人って何だ!?〉「陶酔と体系性を包摂する文化空間」(大町陽一郎と)(月刊ASAHI)、談話「日本の報道について」(原信子 潮:臨増)、「〈夕陽妄語〉儒教再考」(7.17)、「日本の「国際化」とは」(「変わる世界を考える」(日高六郎編:筑摩書房)「日本の報道について」(世界潮流)(潮出版)、インタヴュー「アジアのポスト近代主義―日本の中核には何もない」(聞き手:N・ガーデルス)(New Perspective Quartely, Summer 1990)、対談「古都の危機にどうたちむかうのか」(川端道喜と)(京都民報:8・19,26、9・2)
8月「〈夕陽妄語〉オーストラリア異聞」(8.20)、「Die moderne Lust am guten Alten」(仮訳「良き古きものについての当世風の楽しみ」)(Du Nr8, August 1990)、
9月「第九回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.16)、「大学と社会」(「科学・社会・人間34」、「〈夕陽妄語〉フランスの松林のなかで」(9.17)、「人権―疑うことと信じること」(アムネスティ・インターナショナル)、「ロマン・ロランの反戦思想と現代」(ユニテ17)、
10月対談「衰弱する批判精神」(ロナルド・ドーアと)(世界)、インタヴュー「Starke Lander bereiten ihren Nachbarn Furcht」(仮訳「強い国々は隣国に脅威をあたえる」;聞き手:L・Schmidt-Mulish, Die Welt(10.6)、「〈夕陽妄語〉「湾岸危機」と日本の反応」(10.16)、
11月「日本語を考える 講演」(かもがわ出版ブックレット)、座談会「日本文化はどのように理解されうるか」加藤周一/C・ダグラス・ラミス/ポール・チェン/中根千枝(司会)(文化事業通信54号・国際交流基金)、「〈夕陽妄語〉「異端」再論」(11・15)、「japanische Prinzipienlosigkeit」(仮訳「無原則の日本」die tageszeitung)(11.23)、
12月
「〈夕陽妄語〉「古都保存協力法案」)(12・13)

・「Geschichte der Japanischen Literature Scherz Verlag. Bern , Munchen, Wien」(tr. H.Arnold Kanamori 他3名 『日本文学史序説』ドイツ語版)、
「A History of Japanese Literature 2: The Years of Isolation」「3:The Modern Years」 (tr.. Don Sanderson) (Kodansha International ペーパーバック版)
・ 「Die Moderne Lust am guten Alten」(Du No.8) Masao Maruyama: Le radici dell'espansionismo. Ideologie del Giappone moderno. Prefazione di Shuichi Kato (traduzione Yukari Saito et al) (Edizioni della Fondazione Giovanni Agnelli, Torino 1990)(イタリア語版『近代日本のイデオロギー 膨張主義の起源』:丸山真男『現代政治の思想と行動』)

 

1991(平成3)年  72歳

1月湾岸戦争 8月ソ連共産党解体 12月ソ連消滅

1月 3日田中康夫とNHKTV対談「日本とは何者か」


 野間宏死す。1月大江健三郎らと湾岸戦争における日本の役割についての公式表明(湾岸戦争に対しての日本の貢献策は和平と救済にすべきだ)に参加。
3月10日シンポジウム「現代世界の危機と文化」(現代世界と文化の会:立命館大)(西川潤ほか4名)、3月20日〜21日イタリア・トリノでの日伊会議「日本は変わるか」(Fondazione Giovanni Agnelli主催)に出席、『〈日本文化与現代化叢書〉日本文化的雑種性』(吉林人民出版社(長春市)楊鉄嬰訳『雑種文化―日本の小さな希望』中国語版)、「日本文化与現代化叢書」全10巻の共同監修者となる(加藤・叶渭渠・唐月梅)
5月19日講演「文学の分極について」(日本英文学会:明治大)、5月NHKニュース解説「法王と現代社会」、22日白沙会第8回例会(京都市職員会館かもがわ)参加者を20名に減らす。「夕陽妄語」をテキストに。
6月27日講演「言葉の定義と表現―ことばのよい意味・悪い意味」(山本安英の会・ことばの勉強会259回・東京)、6月28日シンポジウム「二十一世紀への文化支援―日本型メセナの可能性を探る」(企業メセナ協議会主催・東京)に出席。
7月3日白沙会第9回例会(末川会館)、NHK教育TV鼎談「企業は文化を育てられるか――文化フロンティア会議'91から」(吉田秀和、根本長兵衛司会)、
8月23日講演「国際社会におけえる日本の役割」(アムネスティ世界大会記念フォーラム『日本への期待』・横浜)、8月24日NHK教育TV談話「〈視点論点〉京都または国際的責任」、
9月8日〜15日 京都精華大学で集中講義、11日白沙会第10回例会(市職員会館かもがわ)、『近代の詩人』潮出版社全10巻の編集委員となる。(加藤・中村真一郎・中村稔)、9月末から約10日間滞欧、
10月13日シンポジウム「宗教は現代世界の危機を救えるか」
(現代世界と文化の会・京都立命館大)(10月19日NHKTV放映)(収「grio グリオ3号:92・3)(門脇 佳吉、山折哲雄、板垣雄三、笠原芳光)、16日白沙会第11回例会(レストランおおたや)、22日日伊文化フォーラム「都市と文化」(読売新聞社・ジョヴァンニ・アニエッリ財団主催)(中根千枝ほか4名)(東京)にコーディネーターとして出席、10月25日吉田秀和賞選考委員(吉田秀和・武満徹と)となる。10月29日〜30日 フランス・ブロアで開催された第4回「〈日仏文化サミット〉文化への招待」に日本側議長として参加、
11月 フランスより渡米、「北米における日本のビジネスについて」(Coming from Japan: 92年2月18日放映)米国TV/PBS「frontline」でコメント。LAでL博士(日米原爆合同調査団の米側の一員)と46年ぶりに再会。11月末帰国。
27日第12回白沙会例会(末川会館)『居酒屋の加藤周一』完成見本配られる。
12月5日〜7日ストックホルム(スウェーデン)でのノーベル賞記念シンポジウム"The Situation of High Quality Literature in the Harsh Cultural Climate of Today"(仮訳「現代の粗野な文化風土での質の高い文学の状況について」)に出席し、”Why Japanese Literature is Not Difiicult"(仮訳「なぜ日本の文学は難しくないのか」)を発表。『一語の辞典』(三省堂)編集会議(山の上ホテル・東京)、年末は在仏。

1月「〈夕陽妄語〉野間宏または文学の事」(1・14),、「アニェッリ財団の活動について―日伊関係を中心に」(『季刊イタリア通信15、ジョバンニ・アニェッリ財団)、「文学はどこへ行くのか」(西田勝)(オリジン出版センター)
2月「湾岸親子問答」(朝日ジャーナル2・8)、座談会「ジャーナリズムの復権を」(加藤周一/原寿雄/石川真澄)(世界)、インタヴュー「Pragmatik und Prinzipien」(聞き手:G・Blume)(仮訳「実務知識と根本原理」)(profil 2・11)、「〈夕陽妄語〉 『欧州における日本』を読む」(2.19)、
3月「アジアのポスト近代主義―日本の中核にはなにもない」(「What's ジャパン?日本「再統一」の脅威 」(New Perspective Quarterly/関元 宝島社)、「〈夕陽妄語〉戦いすんで・・」(3・18)、「野間宏と文学」(『ひびや』)
4月「文学の効用/古代ナイジェリアの彫刻」(grio グリオ1号:平凡社)、「不思議なこと」(Esquire日本版:: ユー・ビー・ユー)、「〈夕陽妄語〉「善意」ということ」(4.16)、
5月鼎談「日本文化の創造力について-「日本文学史序説」をめぐって-」(鶴見俊輔・河合隼雄)(潮)、「第十回「毎日21世紀賞」私の視点・選考委員特集」(毎日新聞5.12)、「翻訳古典文学始末」(『読書のすすめ』:岩波書店)、「京都2001年 私の京都論」(「ねっとわーく京都」編集:かもがわ出版) 対談「古都の危機にどうたちむかうのか」(川端道喜と)、「〈夕陽妄語〉真珠湾50年と日米友好」(5.22)、
6月鼎談「ムラを突き抜けた思想家たち」(鶴見俊輔・河合隼雄)(潮)、「〈夕陽妄語〉ランボー百年忌」(6.18)、
7月「トスカーナの春」(『イタリア・トスカーナ 金の宝飾』展―エトルリアからルネッサンスまで』目録:アレッツォ産業経済振興財団)、「〈夕陽妄語〉歴史の見なおし」(7.18)、
8月「〈夕陽妄語〉
真夏の夜の夢」(8.21)、「〈推薦文〉ポリフォニーとしての中世思想」(平凡社版『中世思想原典集成』内容見本)
9月「明治初期の翻訳―何故・何を・如何に訳したか」「文献解題 ジュリアス・シーザー」「文献解題 詩」(日本近代思想大系15:翻訳の思想)(共編:丸山真男と)(解説 ジャニン・ジャン)、「私とオーストラリア」(Australia Japan Quarterly 6 )豪日交流基金在日事務所), 「Pearl Harbor ; Time for reflection and mending 」(Dayton Daily News)、「第十回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.15)、「〈夕陽妄語〉『巨匠』という芝居」(9.18)、
10月「ことばのよい意味悪い意味」(Libellus)、「日本文化のかくれた形」(新装版)(同時代ライブラリー)(岩波書店)、「『巨匠』を読む 巨匠を語る」(劇団民藝『巨匠』公演パンフレット所収)、「〈夕陽妄語〉憲法
海外派兵・国際協力」(10.23)

11月「中原中也」(近代の詩人10)(潮出版社)(
「中原中也の日本語」「〈夕陽妄語〉宗教の役割」(11.20)、「〈推薦文〉無題」(写真集『山本安英の仕事』内容見本:刊行会)
12月
8日「居酒屋の加藤周一―「夕陽妄語」はみだし」(白沙会共著)(かもがわ出版),「〈夕陽妄語〉八月革命・その年の終わりに」(12・16)、「原太郎さんと『わらび座』」(『追悼集・原太郎 人とその仕事』民族歌舞団 わらび座追悼集刊行委員会)、「〈推薦文〉そのおどろくべき「多様性」」(『中村真一郎小説集成』内容見本・新潮社)


・「Arte e societa in Giappone」 (Edizioni della Fondazione Giovanni Agnelli, Torino 1991)(「芸術論集」イタリア語版:P.Panzieri, Y.Saito)

 

1992(平成4)年  73歳

4月旧ユーゴスラヴィア解体 

2月1日 講演「転換期・中野好夫・わたしの感想」(中野好夫の会・東京)
3月7日白沙会第13回例会(清水寺善光寺で勉強会のあと保養所きよみずで1泊。翌朝解散。
4月―1995年3月 立命館大学(京都)国際平和博物館館長。4月『中学国語』(教育出版)の監修者の一人となる。4月―7月 ベルリン自由大学へ「東アジア研究所」所長(Gastorofessor, Ostasiatisches Seminar, Freie Universitat Berlin)として赴任、江戸時代の思想・文学などを講じる。
5月イスラエルを10日間訪問。テル・アヴィヴとイェルサレムで講演、19日「Space inJapanese Culture」(テル・アヴィヴ)、「Time in Japanese Culture」(イェルサレム)、初夏西欧へ。
8月29日NHK教育TV土曜フォーラム シンポジウム「陶芸―その美の普遍性」(15代楽吉左衛門、G・J=モッセ、J・ル・ポールほか・パリで収録)に出演
9月30日白沙会第14回例会(居酒屋赤垣屋)
10月28日白沙会第15回例会(教職員互助組合おいけ)、30日講演「現代世界史の構図とその展望―宗教・民族・科学の相互関係のなかで」(加藤周一講演会実行委員会・立命館大)、
11月12日-13日日仏共同シンポジウム「現代世界とマスメディア」に出席(「Le Monde Diplomatique」岩波「世界」共催)(東京)(B・カッセンほか18名)(収「世界」93.4臨贈),18日白沙会第16回例会(教職員互助組合おいけ)、22日〜30日ローマに赴き、日伊近代史学会に出席。
12月9日白沙会第17回例会(市職員組合かもがわ)、27日平井啓之死去。


