第5期2004〜2008 (「九条の会」、晩年)



2004(平成16)年  85歳

2月自衛隊イラク入り 10月新潟中越地震 12月スマトラ沖地震・インド洋大津波


1月 「新春に平和を語る」(池澤夏樹と)(NHKラジオ)、東京経済大学「21世紀教養プログラム」の勉強会「教養とはなにか」,
2月7日講演「
イラク戦争と日本―私たちの希望はどこにあるのか―」(岐阜),
4月17日から佛教大学客員教授として文学部大学院・文学研究科(京都)で日本文学研究を担当、月1回土曜日午後「仏教説話集」集中講義(06年3月まで)、「イラクの日本人人質事件の解決を望む」加藤氏ら131人が10日、武装勢力に人質3人の即時釈放を求め、日本政府に自衛隊撤退を迫る緊急声明、「巨匠」再見。
5月3日「加藤周一 講演と対話のつどい・鹿児島)、
6月対談「「日本 その心とかたち」をめぐって」(高畑勲と)(スタジオジブリ)、6月10日「九条の会」結成:加藤周一・大江健三郎、小田実、奥平康弘、井上ひさし、沢地久枝、鶴見俊輔、梅原猛、三木睦子の9人、対談「漢字・漢語・漢詩」(一海知義と)(橋本関雪旧邸・白沙村荘・京都)
7月3日講演「日本文化とアジア 加藤周一氏、文化について大いに語る」(大阪商業大学)、7月24日「九条の会・発足記念講演会」(東京・ホテルオークラ別館)で講演「改憲論をどう考えるか」、
8月7日ETV特集「バチカンと現代社会」(西谷修と対談)、
9月6日ー10日基調講演「文化の多様性対文化帝国主義」(国連大学グローバル・セミナー第20回湘南セッション・神奈川県葉山町)、
10月13日講演「吉田松陰と現代」(萩)、14日「宗教をめぐる対話」(談話)(萩)、15日「自由主義者 石橋湛山の思想と評論――その小日本主義をめぐって」総括(福岡ユネスコ協会 ),10月21日講演「私たちの希望はどこにあるのか いま憲法を考える」(福島)、10月23日講演「第二の戦前・今日」(和光大学総合文化研究所公開シンポジウム)、チェーホフ「三人姉妹」(マールイ劇団)を見る。
11月3日「憲法九条を守ろう 県民のつどい」(名古屋)、11月12日「平和論再考」(大阪大学大学院特殊講義 )、21日「九条の会」仙台講演会、
12月5日TBS時事放談「イラク自衛隊派遣延長〜ねじれる世界の中で〜」(後藤田正晴 / 加藤周一 /筑紫哲也)、5日講演「芸術にとって前衛とは」(笠原芳光と対談)(芦屋)、10日講演「9条と私」(京都大学)、12日勉強会「戦争と平和 日本国憲法、イラク戦争を中心に」(神戸元町・私学会館)60人参加。



1月1日対談「日本の誇り 軍より京都」(梅原猛と)(朝日新聞)、,『私たちの希望はどこにあるか---今、なすべきこと』(かもがわ出版 ブックレット)(ビデオVHS128分),「〈夕陽妄語〉映画・時間について」(1・22)、
2月対談「再びのヨーロッパ」(池澤夏樹と)(文學界 文芸春秋社)、「「中島健蔵展」に寄せて」(日中文化交流689)、「〈夕陽妄語〉翻訳・風流・自然」(2.12)、対談「迷走する日本 知の巨人大いに語る」(寺島実郎と)(軍縮問題資料280号)、
堀田善衛「路上の人」(復刊)解説:「『路上の人』と堀田善衛」(徳間書店)
3月「永井荷風―フランスを愛した自由人」(「近代日本と仏蘭西―10人のフランス体験」三浦信孝 編)(大修館書店)、講演記録「文学の効用」(藤女子大学キリスト教文化研究所・紀要第5号)、「〈夕陽妄語〉「オウム」と科学技術者」(3.16)
4月対談「歴史の分岐点に立って」(姜尚中と)(論座)、「〈夕陽妄語〉『巨匠』再見―劇場の内外」(4.15)、
5月『夕陽妄語VII(あとがき)(朝日新聞社)、「「夕陽妄語」の余白に―偶然と必然」(一冊の本:朝日新聞社)、「〈夕陽妄語〉応挙と白隠」(5.18)、
6月「立原道造の故郷」 (立原道造記念館・館報第30号)、「〈夕陽妄語〉また9条」(6・17)、
7月座談会「詩の言葉、変遷する日本語」(谷川俊太郎、田原(ティアン・ユアン)と)(すばる)、「高原好日―20世紀の思い出から」(信濃毎日新聞社)、「日本を問い続けて 加藤周一、ロナルド・ドーアの世界* 」(対談「日本とは何か」:ロナルド・ドーアと)(加藤周一・ロナルド・ドーア監修、福岡ユネスコ協会編 )(岩波書店)、「〈夕陽妄語〉拷問の論理」(7・15)
8月「〈夕陽妄語〉夏休み・二つの詩集」(8・25)
9月
『日本文化のかくれた形』(共著)(新装版)(岩波現代文庫)「〈夕陽妄語〉アインシュタインの靴屋」(9・22)、「方舟」(昭和23年7月、9月・全2冊:日本近代文学館)、「〈推薦文〉中村稔 頌」(青土社版『中村稔著作集』内容見本)
10月対談「憲法を体現して生きる―いまこそ、市民の力の爆発を」(辛淑玉と)(別冊世界「もしも憲法9条が変えられてしまったら」)、「まえがき『改憲は必要か』」(憲法再生フォーラム編)(岩波新書)、「〈夕陽妄語〉チェーホフの医者」(10・19)、「日本 その心とかたち」をめぐって(スタジオジブリ「熱風」10−11月号)
11月「憲法九条、いまこそ旬」(九条の会)(岩波ブックレット),「〈夕陽妄語〉『ねじれ』現象について」(11・16)、「Barbaras Kieselstein: Passacaglia fur Barbara」(Iudicium, Munchen、Nov 2004)(私家版)
12月「日本の誇り 軍より京都」(梅原猛対談)(「憲法のいま@平和が生きるとき 自薦集パート1」小森陽一編:かもがわ出版)、「〈夕陽妄語〉日本2004年」(12・20)