1月「〈感想〉古都保存」(群像)、談話「揺れ動く国際社会に―女性に寄せる期待」(婦人の友)、「〈夕陽妄語〉故旧忘れ得べき」(1・20)、「(編集委員のことば〉未来への道程として」(岩波書店版『日本近代思想大系』リーフレット)
2月「夕陽妄語III」(朝日新聞社)「〈夕陽妄語〉イスマイル・カダレとアルバニア」(2・19)、
3月「現代ヨーロッパの精神」(新装版・同時代ライブラリー)(岩波書店)
(あとがきのあとがき)「〈夕陽妄語〉賄賂問答」(3.23)、教科書裁判ブックレット「世界に通用しない教科書検定」(家永教科書裁判第三次訴訟)(暉峻淑子と共著)(教科書検定訴訟を支援する全国連絡会)、「〈推薦文〉『荷風全集』刊行によせて」(内容見本・岩波書店)
4月「芥川龍之介の想出」(『芥川龍之介 生誕一〇〇年』パンフレット『芥川龍之介展』図録・神奈川文学振興会)、「〈夕陽妄語〉「国防計画指針」再読」(4.20)「国弘正雄がきく世界のこと、日本のこと」対談6「今、日本国に必要なこと―隣国ロシアとの関係の見直し、そして「多元主義」」(総合法令出版)、
5月「第十一回「毎日21世紀賞」私の視点・選考委員特集」(毎日新聞5.10)、「国際平和博物館について」(「立命館大平和ミュージアム」パンフレット)、「〈夕陽妄語〉『ユダヤ人の生活と文化』展」(5.20)
6月「〈夕陽妄語〉聖地有感」(6.22)
7月「〈夕陽妄語〉ヨーロッパをどう思いますか」(7.21)、インタヴュー
「Postmodernism and Asia」(New Perspective Quarterly, Summer 1992), 
8月「〈夕陽妄語〉三匹の蛙の話」(8.18)、『〈日本文化与現代化叢書〉日本文化特征』(吉林人民出版社 長春)(加藤・川端康成ほか2名共著;唐月梅・呂莉訳;日本文化論などの選集)、
9月「第十一回毎日21世紀賞選評」(9.13)、「〈夕陽妄語〉国の犯罪」(9.22))
10月「〈夕陽妄語〉『佐川急便』さしあたり」(10.21)、「翻訳ということ」(竹内信夫、渡辺守章、川本皓嗣)(文学 岩波書店)
11月談話「インタビュー 政治を問う 「お上」任せの国民にも問題ある」(朝日新聞11・5)、「和辻哲郎;日本精神史研究」解説「作品、方法、感受性および時代」(岩波文庫)、「〈夕陽妄語〉再見『リア王』」(11.19)、「〈推薦文〉社会科学kの批判的検討に向けて」(『岩波講座 社会科学の方法』内容見本)
12月「〈夕陽妄語〉春秋無義戦」(12・17)


・「Geheimnis Japan: Begegnung der Kulturen」(vgs,Koln 1992) (R.Tiffert und H.Hashimoto訳),(『日本その心とかたち』全10巻の改編・加筆・ドイツ語版)
・「Japon: La Vie des formes」
(La Bibliotheque des Arts, Paris, 1992) (Rose-Marie Fayolle 訳)(Motovun, Lucerne, Swiss)(『日本その心とかたち』全10巻の改編・加筆・フランス語版

 

1993(平成5)年  74歳

8月 非自民6党連立内閣発足(55年体制崩壊)、11月EU条約発効

1月9日講演「ヨーロッパ・ドイツ・日本」(コニカ生涯学習セミナー)(東京)、14日講演「20世紀の思い出」(オムロン京都文化フォーラム)(NHK京都文化センター)、16日シンポジウム「1945年以前の日本とドイツ医学」(I・ケストナーほか3名)(京都ドイツ文化センター・立命館大学国際平和ミュージアム)、20日白沙会第18回例会(末川会館)ブックレット「現代世界を読む」出版を祝う会、29日講演「日本・個人と国家―その持続と断絶」(福岡ユネスコ協会主催・NHK福岡放送局)
2月22日 「ドキュメンタリーとは何か」(立花隆)(NHK総合TV)
3月5日フランス芸術文化勲章オフィシエ(Officier des Arts et Lettres)受賞。3月26日シンポジウム「沸き立つ民族と人類の未来」に参加(現代世界と文化の会:立命館大)(木戸蓊・小谷汪之・松原正毅・村山盛忠・佐々木健・加藤周一)  
4月―7月 チューリッヒ大学(スイス)へ出講(Akademischer Gast, Ostasiatisches Seminar, Abteilung, Japonologie, Universitat Zurich)。
5月3日NHKTV討論「日本の進路を問う 国際貢献と憲法」(坂本義和・高坂正尭・佐々淳行・司会・小浜維人)、28日「居酒屋の加藤周一2」発売。
7月1日ハイデルベルク大学で講演「1945 in Japan, Abschied von der Vergangenheit? 仮訳「日本の1945年 過去からの訣別か?」、7月田中慎次郎死去(「悲報来」)。
8月ヴェネツィア・ビエンナーレを見たあと チューリッヒより帰国。
9月24日チューリッヒでのドイツ語圏日本学会議に招かれて講演「Die Sogennante Internationalisierung Japan」(仮訳「日本のいわゆる『国際化』について」、29日デュッセルドルフ〈日本週間〉で講演「Land des Kontrasts : Japan heute」(仮訳「コントラストの国・日本」)
10月20日白沙会第19回例会(市職員会館かもがわ)、同日山本安英死去
11月21日講演「学徒出陣50年の今」(東大駒場祭)
、24日白沙会第20回例会(教職員互助組合おいけ)、NHKからの12月31日深夜TV「談論風発・新年を読み解く〜加藤周一とその仲間たち」75分番組の申し入れがあったが、編集に参与できないとの理由で断る。
12月8日白沙会第21回例会(末川会館)、9日講演「『学徒出陣』50年と日本の現状」(立命館大学末川記念会館ホール)



1月1日対談「言葉と時代」(井上ひさしと)(朝日新聞)、「現代世界を読む 講演」(かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉命短し」(1・20)
2月「読書術」(新装版・同時代ライブラリー)(岩波書店)
(あとがき、または30年後)「〈夕陽妄語〉『やらせ』について」(2・17)、
3月「社会主義再訪」、「〈夕陽妄語〉護憲の理由」(3・24)、「ヨーロッパ、ドイツ、日本」(ひびや142)
4月「差別の国際化」(グリオ5号:平凡社)、インタヴュー「冷戦の終焉をどうみるか」(世界・臨増)、対談「笑いの創造−チャーリー・チャップリン」(江藤文夫と)(「チャップリンの笑い 寅さんの笑い 笑いの民話学」(童心社)、「〈夕陽妄語〉回春記」(4.19)
5月「〈夕陽妄語〉映画『ペタン』の事」(5・31)
6月「居酒屋の加藤周一2」(かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉国籍余聞」(6.21)
7月「斉藤茂吉」(『近代の詩人』潮出版社)、「加藤周一の生活と意見」(週刊朝日)、「〈夕陽妄語〉悲報来」(7.19)、「斉藤茂吉の世界」(『近代の詩人 三 斉藤茂吉』解説(潮出版社)、談話『戦争責任の受けとめかた―ドイツと日本』(日高六郎 ・ 国民教育文化総合研究所 編:アドバンテージサーバー ブックレット生きる)、
8月「〈推薦文〉漱石小論」(岩波全集・内容見本)、「〈夕陽妄語〉『ビエンナーレ』の余白に」(8.24)、「Tokyo et le nouvel order mondial」(仮訳「東京と世界の新秩序」)(Le Monde Diplomatique Aout 1993)、「20世紀の思い出」(オムロン京都文化フォーラム27号)(のちに「二〇世紀とはどういう時代か」と改題)
9月「第十二回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.19)、「〈夕陽妄語〉浦島所見」(9.22)、《シンポジウム》「湧き立つ民族と人類の未来」(『griotグリオ』vol.6)(現代世界と文化の会編 平凡社)
10月「〈夕陽妄語〉『釣狐』または言葉と暴力の事」(10.20)
11月
「〈夕陽妄語〉山本安英伝説」(11・18)
12月「〈夕陽妄語〉冷戦の遺産」(12・16)

 

1994(平成6)年  75歳

10月大江健三郎ノーベル賞受賞

1月1日 1993年朝日賞受賞。京都みたてインターナショナル名誉会長になる。12日白沙会第22回例会(なか川)
2月6日講演「鶴は死なず―演じることと生きること―山本安英を偲ぶ」(山本安英の会・東京 26日講演「京都・私の住んだ街から」(芸術祭典・京実行委員会)京都会館議場)そのあと白沙会第23回例会(赤垣屋) 
3月15日―4月30日 北京大学へ出講、日本文化史を6週間講義、上海へも立ち寄り外国語大学の教室で話し、日中合弁企業の工場を訪問。
4月『高校国語』(教育出版)監修者の一人となる。
5月9日〜10日 パリで日仏共同シンポジウム「テクノロジーと現代世界」に出席。(M・バレールほか18名)(Le Monde Diplomatique, 世界 共催)、11日ブリュッセルで講演「日本の折衷主義」(日本大使館)、21日シンポジウム「アイヌと琉球から日本をみる」に議長として参加(現代世界と文化の会・京都)
6月18日白沙回第24回例会(聖護院荘・河上肇が一時期住んでいた旅館)
7月3日NHKスペシャル「私の発言 新しい政治を求めて」で発言
8月22日から26日 韓国訪問。対談「韓日の近代体験と連帯模索」(白楽晴と)(収「韓国誌「創作と批評」94冬号)、
9月 講演「藤村といわゆる自然主義」討議(第8回日本研究国際セミナー’94「近代への転換期における藤村文学」(福岡ユネスコ協会)、ETV「シリーズ父の日記を読む 敗戦日記:渡辺一夫」に出演、21日白沙会第25回例会(市職員組合かもがわ)
10月3日〜6日カナダ・ヴァンクーヴァーのサイモン・フレザー大学(Simon Frazer University)で日本文化について”Japanese Metamorphosis; Adaptation of Foreign Cultures"(仮訳「日本の変容―外国文化の翻案」)の総題のもとに3回講演、3日「Buddism in Japan:Shinto-Buddhist Eclecticism」(仮訳「日本における仏教−神道と仏教の折衷主義」、5日「Confucianism in Japan」(仮訳「日本のおける儒教」)、6日「Western Culture in Modern Japan」(仮訳「近代日本における西洋文化」)、10月15日講演「〈芸術と社会〉文化の架け橋としての芸術」(立命館大学産業社会学部創立30周年記念セミナー)、10月22日講演「文学の役割―科学技術文明の時代に」(神戸海星女子学院大学)、
11月9日〜10日「アジア・アート・フォーラム94「アジアの造形美術の伝統と現代」水辺文化としての建築に見るアジアの伝統と現代」(日航財団主催・東京)で基調講演「伝統文化と現代性」をし、シンポジウムに参加する(石山修武ほか2名)、10月15日講演「戦後50年―想出と希望」(都民カレッジ」東京)、10月17日講演「’94年韓国紀行」(第1回「現代韓国を知る会」)(神戸朝日病院主催)、11月講演「転換期 今と昔―若い人たちへ」(和光学園・東京)
12月1日講演「伝統と現代性―日本美術における―」(京都精華大学)
、14日白沙会第27回例会(居酒屋・亀楽)

1月「人間と「まち」―私の視点」(選考委員としての意見)(毎日新聞1・1)、談話「〈世界をみる目 日本をみる目〉一九九四年の課題」(婦人の友)、「堀田善衛私記」(筑摩書房:全集9巻月報)、「衰弱する批判精神」(ロナルド・ドーアと対談「日本との対話・不服の諸相」(岩波書店)、「〈夕陽妄語〉中国映画三題」(1・20)、対談「世界史の転換と歴史の読み直し-21世紀への課題-」(網野善彦と)(神奈川大学評論17号)、インタヴュー「Nur Illusion」(仮訳「妄想にすぎない」)(die tageszeitung)(1・22)、
2月
「〈夕陽妄語〉温故知新」(2・22)
3月「戦後世代の戦争責任」(かもがわブックレット・かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉翻訳の勧め」(3・22)、「わだつみ不戦の誓い」(大南正瑛と共著)(岩波ブックレット・岩波書店)、
4月「〈夕陽妄語〉北京の春」(4・19)「明治書院版「日本現代文学辞典」をめぐって」(吉田煕生)(週刊読書人)
5月「第十三回「毎日21世紀賞」私の視点・選考委員特集」(毎日新聞5.15)、「〈夕陽妄語〉「失言」の伝統」(5.23)
6月
「〈夕陽妄語〉ある少女の眼」(6・20)、「日本の国際貢献」、「鶴は死なず―演じることと生きること―山本安英を偲ぶ」(「素顔」新刊7・終刊号)、
7月「幻想薔薇都市」(新装版・シリーズ旅の本箱)(岩波書店)、「戦後50年を迎えて-日本の進路を考える(上・下)」(大橋正信)(中日新聞6日7日)、談話「戦前と戦後の日本の持続性を問う―侵略戦争問題に考える」(全国革新懇ニュース)(7・15)、「〈夕陽妄語〉不思議な国で」(7・18)、
8月「詩人・経済学者」(『宇沢弘文著作集』第IV巻・月報4:岩波書店)、「本多秋五私記」(全集1巻月報)(菁柿堂)、「日中関係の「過現未」所感」(日中文化交流545)、「〈夕陽妄語〉怪談・夏」(8.22)、
9月「夕陽妄語 IV」(朝日新聞社)(あとがき)、「〈夕陽妄語〉準備不足」(9.21)、「第十三回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.25)、「Konfuzius im Herzen und Demokratie im Kopf」(Profil)、
10月「地球化時代の国際文化論」(片岡幸彦:御茶ノ水書房:対談とあとがき)、シンポジウム「アイヌと琉球から日本をみる」(グリオ8号)、「〈夕陽妄語〉川端康成から大江健三郎へ」(10.20)、
11月
「〈夕陽妄語〉一九四〇年の想い出」(11・21)
12月インタヴュー「回顧一九九四年」(上・中・下)(東京新聞・聞き手:大橋正信)、「〈夕陽妄語〉ゼノンの逆説」(12・21)


・「Japan: Spirit & Form 」(Charles E・Tuttle Company, Rutland, Vermont, Tokyo
1994 )(Junko Abe、 Leza Lowitz訳「日本・その心とかたち」の改編・加筆の英語版)(資生堂・福原義春の援助がある)
・「Literaturgeschichte des fernen Ostens,3 Bde, Scherz,1994 ;仮訳「極東の文学の歴史」)[Konfuzius im Hezen und Demokratie im Kopf」(仮訳「心では儒教・頭では民主主義」; Profil 1994 )

 

1995(平成7)年  76歳

1月 阪神大震災 3月オウム真理教による地下鉄サリン事件 

1月1日対談「50年目に問う戦後」(大江健三郎と)(朝日新聞)、NHK総合TV鼎談「新しい日本、新しいアジア 新春メッセージ」(辻井喬・関川夏夫と)、1月9日―3月27日 NHK教育TV人間大学「鴎外・茂吉・杢太郎」を12回放送。
2月15日白沙会第28回例会(平安建都1200年映画をつくる会事務所)
3月25日〜4月12日 渡欧(ヴィーン、アムステルダム、デンハーグ、パリ、ニースなど, デンハーグではモンドリアン、パリではセザンヌを見る。
5月25日講演「〈戦後50年国際シンポジウム:1945年の敗戦から何を学んだか〉体制の持続と断絶 日独伊の比較において」(日独伊シンポジウム・東京経済大学)、28日ランズマン「ショアー」上映講演会:大谷大学;このあと白沙会第29回例会(井上吉郎氏自宅にて)、中国誌「世界文学」(95年5期)特集記事「加藤周一専」(加藤の小説・詩・評論の中国語訳:鼎談「日本文化と文学」(加藤・叶渭渠・唐月梅)、
6月23日〜7月2日 スイスに赴き、チューリッヒで講演(「美について」)、パリへ。
7月11日 朝日新聞社・東亜日報社主催「戦後50年記念日韓交流―過去を踏まえて未来への提言」懸賞論文の審査委員会に座長として参加。7月24日第45回バグウォッシュ会議・公開全体会議で”Towards the Nuclear-weapon-free World"(核のない世界に向って)の表題のもと英語で講演「広島・長崎五〇年」をおこなう(広島)。8月1日NHK―ETV特集「映画『ショアー』ユダヤ人絶滅の証言」に出演、
8月6日シンポジウム「ヒロシマ・地球市民フォーラム・核文明の未来―歴史と人間を考える」(広島平和文化センター主催・R・J・リフトンほか2名)に出席し発言「ヒロシマと私」、また外国のメディアのインタヴューを受ける(Los Angeles Times, BBC, Die Zeit, Antenne 2, Liberation など)、8月14日ヴァイツゼッカー・シンポジウム「歴史に学ぶ 新たな50年に向けて」(リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー・岡本道雄・大江健三郎・坂本義和)(名古屋・中日新聞社)
9月19日 講演「戦後とは何か・世界と日本」(くらし・権利・平和・かがやけ憲法東京実行委員会・東京)、9月22日NHK教育TV「ヴァイツゼッカー・シンポジウム」の放映「歴史に学ぶ・新たな50年に向けて」、
10月「一語の辞典」(編集委員会:加藤周一/石田雄/一海知義/江藤文夫/道家達将/柳父章)刊行
4日白沙会第30回例会(教職員互助組合おいけ)、15日対談「現代日本の課題・今考えること」(日高六郎と・土井たか子司会)(国民文化会議結成40周年記念フォーラム・東京)、20日講演「戦後五十年・日中友好協会創立四五周年記念のつどい―果てしない荒波を越えて 日中問題―戦争と戦後」(日中友好協会・東京)、
11月3日−4日 日韓シンポジウム「東アジアの平和と韓日協力体制の模索」に参加「日韓関係所感−日本から見た韓国」と題して報告、(於:韓国翰林大学:収「翰林日本学研究」1号96.11)、8日白沙会第31回例会(渡辺和代さん宅)、山形の本屋さんから届いた「居酒屋の加藤周一」ラベルのワインで乾杯、 15日 フランス・スタンダール大学(Universite Stendahl)より名誉博士号( Doctorat Honoris Causa) を受ける、18日 綜合監修した「アジア・アート・フォーラム95 アジアの絵画−伝統から見た現代性」で連続対談をする。(加山又造ほか2名)(日航財団主催・東京)、30日講演「戦後五〇年を考える−戦後世代に戦争責任はあるか」(神戸朝日病院現代文化研究会)、
12月11日講演「戦後50年からとらえかえす”近代”」(アジア太平洋資料センター・〈PARC〉自由学校・東京)、22日映画『ショアー』第2回 ユダヤ人絶滅の証言 C・ランズマン・柏倉康夫(司会)
、20日白沙会第32回例会(たつのり)



1月TVテキスト「NHK人間大学・鴎外・茂吉・杢太郎」(日本放送協会)「〈夕陽妄語〉『鷲の指輪』余聞」(1・23)、「技術爆発と地球社会」(世界・臨増)、
2月対談:加藤周一・白楽晴「朝鮮の近代、日本の近代」(世界)、「〈夕陽妄語〉神戸の地震」(2・20)
3月韓国語版『日本文学史序説I』(金泰俊キム・テジュン・慮英姫ノ・ヨンヒ訳)(ソウル・時事日本語社)、
「〈夕陽妄語〉アウシュビッツ解放50周年」(3・22)、中国語訳「様看書最霊光」(頭の回転をよくする読書術)(楊壁如訳)(台北・旺文社股有限公司)、インタヴュー「Vivre dans un eternal present」(Le Monde)(邦題「永遠の現在と日本人」(Les Voix  95・春号)、
4月「〈夕陽妄語〉JAMERICA計画」(4・19)
5月「転換期 今と昔ー若い人たちへ 講演」(かもがわ出版ブックレット)、「第十四回「毎日21世紀賞」私の視点・選考委員特集」(毎日新聞5.14)、韓国語版『日本文化のかくれた形』(金鎮萬キム・ジンマン訳)(小花ソウル)(図書出版)、「〈夕陽妄語〉フレーゲの『日記』」(5.24)
6月「〈推薦文〉「バッハの作品は人類が残した最も完璧な仕事」(「洪水のあとに」)(バッハ全集:小学館・内容案内)、「〈夕陽妄語〉戦後五十年決議」(6.21)、『戦後50年記念出版いま私のいいたいこと』(全国革新懇),「益子純一、そして「レッド・パージ」」(『検証レッド・パージ―電力産業労働者の闘いと証言』(光陽出版社・益子純一編著)、
7月「〈夕陽妄語〉「『美』について」(7.20)
8月「〈主張・解説〉「民主主義の50年」」(朝日新聞8・2)、「Hiroshima 6, August 1945/8:15Uhr」(広島 1945年8月6日午前8時15分」)(Die Zeit 8.4) 、「「知識人の時代」の終わり」(「文学にみる二つの戦後―日本とドイツ」)(朝日新聞社)、「序」「大人へのメッセージ : 戦後50年記念公募 : 日韓交流への提言」序(日韓交流事業委員会編 /高麗書林)「〈夕陽妄語〉原爆五十年」(8.23)、
9月「体制の持続と断絶―戦後体制(日本・ドイツ・イタリア)とその変革―敗戦から何を学んだか」(色川大吉編)(小学館)、新装版「世阿弥・禅竹」(表章と共著)(岩波書店)、「第十四回毎日21世紀賞選評」(毎日新聞9.17)、「〈夕陽妄語〉『エイジアン・ブルー』の事」(9.20)、中国語版『日本文学史序説』(上・下)(叶渭渠、唐月梅 訳)(北京)、
10月「精神の往復運動」(「丸山真男全集4:月報2)(岩波書店)、『現代韓国事情』(共著 小田実・滝沢秀樹と)(かもがわ出版)(白楽晴との対談収録)、「〈夕陽妄語〉西洋哲学事始」(10.23)
11月「「過去の克服」覚書」(『戦後日本 占領と戦後改革5』:中村正則・天川晃・ 尹健次・五十嵐武士編:岩波書店)、「アジア建築の現在―水辺文化とポストモダン」(石山修武、ウイリアム・リムなど共著)(平凡社)、
「〈夕陽妄語〉沖縄から「失言」へ」(11・22)
12月「〈夕陽妄語〉
日本の九五年」(12・19)