2005(平成17)年  86歳



1月 7日「映画「オランダの光」京都シネマにて上映に先立ち談話、22日あいち9条の会結成集会(名古屋)で講演、1月23日NHKTVスペシャル「シリーズ憲法」第2部討論番組に出演、 1月29日講演「九条・教育・基本法」(教育基本法の改悪をとめよう!京都府民集会)、
2月18日講演 「軍事力で平和は守られるか」(神戸/兵庫県弁護士9条の会)、2月25日講演(小田 実・大江健三郎と)(「九条の会」をきく神奈川県民のつどい)、
3月20日第55回凡人会勉強会「戦争と知識人―大佛次郎の場合」(目黒区八雲住区センター、懇親会「吉華」にて)、27日NHKスペシャル「シリーズ明治・プロローグ 今、明治に何を学ぶか」に出演(P・ドラッカーとともに)、3月29日〜4月1日北京へ、3月30日 清華大学(北京)講演「私の人生、文学の歩み」小森陽一・島村輝・王中忱・汪暉・格非・慮躍剛らと民間対談会、3月31日講演「東アジアにおける日本文化」(国際交流基金北京事務所)、インタヴュー「日本良心的抗争」(中国青年報)、
4月9日講演「九条と国際貢献」(長野)、九条の会記者会見
5月ビデオ「9nine―憲法九条は訴える!」(DVD・VHS()九条を守ろう!映像プロジェクト),「教育基本法の改悪をとめよう!5・7全国集会」(東京)でスピーチ、「了解日本、従閲読開始」(北京・新京報・朝刊)でインタヴュー
5月29日〜6月15日カナダ、パリ、ヴィーンへ。5月30日カナダ講演「日本平和憲法9条の試練」(「ヴァンクーヴァー九条の会」)、6月モントリオール、パリ、ヴィーン、シベリア経由で世界一周のあと帰国。
6月24日講演「9条と日・中・韓」(憲法改悪反対・九条を守る加藤周一講演会)(京都・西陣織会館)、
7月日高六郎米寿記念パーティー(東京神田)、7月24日「私の戦後60年」(NHKラジオ深夜便)、講演「私と憲法九条」(九条の会・兵庫県医師の会)、7月31日パネル・ディスカッション「東アジア共同体―その意義と可能性」(神戸朝日病院主催)に出席、
8月3日講演「伝統と現代 日本のアニメーションを中心に」(三鷹の森ジブリ美術館・東京)、
9月2日 朝吹登水子逝去、
10月11日朝日カルチャーセンター「いま、なぜ戦後か」 (聞き手:成田龍一)、10月15日講演「欧米文化を考える」(仏教大学英米学科設置30周年記念講演会
11月3日講演「いまこそ憲法!「戦後60年」に語る 憲法のつどい」(広島)、11月27日シンポジウム「自民党改憲案は日本をどこに導くか」(挨拶 加藤周一、報告 奥平康弘、山内敏弘)(東京)、11月30日講演「二つの学生時代〜戦争または平和とともに〜」(早大大隈講堂)、