 

1996(平成8)年  77歳

1月24日 北の十文字賞(秋田・十文字町)の選考委員長として、入選作を審査・決定。1月31日講演と討論の夕べ「いま、日本語を考え直す」に出席(網野善彦はか2名)(講演「日本語・漢語・欧米語」)、(三省堂出版局主催・東京)、
4月 長崎の原爆資料館リニューアルオープン安斎育郎と監修、
5月2日記念講演「日本文化における時間」(〈ことば〉を考える会)(かもがわ出版・白沙会主催・京都・かもがわ出版創業10周年記念講演会・ウィングス京都)、このあと白沙会「卒業」謝恩パーティー(ウィズ・ユー)、15日講演「日本文化における空間」(〈ことば〉を考える会)(かもがわ出版・東京・岩波神保町ビル集会室)、講演「憲法50年−前向きか後向きか」(愛知憲法会議)、
6月12日講演「冷戦再考」(上智大学社会正義研究会・上智大)、
7月27日講演「疑わしきは罰せず、取らず、神がかりせず」(長崎保険医協会・長崎)、
8月15日丸山真男死去。
8月末から9月上旬までニューヨーク滞在,「ピカソと肖像画展」(近代美術館)を見る。
9月19日喜寿祝う会(京都ロイヤルホテル)に50人参加、第2次白沙会メンバー募集28人申し込み16人を選ぶ。24日講演「50年後の私のヴァレリー」(ヴァレリー国際シンポジウム記念講演)(東京・恵比寿・日仏会館)、
10月4日〜14日チュニジアへ、チュニジア・アカデミー(L'academie Tunisienne)などで講演「La Tradition er la Modernite」(仮訳「伝統と現代性」)、
10月『加藤周一著作集』第2期(全9巻 平凡社・鷲巣力編集)刊行開始。関西日仏会館にて講演「歴史都市としての京都」、24日第2次白沙会第1回例会(おいけ)、25日講演「〈京都を守る会〉京都の歴史的環境の保存」(京都)、「京都を守る会」の名誉会長となる、10月30日ー31日シンポジウム「〈’96国際平和学シンポジウム〉戦争・民族紛争は何をもたらしたか」(大田昌秀ほか)にパネリストとして出席(沖縄国際大学・国際平和シンポジウム実行委員会主催:沖縄(沖縄コンベンションセンター))、
11月4日〜8日 韓国に行きソウル、百済遺跡各地を周遊。20日シラク仏大統領を囲んでの夕食会に出席(東京・般若苑)、11月26日ー27日 綜合監修したアジア・アート・フォーラム96〈アジアの造形美術の伝統と現代〉「アジアの文字と書−その過去・現在・未来」で連続対談(ニャー・マーダウィ他2名)(日航財団主催・東京)、28日白沙会第2回例会(おいけ)、小林和弘司会進行、ピカソ・沖縄・中国・台湾など。
12月18日白沙会第3回例会、(おいけ)モーリタリア・メディア・日本語など。

1月談話「Bis heute verkoroert der Kaiser der sozialen Hierachie」(仮訳「今日まで天皇は日本社会の階層組織を体現している」)(die tageszeitung)
(1/3 )、
「 この日本とわたし」(十文字町 編 加藤 周一 ・ 井上 ひさし 他選:平凡社 )、ヴァイツゼッカー日本講演録「歴史に眼を閉ざすな」(名古屋シンポジウム収録)(岩波書店)、「〈夕陽妄語〉初夢の記」(1・24)、 韓国語版『日本文学史序説 2』(キム・テジュン、ノ・ヨンヒ訳)(時事日本語社・ソウル)、
2月「〈夕陽妄語〉雪の夕暮れに」(2・21)
3月「『堀辰雄の周辺』の周辺から」(本の旅人)、「〈夕陽妄語〉三つの映画−バルカンから」(3・19)、
「Storia della Letterature Giapponese: dall'Ottocento al giorni nostri」(Marsilio Editoria、Venezia: giugno)(A..Boscaro 訳)(イタリア語版『日本文学史序説』第3巻)、「読書道楽」(東京都立中央図書館報『ひびや』第38巻)
4月「バッハ・バロック・バウハウス」(バッハ全集I:小学館)、「はじめに言葉あり 110人の断章」(笠原芳光):序文(春秋社)、「〈夕陽妄語〉安保条約の行く末」(4・17)
5月「加藤周一講演集 I:同時代とは何か」(かもがわ出版)
(編集江藤文夫・綿引淑美)(初出談話「戦後とは何か」(聞き手:江藤文夫)、「〈夕陽妄語〉断章収義」(5.22)「21世紀の国際関係理論への展望」(日本国際政治学会部会):加藤周一(司会)/Johan Galtung(報告)/関寛治(報告)/初瀬龍平(討論)),
6月「〈夕陽妄語〉シベリア虜囚から冷戦まで」(6.19)
7月「〈夕陽妄語〉ヴァレリーの思い出」(7.22)

8月「日中関係の未来」(日中文化交流578)、 丸山真男追悼座談会「業績と人をしのぶ」( 「対話を愛した「普通」の人」)(石田雄, 木下順二.)((朝日新聞8.21)、「〈夕陽妄語〉オリオンコーラ万歳」(8.22)、
9月「訳詩集」(近代の詩人・別巻:潮出版社)
「訳詩雑談」(のちに「近代の翻訳詩」と改題)「加藤周一講演集 II:伝統と現代」(かもがわ出版)談話「日本はどこへ行くのか」(岩波ブックレット),「〈夕陽妄語〉戦後史のなかの丸山真男」(9.19)
10月「加藤周一著作集17 日本の詩歌・日本の文体」(平凡社)「〈夕陽妄語〉カルタゴの廃墟から」(10.23)、「社会史の魅力」(網野 善彦対談*(神奈川大学評論叢書 第7巻)(御茶の水書房「世界史の転換と歴史の読み直し」)、座談「同時代の断層を読む」(宮内嘉久、鶴見俊輔『国境とは何だろうか』(晶文社)
11月「成田・巻町・沖縄県」(『軍縮問題資料』192:宇都宮軍縮研究室)「〈夕陽妄語〉牧谿からピカソへ」(11.20)
12月
「加藤周一著作集16 科学技術時代の文学」(平凡社)、「〈夕陽妄語〉かくしごと」(12.17)


・「Das klassische Japan.」(mit Hans W. Silvester, Detlef Foljanty) (Ellert u. Richter)

 

1997(平成9)年  78歳

1月 元米戦略軍司令官バトラーによる核廃絶共同声明。
7月英国、香港を中国へ返還 8月家永教科書検定訴訟最高裁判決

1月8日白沙会第4回例会(旅庵・花月)新年会
「日本の座標軸 アジアへの視点」(聞き手 山室英男)(NHK BS)
1月中旬〜5月下旬 カリフォルニア州・ポモーナ大学(USA)へ「傑出した客員教授」(E,L,Wiegant Distinguished Professor, Ponoma College, Claremont, California)として招聘され「日本文化の時間と空間」について講演する。
6月7日対談「私たちの世代からみた文学」(中村真一郎と)(日本の詩祭’97:日本現代詩人会主催)
7月20日白沙会第7回例会(軽井沢万平ホテル)、夕食後「ホテルの加藤周一」香港返還・都議選・南カリフォルニアが話題に。
9月 新ガイドラインと関連法案に反対の声、緊急アピール山田洋次ら14氏と、9月17日NHK教育TV談話「〈視点論点〉冷戦再考」、
10月白沙会第8回例会(おいけ)ノーマン・教科書裁判・鴨川ポンデザール批判など話題に。福岡ユネスコ協会50年:第8回九州国際文化会議で講演「日本語の未来と多言語主義」、
11月12日白沙会第9回例会(おいけ)宣長とバルトークなど。16日観世栄夫「檜垣」(国立能楽堂)を見る。17日講演「丸山真男を語る―同時代人として」(国民文化会議主催・東京)、
12月6日講演「国際協力と日本国憲法」(上智大)、17日白沙会第10回例会、21日熱海で矢島翠と、中村真一郎・佐岐えりぬ夫婦と歓談、25日、中村真一郎突然逝去(熱海)。


1月「加藤周一著作集19 藝術における伝統と現代性」(平凡社)、「日本占領の記録(1946-48)」(E.H.ノーマン著 中野 利子 編訳、加藤 周一 監:人文書院)、「多言語主義とは何か」(三浦 信孝 編 加藤 周一 ・酒井 直樹 他著:藤原書店)、「〈夕陽妄語〉『心ならずも』心理について」(1.22)
2月武満徹対談集 :創造の周辺「芸術とコミュニティ」(芸術現代選書)、「〈夕陽妄語〉重油流出その他」(2・19)、「20世紀と放送」(聞き手:内川芳美)(「放送学研究47号」:NHK)
3月「加藤周一著作集23 現代日本私註・『羊の歌』その後」(平凡社)(書き下ろし「『羊の歌』その後」)、「思索への招待』(『藤田省三著作集』内容見本:みすず書房)、「Schafsgesange: Begegnung mit Europa, Insel Verlag, Frankfurt am Main und Leipzig, 6 Marz 1997」(『続 羊の歌―わが回想」ドイツ語版・Steffi Richter, Eiko Sato訳)、『日本人とは何か』(図書出版 小花〈ソウル〉新装韓国語版・呉皇禅 オ・ファンソン訳)、「〈夕陽妄語〉亡命者たち」(3・19)
4月「加藤周一著作集20 日本美術の心とかたち」(平凡社)、「能と狂言の時代」「禅と文学」(叢書禅と日本文化 4)(柳田 聖山編集・:ぺりかん社)、座談会「座談会昭和文学史 II(「大正から昭和へ―近代を物語る言葉」)(小森陽一・井上ひさしと)(すばる)、「〈夕陽妄語〉多言語主義のために」(4.21)、
5月対談「時代を読む―「民族」「人権」再考」(樋口陽一との対談)(小学館)、「自分の著作について語る21人の大家(下)」評論・日本文化の雑種性(明治書院)、「〈夕陽妄語〉チェスの名人」(5.21)、フランスのTV情報誌”Telerama"(5.31=6.6)にインタヴュー掲載、「A History of Japanese Literature: From the Manyoshu to Modern Times, Curzon Press, Richmond, Surrey,1997(D.Sanderson 編訳 『日本文学史序説』英語簡約版)、
6月「加藤周一著作集21 山中人陂b・夕陽妄語I」(平凡社)「夕陽妄語:第一輯1984・7―1987・12」(朝日新聞社
)(改編新装版)(あとがき)、「ある数学者の家で」(一冊の本)、「〈夕陽妄語〉選挙の季節」(6.19)
7月「夕陽妄語 V」(朝日新聞社)(あとがき)、「夕陽妄語:第ニ輯1988・1―1991・12」(朝日選書・新装改編版・朝日新聞社)
(あとがき)、「中野重治断章」(筑摩書房:中野重治全集16巻月報)、「加藤周一著作集22 夕陽妄語II」(平凡社)、「〈夕陽妄語〉香港所感」(7.23)
8月『古典を読む 梁塵秘抄 狂雲集』(同時代ライブラリー・新装改編版・岩波書店)(あとがき)、「〈夕陽妄語〉タゴール再見」(8.20)
9月「読み書きそろばんこそ教育の原点」(「どんな人間がこの時代を生きぬくか」: 公文 毅対談:河出書房新社)、「日本の進路への発言」(朝日新聞)、『ヨーロッパ・二つの窓―Toledo・Venezia』(堀田善衛と対談)(新装版)(朝日学芸文庫・朝日新聞社)、「〈推薦文〉『家永三郎集』に寄せて」(岩波書店版『家永三郎集』内容見本)、「〈夕陽妄語〉「家永訴訟」の余白に」(9.18)、談話「新ガイドライン 私はこう読む 下」(朝日新聞9.26)
10月「まえがき『日本占領の記録』」(E・H・ノーマン/中野利子編訳・加藤周一監修)(人文書院)、講演「日米『ガイドライン』見直しと9条の行方」(軍縮問題資料 No.203)、「〈夕陽妄語〉宣長とバルトーク」(10.22)
11月「加藤周一著作集24 歴史としての20世紀」(平凡社)
、「日本の20世紀、21世紀の日本」(「世紀末ニッポンのゆくえ」小尾圭之介著・インタビュー:ミオシン出版)、「〈推薦文〉無題 ルーチェ・デーラモ、齋藤ゆかり訳『逸脱』オビ:作品社)、「〈夕陽妄語〉老年について」(11.19)
12月「鴨川歩道橋(仮称)を考える連続市民フォーラム」(カトリック河原町教会)(上田篤と対談)、
「〈夕陽妄語〉同時代の人々」(12.17)、「世界の流れ どこに'97総括」(大橋正信)(中日新聞 30日)

 

1998(平成10)年  79歳


12月米英イラク空爆

1月30日白沙会第11回例会(きよみずで合宿)20人が夜遅くまで語り合う。31日は第1次白沙会会員も参加して高台寺園徳院にて。3月1日「中村真一郎さんを偲ぶ会」(東京)で挨拶、6日朝日TV「徹子の部屋」に出演、14日〜26日前進座公演戯曲「消えた版木 富永仲基異聞」(演出:香川良成 配役:嵐圭史(富永仲基)ほか;上演台本 劇作家 津上忠、演出家 香川良成))、15日東京芸術劇場で同公演を観劇したあと白沙会第12回特別例会、嵐圭史も囲んでの集い(レストラン交流)
5月6日NHK教育TV談話「〈視点論点〉ことばの定義」、
5月24日〜6月2日 中国作家協会の招きにより、日中文化交流協会の訪中作家団団長として北京・南京・上海各地に中国の作家たちを訪ねる。
6月 122氏と共に盗聴法反対声明、6月27日講演「富永仲基と懐徳堂―その思想性と現代性」(かもがわ出版主催・大阪薬業年金会館)(対談・岸田知子と)、このあと白沙会第13回例会
7月29日(9月11日?)NHK教育TV座談会「日本語の将来を考える・日本語教育の国際化に対応して」(イ・ヨンスク、徳川宗賢、西原鈴子、水谷修)
8月6日朝日TV「徹子の部屋」に出演「原爆投下直後の広島で見たもの」

9月13日白沙会第14回例会(アトリエ西村)参院選自民惨敗、クロサワの死と日本映画、クリントン不倫問題など、17日「黒澤・日本・映画」(NHKTV視点・論点)
10月11日凡人会(世田谷区等々力「リストランテ・オット」にて)、14日「掘田善衛・別れの会」で弔辞、10月20日〜26日ルーマニア訪問し、ブカレスト大学から名誉博士号(Doctor Honoris Causa)を授与される。講演(英仏語で)"Post-war Japan:Value System and Spirituality"(仮訳「戦後日本・価値体系と精神性」)(ブカレスト大学)、”Le Temps et L'espace dans la culture japonaise" (仮訳「日本文化における時間と空間」)(ルーマニア・アカデミー)、”Queques caracteristiques de la litterature japonaise"(仮訳「日本文学の若干の特徴について」(作家芸術家の集会:Fondation Niponica)をおこなう。
11月11日白沙会第15回例会(おいけ)ルーマニア再訪など。14日講演「50年―来し方行く末:世界の50年をどうみるかーM原理とP原理」(京都・西陣医師会)
、21日『マチネ・ポエティク』コンサート(東京)で講演「マチネ・ポエティク 詩と音楽」また自作詩「妹に」「さくら横ちょう」の朗読。
12月9日白沙会第16回例会(アトリエ西村)、講演「古典研究とベクトル合成モデル」対論者:興膳宏(「古典学の再構築」シンポジウム京都)
、野村万作 狂言と昆劇の共演「秋江」(パンフレット「日中快挙ー狂言と昆劇の出会い」)


1月教科書監修「国語I,II」「新編国語 I,II」「古典 I,II」(教育出版)、談話「〈日本をみる目 世界をみる目〉いま、言いたい二つのこと」(婦人の友)、談話「〈特別企画・日本への提言〉『ガイドライン』は日本の選択肢を狭める」(潮)、「〈夕陽妄語〉中村真一郎あれこれ」(1.21)、
2月「加藤周一が語る芝居の世界」(有楽町朝日スクエア)、「〈夕陽妄語〉めでたし日本」(2.18)、『雑種文化』(1956)(著者要約)(見田宗介ほか編『社会学文献事典』・弘文堂)
3月「消えた版木 富永仲基異聞」(かもがわ出版)、「戯曲「富永仲基異聞」を書き下ろして」(山口昭男)(世界)、「作者のことば」(『消えた版木 富永仲基異聞』公演パンフレット:前進座)、「〈追悼中村眞一郎〉 最後の日」(群像53)、「「前衛」ということ」(『日本近代文学館・館報162号・中村真一郎理事長追悼)、対談「『富永仲基異聞』をめぐって」(井上ひさしと)(朝日新聞3・2−3)、「〈夕陽妄語〉神戸と沖縄」(3・23)、「Istoria Literaturii Japoneze ; De la origini pana in present, Editura Nipponica, Bucaresti, martie 1998」(『日本文学史序説』のルーマニア語版・Kazuko & Paul Diaconu訳)、
4月対談「「小宮悦子のおしゃべりな時間」(サンデー毎日連載61)(4.5),「〈夕陽妄語〉サラエヴォと南京」(4.22)
5月『直接民主主義と間接民主主義』「住民投票と定住外国人」(兵庫県教育会館 :定住外国人の地方参政権を実現させる神戸の会),「〈夕陽妄語〉核廃絶へ」(5.20)
6月「〈夕陽妄語〉三星堆の青銅器」(6.22)、
7月「文学とは何か」〔改訂新装版〕 J・P・サルトル 著 :加藤周一 訳・海老沢武 改訳: 人文書院)、「日本語の未来と多言語主義」(「FUKUOKA UNESCO 34号)「〈夕陽妄語〉参院快挙」(7.22)
8月「いま世界で起きていること」(抱樸舎文庫 旬報社:対談 住井すゑ
「同時代人丸山真男を語る」(日高六郎と共著:国民文化会議)(世織書房)(討論;日高六郎、福田歓一、中野芳彦、石川真澄、國弘正雄)、「〈夕陽妄語〉周雖旧邦」(8.20)
9月「〈夕陽妄語〉ある友人のために」(9.21)、
10月「翻訳と日本の近代」(丸山真男と共著)(岩波新書)、対談「日本社会の「国際化」と文化構造」(河合隼雄全対話9「母性社会を生きる」)(第三文明社)、「〈夕陽妄語〉むだ遣い体制」(10.21)、「中村真一郎、白井健三郎、そして駒場」((『向陵』第40巻第2号、一高同窓会)
11月対談「『体験』と『思考』―堀田善衛の文学を貫くもの」(菅野昭正と)(すばる)、「〈夕陽妄語〉ルーマニア再訪」(11.18)、
12月
「〈夕陽妄語〉深い霧の中から」(12.16)、「日中快挙 昆劇と狂言の出会い」(万作の会「日中伝統演劇 狂言・昆劇交流公演」パンフレット)(国立能楽堂)

 

1999(平成11)年 80歳

1月ユーロ誕生 3月〜6月 NATO軍ユーゴ空爆 5月ガイドライン関連法成立 8月国旗・国歌法案成立 「1999年は日本の将来に危険な「時限爆弾」がしかけられた年として歴史に刻まれるかもしれない」(「〈夕陽妄語〉一九九九年末所感」12月
 
1月13日白沙会第17回例会(アトリエ西村)ユーロの成功、河上肇など。
4月17日講演「河上肇、または手作りの思想」(河上肇生誕120年記念講演会;河上肇記念会・京都経済学会主催;京都)、18日白沙会第18回例会(宇治・花やしき)山本宣治の生家で、孫の勇治さんも参加。
5月2日NHK教育TV「〈新日曜美術館〉終わりなき探求・ジャコメッティとヤナイハラ」で談話(戸谷成雄)、
5月31日〜6月7日イタリア・サルデーニャ島の村ビッティ訪問、その後イタリア・フランス滞在(7月9日まで)、
7月TBS News23で筑紫哲也と「それから対論」(写真)

                       

8月7日 講演「中村真一郎の人と文学」(軽井沢高原文庫)、9日ETV特集「E・H・ノーマン」で談話(都留重人ほか)
9月4日 白沙会第19回例会(白沙村荘ノアノア)白沙会10周年、あわせて加藤氏80歳誕生祝の集い。5日白沙会第20回特別例会、大山崎山荘美術館を鑑賞し、のちに湯浅俊彦氏宅で昼食と歓談。
10月6日国際シンポジウム「ヨーロッパの戦後和解」:パネルディスカッション「アジアへの教訓を求めて」(国際連合大学国際会議場)船橋洋、J.A.ファン・ヒンケル、W.バルトシェフスキ、R.デュマ、H.D.ゲンシャー、テオ・ゾンマー、明石康)、13日白沙会第21回例会(アトリエ西村)臨界事故など。
11月22日レッシング翻訳受賞式で内田芳明訳『マックス・ヴェーバー「古代ユダヤ教」』(岩波文庫)を紹介演説する(東京・ゲーテ・インスティテュート)、24日白沙会第22回例会(アトリエ西村)保守本流や右翼の親米ぶり、京都市長選など。
12月17日 ジョスパン仏首相招待の夕食会に出席(在日フランス大使館)、12日凡人会『戦争と知識人を読む』出版記念会(世田谷区上野毛・四川料理店「吉華」にて)


1月連載対談「二十世紀の精神」(14回 00.2まで: 鶴見俊輔と)(潮)、「富永仲基ふたたび」(季刊SOFT冬号)、「〈夕陽妄語〉寝正月夢想」(1.20)
2月「藤村といわゆる自然主義」(「世界が読む日本の近代文学 3」(丸善ブックス 050−3): 福岡ユネスコ協会編出版:丸善)、「〈夕陽妄語〉フランス人の見た日本」(2・18)、
3月「〈夕陽妄語〉冷戦後の選択」(3.23)、対談「禅と「日本禅」」(山折哲雄対談集「いのりの旅」現代書館)
4月「日本文学史序説(上)」「日本文学史序説(下)」(新装版)(ちくま学芸文庫)、「二十世紀の自画像」(『ブリタニカ国際年鑑1999』TBSブリタニカ)、「〈夕陽妄語〉国連憲章・憲法・拾い読み」(4.21)
5月NHK日曜美術館「終わりなき探求 ジャコメッティとヤナイハラ」(戸谷成雄、石澤典夫ほか)、「世界の50年と日本の進路」(かもがわブックレット・かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉『笑う男』再生」(5.20)、「A Sheep's Song:Writer's Reminiscences of Japan and the World,」(英訳『羊の歌』:tr. Chia-Ning Chang ) (univ.of California Press, Berkeley, Los Angeles, and London1999) (Author's Postscript to the English Editionを追加)、
6月「〈夕陽妄語〉ビッティの村にて」(6.22)

7月「探しもの考」(現代33:講談社)、
「〈夕陽妄語〉「鈴木大拙と国会」(7.21)、「私の期待」(『岩波 日本史辞典』内容見本:岩波書店)
8月『加藤周一セレクション2 日本文学の変化と持続(平凡社ライブラリー「丸山真男「近代日本のイデオロギー 膨張主義の起源」伊語版序文(翻訳)」(加藤周一コレクション2)「〈夕陽妄語〉辻邦生・キケロー・死」(8・23)
9月
「加藤周一セレクション1:科学の方法と文学の擁護」「〈夕陽妄語〉二人太郎」(9.20).
10月
「「戦争と知識人」を読む」(青木書店)(凡人会・共著)
(凡人会代表 小川与次郎)(談話「『ファシズム』と『科学』について 『戦争と知識人』一九九七年追記」質疑応答)、「〈夕陽妄語〉近うて遠きもの・遠くて近きもの」(10.20)、「私は何をしてきたか」(鉄門倶楽部創立百周年記念誌・東大医学部鉄門倶楽部)
11月
「加藤周一コレクション5:現代日本の文化と社会」(平凡社ライブラリー)、談話「私たちの希望はどこにあるか」(「世界」臨時増刊:ストップ!自自公暴走 日本の民主主義の再生のために)、特集:「懐徳堂と大阪の学問」スペシャルインタビュー3(「SOFT No.30」(都市の知)(WINTER)、「『フェードル』の余白に」(空中庭園『悲劇フェードル』公演パンフレット:青山円形劇場)
12月「〈夕陽妄語〉一九九九年末所感」(12.15)、「陳舜臣先生と話さなかった事」(「陳舜臣中国ライブラリー22中国五千年」月報8:集英社)


・「Japan in Crisis: Essays on Taisho Democracy (Michigan Classics in Japanese Studies, 20)」(共著)

 

2000(平成12)年 81歳

1月7日〜10日 香港を訪れ、香港中文大学主催の国際シンポジウム「新しき千年紀における文化と人間性:人間的価値の未来」に参加し、講演「東北アジアにおける文化的遺産の活性化」(英語)、12日白沙会第23回例会(アトリエ西村)、13日立命館大学最終講義〔末川会館]「京都千年、または二分法の体系について」、白沙会から花束贈呈。
 2月17日フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章オフィシエ(Officier de la Legion d'honneur)を受く。
矢島翠と

3月一海知義と対談(新村出旧邸・重山文庫・京都)、27日〜30日NHK・ETV「歴史としての20世紀を語る」(桜井均 企画)に4回出演(1月の
4日間20時間のインタビューによる)、29日白沙会第24回例会(北白川駒井邸)レジオン・ドヌール勲章受賞お祝いの会、28人参加 宮脇愛子の第7回日本現代芸術振興賞受賞を祝う、
5月2日白沙会第25回例会(カフェ・リーヴ・ドロワット)、3日「憲法記念 府民のつどい」(京都憲法会議)で対談(茂山千之丞と)、
5月28日〜6月25日 フランス・イタリアを訪問、パリ・アラブ世界研究所で「コプトの芸術」大展覧会を見る 
6月9日 ヴェネツィアのカ・フォスカリ大学で名誉博士号(Laiurea Honoris Causa)を授与される。(写真)

 

7月 かもがわ出版より、対談集刊行開始, 7月16日〜19日台湾・故宮を訪れる、白沙会メンバー10人同行。 7月26日対談「日本の将来とジャーナリズムの役割」(井上ひさしと)(新聞労連結成50周年記念・東京)、
8月16日講演「ニ〇世紀の文学」(第50回高知市夏季大学・高知新聞社・高知)
9月3日〜4日 白沙会第26回例会(軽井沢)15人参加、テニスも。夜は勉強会。
10月26日〜27日
「第11回日本研究国際セミナー2000・世界における日本研究と加藤周一」(福岡ユネスコ協会)に出席し講演「私と戦後55年―来し方行く末」、また各研究報告についてコメントする。(収「FUKUOKA UNESCO」37号:01・7)、
11月第149,150回国会参議院憲法調査会会議で参考人陳述,
11日 第50次教研集会の記念トーク、高校生4人と壇上で語り合う(京都教職員組合主催)(収「加藤周一 高校生と語る」(かもがわブックレット:01・8)、「京都みたて秋の会」白沙村荘存古楼で基調講演「京都・守りから攻めへ」、17日講演「山片幡桃と現代」懐徳堂記念会・大阪大学豊中キャンパス法経講義棟第5講義室)((財)懐徳堂記念会と大阪大学大学院文学研究科主催)。このあと白沙会第27日例会。18日講演「歴史は未来を照らし出す〜加藤周一氏とともに21世紀を展望する〜」(立命館大学衣笠キャンパス・以学館1号学園祭企画)(講演と学生3人によるパネル討論)、27日参議院憲法調査会に参考人として出席し、憲法改正に反対する意見を述べる。
12月2日 京都大学シンポジウム「サルトルの世紀」(京都大学時計台内 法経第一教室)浅田彰・三宅芳夫と、16日凡人会『戦争と知識人を読む』4刷祝賀会(世田谷区上野毛「パスタ・ヴェラ」(一次会)「吉華」(二次会))

 

1月「加藤周一コレクション3:日本美術の心とかたち」(平凡社ライブラリー)「〈夕陽妄語〉国学の明暗」(1.19)、、「森鴎外」(柳田泉, 勝本清一郎, 猪野謙二,加藤周一)(「座談会 明治・大正文学史(1)」(岩波現代文庫),「時代の流れを見つめて」(婦人の友)
2月「加藤周一コレクション4:藝術の個性と社会の個性」(平凡社ライブラリー)、「〈夕陽妄語〉再び英語教育について」(2.17)、「ジャーナリストは何を表現したか<対談>鶴見俊輔:潮)
3月「〈夕陽妄語〉殷艦遠からず」(3・22)、「中原中也詩註「茶色い戦争」など」(『新編中原中也全集』1月報・角川書店)
4月「〈夕陽妄語〉蒹葭堂遺聞」(4.25)、「狂雲森春雨」(「戦後短篇小説選 4 『世界』1946-1999」・岩波書店) 
5月「辻邦生の詩と真実」(7月『辻邦生が見た20世紀末』序文:信濃毎日新聞社)、「〈夕陽妄語〉狂言と憲法」(5.24)
6月対談「漢字文化圏の未来」(一海知義と)(世界)
,「〈夕陽妄語〉嘘について」(6.22)、
7月「漢字文化圏の未来」(韓国語訳)(emerge・ソウル)、「加藤周一対話集1 〈日本的〉ということ」(かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉逆向きに見れば・・・」(7.21)、26日対談「日本の将来とジャーナリズムの役割」(井上ひさし)(新聞労連結成50周年記念)
8月「〈夕陽妄語〉名優たちの思い出」(8.25)、
9月「加藤周一対話集2 現代とはどういう時代か」(かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉理性の復権」(9.26)、
10月「河上肇 21世紀に生きる思想」(井上ひさしほか2名共著)(かもがわ出版)、「〈推薦文〉新版『宮本百合子全集』に寄す」(内容見本・新日本出版社)、「加藤周一対話集3 〈国民的記憶〉を問う」(かもがわ出版)「〈夕陽妄語〉状況の皮肉」(10.25)「失われた指輪」(湯川書房・限定100部サイン入り総革装 版画1葉 書名入)、『夕陽妄語 第三輯1992・1―1996.12』(朝日選書・朝日新聞社)
(あとがき) 
11月「私にとっての20世紀 談話」(岩波書店)
(山口昭男、小林ひかる 担当)、「国じゅうで一つの言葉が話されているのに第二国語を作る必要はない」(「英語が第二の国語になるってホント!?」国弘 正雄著:たちばな出版)、『読書術』(新装版)(岩波現代文庫)(岩波書店)「〈夕陽妄語〉若冲雑談」(11.22)、「鍋島元子さんの想出」(古楽研究会 Origo et Practica編「鍋島元子追悼録 MVSICA MVLTVM MINVIT MALORVM」)
12月「20世紀をふりかえる」(倉沢愛子)(婦人の友)、「未完の世紀―20世紀が提起した問題(総括)」(聞き手:西島建男)(論座)(朝日新聞社)、「加藤周一対話集4 ことばと芸術」(かもがわ出版)、「『論語』のすすめ」(「21世紀に希望を持つための読書案内」(筑摩書房)、「〈夕陽妄語〉日本は変わったか」(12.20)


・『〈東方文化集成・日本文化論〉日本文化論」(U8BBA/ 加藤周一著 ; 叶渭渠ほか訳:加藤周一の日本文化論選集」(北京・光明日報出版社)(「序または方法の問題」(「加藤周一が書いた加藤周一」2009所収)

・韓国語版「翻訳と日本の近代」(移山 ソウル)(オ・ファンソン訳)

 

2001(平成13)年 82歳


8月小泉首相の靖国参拝が中国・韓国の反発を招く 9月11日 ニューヨーク・ワシントンで同時多発テロ 10月米英軍などアフガニスタン・タリバン政権攻撃 12月米ABM条約脱退

1月13日(〜03年12月27日まで)信濃毎日新聞 に「高原好日―20世紀の思い出から」を隔週連載、70回。
2月5日〜4月3日香港中文大学に出講、日本研究学系で日本近代史「伝統と現代」などを集中講義。3月12日講演「日本の『転向』なる文化」(英語)
4月27日白沙会第28日最終例会(らく相談室)山口華楊記念室を観たあと勉強会。28日かもがわ出版15年記念・対談集完結記念講演会(京都キャンパスプラザ)「過客問答」(京都)、5月3日憲法記念日講演会で講演「憲法を育てるということ」 、
5月11日国際シンポジウム「欧州言語年2001年:言語の多様性ー文化の柱、コミュニケーションの架け橋」国際交流基金フォーラム(赤坂・東京)講演:「多言語主義と日本」、欧州言語年シンポジウム(デ・マウロ伊文相ほか)に出席、
6月21日日仏会館春秋講座「新世紀を生きるかぎ グローバル化とクレオール化―文明の対話・文明の混」(エドワード・グリッサンとの対話 西谷修(司会))(7月16日 ETV特集「カリブ海から世界へ」) 
8月25日講演「人権・平和・義理人情」(日本母親大会実行委員会主催)(立命大草津キャンパス)(滋賀)、26日講演「日本社会と儒教倫理」(加藤周一対話集完結記念・かもがわ出版・神戸朝日病院(金守良院長)主催・兵庫県私学会館・神戸),
10月7日〜21日ヴィーンとドイツ訪問。10月15日ベルリン(日独センター:Japanische-Deutshes Zentrum Berlin)で講演「Moral und Politik, die Rolle des japanischen Intellektuellen in Vergangenheit und Gegenwart」(仮訳「政治と倫理―過去および現在における日本の知識人の役割」)、10月16日ベルリン自由大学(歴史・文化学部)から名誉博士号(Eherendoktorat)を贈られる。10月19日講演「Fremdes und Eigenes in der japanischen Literatur」(仮訳「日本文学における外的なものと内的なもの」)(indicium主催・文学会館Stiftung Buch; Medeien und Litereaturhaus)、講演「次元と超次元:日本文学の視点」(ミュンヘン・リテラトゥアハウス)、10月25日〜26日
第12回日本研究国際セミナー2001「21世紀の世界と日本の課題」(福岡ユネスコ協会)でコメント「ジャーナリズムと社会」「文化・比較文学」
11月4日プラザカレッジ講座「京都学〜21世紀日本文化のキーワード」「映画は20世紀に何をもたらしたか」加藤周一、江藤文夫(成蹊大学名誉教授)、このあと白沙会同窓会(遠藤剛熈美術館)、20日 憲法再生フォーラム発足講演会「暴力の連鎖を超えて―ひとりひとりが言葉を紡ぐとき」で講和「現在は解釈改憲の第二の分岐点」(加藤周一・井上ひさし・樋口陽一・水島朝穂(東京)、11月23日岩波講座・講演 「日本社会と儒教倫理」(松本)、
12月8日 大阪歴史博物館開館記念・NHK大阪新放送会館完成記念国際シンポジウム「知の冒険者たちーー近世大坂の学問と文化」記念講演 「懐徳堂とその時代―町人文化余聞・18世紀後半の大阪」、パネルディスカッション『近世大坂の創造力』(加藤周一/テツオ.・ナジタ/姜在彦/岸田知子/脇田修)、 12月15日第12回核戦争に反対し、核兵器廃絶を求める医師・医学者のつどい「学びつたえよう 核兵器廃絶と平和への想い」講演「核兵器廃絶をもとめる理由」(明治大)、ETV 国宝「那智瀧図」
、ニコラエ・シリウス氏と会談

 

1日「何処へ行くのか」(信濃毎日新聞1.1)「〈夕陽妄語〉ニ〇〇一年正月の夢想」(1.25)、「新世紀の希望、または「歴史意識について」」(「日中文化交流」648:日本中国文化交流協会)、「〈推薦文〉鈴木道彦訳『失われた時を求めて』の完成を祝す」(個人全訳・全13巻完結「失われた時を求めて」集英社・内容見本)、「前口上」(「高原好日―20世紀の思い出」連載)(信濃毎日新聞1.13)、「〈高原好日〉油屋主人」(信濃毎日新聞1.27)
2月「〈高原好日〉堀辰雄」(2.10)、「〈夕陽妄語〉香港旅情」(2.22)、〈高原好日〉立原道造」((2.24)
3月「夕陽妄語 VI」(朝日新聞社)
(あとがき)、「この百年の課題」(総括)(朝日選書)、「〈高原好日〉尾崎行雄」(3.10)、「〈高原好日〉中野好夫」(3.24)、「〈夕陽妄語〉仏像群の発見」(3.27)
4月「香港あれこれ」(一冊の本・朝日新聞社)、「〈高原好日〉「加藤周一対話集 別巻 過客問答」(聞き手:江藤文夫)(かもがわ出版)、「現代をいかに生きるか(講演)」(山猫軒シンポ・ブックレット:しゃくなげの会:非売品)、「憲法を考える 44 第149,150回国会参議院憲法調査会会議録 」(現代史料出版)、「〈高原好日〉片山敏彦」(4.14)、「〈高原好日〉赤松新」(4.20)、「〈夕陽妄語〉ニ〇〇一年四月馬鹿」(4.20)、
5月「〈高原好日〉兼常清佐」(5.12)、「〈夕陽妄語〉この頃みやこに流行るもの」(5.24)
、「〈高原好日〉中野重治」(5.26)
6月「小さな花」(かもがわ出版・非売品)、対談「転換期−世界のなかの日本」(都留重人と)(赤旗)(6.9から6回)、「〈高原好日〉立石芳枝」(6.9)、「〈高原好日〉川島武宜夫妻」(6.23)、(「〈夕陽妄語〉抱一の時代」(6.26)、「多様性を育てる教育に」(1996)(「山ろく清談*」(信濃毎日新聞社編著)、
7月「二重構造としての日本語」(再録)「対談日本語を考える」(大野晋)(中央公論新社)、「自国への誇りとはなにか」(「歴史教科書 何が問題か:徹底検証Q&A」)(岩波書店)(小森陽一・坂本義和・安丸良夫編)、講演「私と戦後55年」(「世界における日本研究と加藤周一」(福岡ユネスコ協会37号)、「〈高原好日〉福永武彦」(7.14)、「〈夕陽妄語〉外交改革」(7.24)、「〈高原好日〉中村真一郎」(7.28)
8月「加藤周一、高校生と語る」(かもがわブックレット・かもがわ出版)、対談「〈日韓の歴史・文化と未来〉日韓の近代化の差異はなぜ生まれたか」(金容雲と)(世界週報・時事通信社)、「〈高原好日〉朝吹登水子」(8.11)、「〈夕陽妄語〉『敗戦日記』抄」(8.24)、「〈高原好日〉アルベール・アルゴオ」(8.25)
9月「20世紀から」(鶴見俊輔と対談)(潮出版)
「〈高原好日〉野上弥生子」(9.8)、「〈夕陽妄語〉『ナショナリズム』再訪」(9.21)「〈高原好日〉小山浩志」(9.22)、「Narrische Gedanken am Abend, Essays zu japanischer Kultur, Politik und Zeitgeschichte, Iudicium, Munchen 2001」(Frank Bohling 訳)(『夕陽妄語』選集・ドイツ語版)
10月「〈高原好日〉田中慎次郎」(10.13)、「〈夕陽妄語〉ソムリエの妻」(10.24)、「〈高原好日〉垣花秀武」(10.27)、「Kato Shuichi on Everything; a renaissance man speaks his mind」(仮訳「すべてに立ちむかう加藤周一―ルネッサンス型人間、その心を語る」(Kyoto Jounal;No48 10.25)
11月対談:福島瑞穂「いま会いたい、いま話をしたい」(月刊社会民主)、「〈高原好日〉辻邦生」(11.10)、「〈夕陽妄語〉複雑怪奇」(11.22)、「〈高原好日〉内田芳明」(11.24)
12月「〈高原好日〉鈴木治雄」(12.8)、「〈夕陽妄語〉神はどこにいるのか」(12.20)

・「letteratura giapponese: Disegno storico, Marsilio Editori, 2001 (訳 A. Boscaro) (『日本文学史序説』イタリア語簡約版)
・「Geheimnis Japan: Begegnung der Kulturen
(Orbis Verlag fur Publizistik)(訳 Reinhard Tiffert, Hiroko Hashimoto)『日本その心とかたち』ドイツ語版)

 

2002(平成14)年  83歳


9月小泉首相訪朝 


1月26日 日教組第51次日教研集会記念講演「憲法・文化・教育」(宮崎)、
3月TV「BS朝日スペシャル 最後の貴婦人 作家朝吹登水子の愛と自立を求めた人生」に出演、
4月13日講演「どうなる世界・どうする日本〜9月11日のかなた」(平和と文化を語る共同実行委員会主催・宇部市), 山本晴彦氏の案内で中原中也記念館などを訪ねる。
5月3日 2002年5・3憲法集会(東京・日比谷公会堂)にメッセージを寄せる。5月12日〜26日 イエテボリ・ストックホルム(スウェーデン)、ヴィーン、パリ旅行、イエテボリ大学で講演「Cultural Identity, Tradition and Modernity」(仮訳「文化的アイデンティティ―伝統と現代性」、「超現実主義」「国防軍の犯罪」展を見る

6月6日講演「学ぶこと 思うこと」(東大教養学部学生自治会)、6月20日 講演「「私にとっての20世紀」余聞」(東京・学士会午餐会)

9月7日講演「中原中也と高田博厚」(中原中也の会主催;山口・湯田温泉)、9月23日〜10月1日 日中国交文化30周年を記念して中国訪問(上海・成都・北京)矢島翠・樋口陽一・藤原智子と。
10月8日〜9日朝日カルチャーセンター「語り継ぐ戦後思想史」 聞き手:成田龍一、
10月30日講演「日本の選択について」(第9回九州国際文化会議「21世紀の世界と日本の選択」(福岡ユネスコ協会)、
11月10日『画家・
遠藤剛熈』出版記念講演会(京都・遠藤剛熈美術館)、11日講演「日本語―政治と文学の言葉」(舞鶴)のあと、白沙会メンバー12人と天橋立へ。
12月4日 
TBS・NEWS23対談「〈このくにの行方〉壊れゆく京都と日本語」(筑紫哲也と).12月6日講演「歴史の見方」(沼津)、12月14日イタリア政府より勲章(Commendatore)を贈られる(在日イタリア大使館)


1月「〈高原好日〉磯崎新」(1.12)、「〈夕陽妄語〉日常性と非日常性」(1.23)、「〈高原好日〉宮脇愛子」(1.26)、「序」(「ハーバート・ノーマン 人と業績」)(中野利子・加藤編著:岩波書店)、「再び英語教育について」(「論争・英語が公用語になる日」(中公新書ラクレ) 
2月「文明の「衝突」から「対話」へ」(潮)、「現在は解釈改憲の第ニの分岐点」(『暴力の連鎖を超えて − 同時テロ,報復戦争,そして私たち』(岩波ブックレット 561:井上ひさし、樋口陽一、水島朝穂と.共著)、「ジャーナリストは何を表現したか」(鶴見俊輔と対談)(潮)、「〈高原好日〉橋本福夫」(2.9)、「〈夕陽妄語〉何も変わらなかった」(2・21)、「〈高原好日〉山本進」(2.23)
3月「〈高原好日〉一茶夢憶(上)」(3.9)、「〈夕陽妄語〉半年後」(3.22)、「〈高原好日〉一茶夢憶(下)」(3.23)
4月「〈高原好日〉藤村旅情(上)」(4.13)、〈夕陽妄語〉春日明暗」(4.22)、「〈高原好日〉藤村旅情(下)」(4.27)
5月「〈夕陽妄語〉雪舟展の余白に」(5.23)、「〈高原好日〉水村美苗」(5.25)
6月「〈高原好日〉岩井克人」(6.8)、「〈高原好日〉田口弥生」(6.22)、「〈夕陽妄語〉それでもお前は日本人か」(6.24)、中国語版『世界漫遊記 東瀛美文之旅 』(河北教育出版社〈石家荘〉王建新・訳)、弔辞「故下中邦彦お別れの会」記録:平凡社・下中記念財団)
7月「吉田秀和全集19(白水社)『音楽の時間I』解説、「盧溝橋事件六十五周年に思う」(日中文化交流670)、「〈高原好日〉武満徹」(7.27)、「〈夕陽妄語〉『日本仏教曼荼羅』読後」(7.23)、
8月「どうなる世界 どうする日本――9月11日のかなた」(かもがわブックレット)
「〈高原好日〉佐久間象山(上)」(8.24)、「〈夕陽妄語〉夏の怪談」(8.26)、日本のこころ〈花の巻〉―「私の好きな人 一休―一休宗純はどこにいるか」(竹西寛子ほかと共著:講談社)、「憲法・文化・教育」(日本の教育第51集」日本教職員組合編・一ツ橋書房)、「テロリズムと日常性 「9・11」と「世なおし」68年」(凡人会と共著:青木書店)
9月「〈高原好日〉佐久間象山(下)」(9.14)、「〈夕陽妄語〉喪失の劇」(9.24)、「〈高原好日〉丸山真男」(9.28)、「ポリフォニーとしての中世思想」(『中世思想原典集成』内容見本・平凡社)
10月「〈序文〉モースのスケッチブック / 中西道子著」へ「贅言」(雄松堂出版)、「〈高原好日〉風間道太郎」(10.12)、「〈高原好日〉石井好子」(10.26)、「〈夕陽妄語〉北京の秋」(10.28)、
11月「画家 遠藤剛熈 序文」(かもがわ出版)、「朝吹登水子さんという人*」(朝吹登水子「豊かに生きる」・世界文化社)、「〈生老病死の旅路〉加藤周一さんに聞く」(読売新聞)、「〈高原好日〉三田村恭三」(11.9)、「〈高原好日〉御木本隆三」(11.23)、「〈夕陽妄語〉趨庭日」(11.27)
12月「本書の刊行によせて 独裁者について」(イニャツィオ・シローネ、齋藤ゆかり訳『独裁者になるために』解説:(岩波書店)、「武満徹の通訳」(『武満徹全集I』(管弦楽曲)(小学館)、「〈高原好日〉太宰春台(上)」(12.14)、「〈夕陽妄語〉ニーダム・湯川・素人の科学」(12.20)「〈高原好日〉太宰春台(下)」(12.28)

「A History of Japanese Literature: The first thousand years I」(Kodansha International ,Tokyo,NewYork and San Francisco 2002 Trade Paperbuck) 

 

2003(平成15)年  84歳


3月 米英軍イラク攻撃 4月フセイン政権崩壊 6月有事関連3法成立 7月日本イラク特措法成立 

2月10日−11日 日欧知識人シンポジウム「グローバリゼーションで文化はどうなる?」講演「『アメリカ化』で問われる日欧のアイデンティティ」(EUジャパンフェスト日本委員会・東京)、 「夕陽妄語」の装丁家、田村義也死去、インタヴュー「ヒロシマ、アメリカ、そしてナショナリズム」(聞き手:成田龍一)(六本木・国際文化会館)、
3月ギリシャ劇「アンティゴネー」を見る。22日講演「日本の社会と文化」(長野市・八十ニ文化財団主催)、
4月 声明「イラク戦争と日朝関係」に署名、4月21日・28日 朝日カルチャーセンター「「日本文学史序説」 をめぐって」(聴き手・ 松岡心平 ,成田龍一), 
5月3日(憲法記念日)講演・宮城県憲法会議(仙台)、
6月 「東北アジアの平和を求める日韓市民共同声明」へ署名、20日9月の「講演と対話の集い」実行委員会に出席、29日「堀辰雄と音楽、トーク&コンサート」トーク加藤周一・コンサート浜口奈々(ピアノ)、
7月5日「文学の効用」(札幌・藤女子大学キリスト教文化研究所第5回公開講演会)、7月12日東京経済大学「21世紀教養プログラム」発足記念特別講演会 加藤周一氏とノーマ・フィールド氏を招いて〜《教養》の再生のために〜司会:徐京植、
9月3日〜7日信州追分・油屋にて第2次白沙会メンバーと合宿学習会「日本文学史序説補講」、自由討論「宗教と現代科学」「『論語』または古典とのつきあい方」(のちに「語りおくこといくつか」(2009 かもがわ出版)に所収、19日 84歳誕生祝(白沙村荘)、20日講演と対話「『羊の歌』―過去と向き合い明日を見晴るかす」(京都芸術劇場・春秋座)、21日「〈加藤周一 講演と対話のつどい〉私たちの希望はどこにあるのか」(神戸)、『国立国語研究所が提案した外来語の言い換えの中に、「メセナ」を「文化支援」と言い換える案が含まれたことに対し、福原義春・企業メセナ協議会会長・理事長や評論家の加藤周一氏、演出家の蜷川幸雄氏らが「メセナ言い換え語提案に反対する会」を発足させ、30日、声明を発表。
10月11日塩津哲生「山姥」を小山弘志、中村稔と見る(喜多六平太記念能楽堂)19日・26日NHKラジオ第二放送 NHKカルチャーアワー「明日を切り拓く力 《教養教育》を考える」第2回「教養とは何か」、第3回・第4回徐京植と対談、
11月8日「声のライブラリー 自作朗読の会」(加藤周一・永井愛、松浦寿輝・司会・樋口覚)詩「二つのロンデル」(「雨と風」「さくら横ちょう」)朗読(東京・駒場の日本近代文学館)、9日投票の総選挙について、加藤周一・樋口陽一・井上ひさし・川田龍平・毛利子来・金子勝ら27人が連名で呼びかけ人となり、「争点は日本が戦争への道を歩むかどうかだ」と訴える共同アピールを発表、11日講演「〈日仏文化会議・近代日本と仏蘭西〉永井荷風」(日仏会館80年記念文化講座・東京)、16日講座「〈『正しい』日本語ってなんだ〉日本語の得失」(キャンパスプラザ京都カレッジ・21世紀学研究), 27日 バルバラ・吉田=クラフト没。

 

1月「中国は日本の美術の「恩人」です」(対談:平山郁夫)(潮),「私はなぜ憲法を守りたいのか」(対談:大江健三郎)(世界)、「 テロと拉致、そして私たちの未来」(婦人之友)、 『学ぶこと 思うこと』(岩波ブックレット)「〈高原好日〉朝吹家の人々(上)」(1.11)、「〈夕陽妄語〉初夢軍逆波」(1.23)、「〈高原好日〉朝吹家の人々(中)」(1.25)
2月「戦後思想を語る(上) 戦争責任と『雑種文化』再論」(聞き手:成田龍一)(論座 朝日新聞社)、「解説『路上の人』(堀田善衛)徳間書店), 「「憲法」か「有事法制」か」(憲法再生フォーラム編『有事法制批判』:岩波新書)、「〈高原好日〉朝吹家の人々(下)」(2.8)、「〈夕陽妄語〉イラク征伐と日本」(2・20)、「〈高原好日〉佐岐えりぬ」(2.22)、〈跋〉 アデラ・ポペスク 人と作品 『私たちの間に−時間(とき) : アデラ・ポペスク詩集』(未知谷)
3月「戦後思想を語る(中) 『羊の歌』1968年、歴史と文学」(論座)、「〈高原好日〉高坂知英」(3.8)、談話「語るには若すぎますが」 (古舘謙二インタヴュー・連載58回)(「週刊朝日」(3月14日号)、「〈高原好日〉中村真一郎II」(3.22)、「〈夕陽妄語〉『アンティゴネー』再見」(3・25)
4月「戦後思想を語る(下)『夕陽妄語』、知識人の責任」(論座)、座談会「戦争と平和」(加藤周一、樋口陽一、暉峻淑子 司会・佐高信)(「週刊金曜日」4・25=5.2:457号), 「イラク戦争は「非合法の犯罪」(「全国革新懇ニュース」4月号)、「変わりつつ・変わらない姿勢」(「婦人之友」創刊100周年記念号)、「情報源としてのTV」(財団法人放送文化基金HP「これからの放送文化を考える」(「多抱多想―30人の意見」)、「〈高原好日〉アドリアーナ・ボスカロ」(4.12)、「〈夕陽妄語〉髭と人参」(4.22)、「〈高原好日〉リーラン」(4.26)
5月「文学の役割」(文学・創刊70年記念 5=6月号)(岩波書店)、「〈高原好日〉巴御前」(5.10)、「〈夕陽妄語〉クレマンソー余聞」(5.20)、「〈高原好日〉岩波茂雄」(5.24)、対談「戦争と日本―過去から未来へ」(澤地久枝と)(赤旗 5・29―6.6)、
6月談話「なぜ同時多発的デモか」(世界・臨時増刊「NO WAR!」、「福島瑞穂のいま会いたい いま話をしたい」(明石書店)、「〈高原好日〉臼井吉見」(6.14)、「〈夕陽妄語〉羊どろぼうの話」(6.19)、「語るには若すぎますが II 「感情」が合理的判断の起点 人生に退屈したことがない(古舘謙二構成)(河出書房新社)、「〈高原好日〉池田満寿夫」(6.28)
7月「決断が個人をつくる」(長野八十二文化財団:文化講演レポート)、「「読む」ということ 若者へのメッセージ」(季刊「環」(藤原書店Vol.14特集:「読む」とは何か)、「「読む」ことについての私的感想四つ」(近代化の中で「読む」行為はどのように変容したか?)(「環」7.8月号(藤原書店)、「〈高原好日〉マリー・デュフォー」(7.12)、「〈夕陽妄語〉「歴史の審判」ということ」(7.17)、「〈高原好日〉マイケル・ライシュ(上)」(7.26)
8月『日本文学史序説』を語る(上)「転換期」とは何か 空海、道元、利休、一休、世阿弥らの「時代精神」(聞き手 日本女子大教授 成田龍一、東京大教授 松岡心平)(論座),対談「漢字文化圏の未来」(中国語訳)(南開大学日本研究院『日本研究論集』)(天津人民出版社)、「〈高原好日〉マイケル・ライシュ(下)」(8.9)、「〈夕陽妄語〉久米の仙人大いに語る」(8.11)、「〈高原好日〉白井健三郎」(8.23)
9月
『日本文学史序説』を語る(下)日本は第五の転換期を迎えている(論座)、「〈高原好日〉加藤道夫」(9.13)、「〈夕陽妄語〉「オランダの光」」(9.18)、「〈高原好日〉フランク・デュナン」(9.27)、「座談会・昭和文学史 I」(大正から昭和へ―近代を物語る言葉)(加藤周一;井上ひさし;小森陽一)(明治天皇の死;戦争と大震災と大逆事件 ほか)(集英社)、「小さな花」(増補新装版)(かもがわ出版)
10月『常識と非常識―加藤周一講演集III』(かもがわ出版、講演記録「〈「教養」の再生のために)教養とは何か」(世界)、「狐と義経と野村万作」(野村萬斎・土屋恵一郎編『狂言三人三様 野村万作の巻』序文:岩波書店)、「〈高原好日〉伊藤整」(10.11)、「〈夕陽妄語〉『山姥』の他界」(10.22)、「〈高原好日〉マーク・ピーター・キーン」(10.25)、「Kato Shuichi; L'engagement intellectuel/ La nation japonaise au prisume de l'histoire」(仮訳「対談:加藤周一―知識人の社会参加・歴史のプリズムを通して見た日本という国」(聞き手:Julie Brock)(Daruma、11.12・13)
11月「グローバル化で文化はどうなる 日本とヨーロッパの対話」(K・アハム/イ・ヨンスク/柏木博/加藤周一/黒崎政男/M・コンデ/筑紫哲也/B・ティビ/辻井 喬/服部桂/平田オリザ/M・フェダーマン/J‐M・フロドン/三浦信孝/E・モラン/四方田犬彦)(EUジャパンフェスト日本委員会)(藤原書店)
「〈高原好日〉宇佐美英治」(11.8)、「〈夕陽妄語〉原則と行動」(11・17)、「〈高原好日〉辻佐保子」(11.22)、講演「日本の選択について」(第9回九州国際文化会議ー21世紀の世界と日本の選択」),
12月「日本文化と日本語を守る」(「対論・筑紫哲也 このくにの行方」(集英社),「〈高原好日〉アラン・ジュフロワ」(12.13)、「〈夕陽妄語〉2003年回顧」(12.17)「〈高原好日〉樋口陽一」(12.27)

 




 

 

 

 

 

 







   


 



 

 

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