1月 インタヴュー「日本は米国を怖がりすぎだ」(聞き手:上丸洋一)(論座)、「〈夕陽妄語〉映画と空間」(1・24)
2月「教養の再生のために 危機の時代の想像力 」(加藤周一、ノーマ・フィールド、徐京植著)(影書房)「加藤周一対話集5 歴史の分岐点に立って」(かもがわ出版)(あとがき)「いま憲法を考える」(かもがわブックレット ビデオVHS112分)、「〈夕陽妄語〉報道三題」(2.22)
3月「〈夕陽妄語〉60年前の東京の夜」(3・24)
4月「〈夕陽妄語〉四月の夢」(4.20)
5月 「NHKスペシャル明治T 変革を導いた人間力」(NHK出版), 5月「〈夕陽妄語〉『すれちがい』の果てに」(5.23)
6月「〈夕陽妄語〉蕭白不思議の事」(6.22)
7月決定版「日本その心とかたち」(スタジオジブリ編・発行)(徳間書店)(付・対談「日本 その心と形」をめぐって」(高畑勲と)(「あとがき、または二十一世紀に向かって」)(編集 田居因)、『日本その心とかたち」(DVD7巻セット)(ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント)、(付●「日本のアニメーション」(約105分)語り手:加藤周一/聞き手:高畑勲、●「日本の取るべき道は“座頭市”?!」(約150分)語り手:加藤周一/聞き手:河邑厚徳)、「いま、平和論を再考する」(『ラディカルに〈平和〉を問う』(小田実・木戸衛一編)(法律文化社)、インタヴュー「加藤周一 特別インタヴュー」(第一部・第二部:聞き手;彭佳紅)(熱風7−8月号)、「「江藤文夫年譜」に寄せて」(『江藤文夫を語る会』パンフレット)、「〈夕陽妄語〉『在日コリアン詩選集』読後」(7.20)
8月対談「歴史に正対しなければ未来はない」(後藤田正晴と)(世界)、「〈夕陽妄語〉怪談・八月の「つくつく節」」(8.23)、対談「教養の再生」(今道友信と)(「アスペン・フェロー」8月号)(日本アスペン協会)
9月『吉田松陰と現代』(かもがわブックレット・かもがわ出版)『9条と日・中・韓』(かもがわ出版・かもがわブックレット)(VHS・DVD)「漢字・漢語・漢詩」(一海知義と/雑談・対談・歓談)(かもがわ出版)「20世紀の自画像」(ちくま新書・筑摩書房)、「〈夕陽妄語〉選挙の後に」(9.21)、
10月「〈夕陽妄語〉廃墟から」(10.24)
11月「再説九条」(「憲法九条、未来をひらく」)(岩波ブックレット)、鼎談「言葉との格闘―漱石の『明暗』について」(小森陽一・石原千秋)(「漱石研究」18号・終刊号・翰林書房)、「〈夕陽妄語〉『孫子』再訪」(11.22)
12月「後藤田正晴 語り遺したいこと :岩波ブックレット (No.667)」(後藤田正晴との対談「歴史に正対しなければ未来はない」)(岩波書店)、「〈夕陽妄語〉ニ〇〇五年の思い出」(12.21)



2006(平成18)年  87歳

1月7日講演「異なる宗教間の対話」とパネル・ディスカッション(門脇健・頼富本宏・森孝一)(京都・宗教系7大学院連合」設立記念シンポジウム)(同志社大・寒梅館)、14日佛教大学最終講義「マルクス主義」(マルキシズム、仏教、朱子学とその日本化)、22日「日中関係の発展に文化は何ができるか」(政冷経熱の現状と『文温』の可能性)(加藤干洋・王暁平・王敏 コーディネーター:中川謙)(帝塚山学院大学・朝日新聞社共催:大阪市中之島 国際会議場)
4月9日講演「9条 我々の明日」(伊藤真と)國弘正雄・司会(明治大学)、14日教育基本法改正案に対し喜多明人・小森陽一・辻井喬ら19人と法案の国会上程に反対する緊急声明を発表、15日國弘正雄『操守ある政治家 三木武夫』(たちばな出版)出版記念会(六本木・国際文化会館)でスピーチ。22日東京駒場の日本近代文学館にて、「中村真一郎の会」設立総会、および記念講演会で会長として挨拶。
5月3日講演「わたしと憲法9条」(許すな改憲!5・3石川県民集会・金沢)、9日講演「憲法九条、いまこそ旬」(大宮・さいたま)、 17日講演「戦後日本におけるフランス」(日仏文化講座「日仏戦後60年の社会変容」全5回の第1回)、20日講演「詩人ハイネ――政治と文学のこと」(北九州市小倉区・九州厚生年金会館)、21日講演「私たちの希望ー国際関係について」(下関市立大学)、27日講演「知の頽廃と再生ー人間はどこへ行くのか」(明治大学)
6月10日 九条の会全国交流集会(東京)で講演、
7月14日 講演「文学と政治」(福岡ユネスコ協会)、21日講演「憲法9条・未来への選択」(北海道大学)、22日講演「医療・九条・北海道」(札幌)
8月15日講演「復初の集い・丸山真男没10年;丸山真男の心理と論理」(星陵会館・東京)、16日仏Liberation紙インタビュー記事「歴史見直し主義者の挑発」(Le Japon souffre d'une grave maladie nationale),靖国参拝反対について、19日講演「佐久の草笛〜社会と医療の未来」(長野県佐久勤労者福祉センター)
10月28日講演 「「日本文学史序説」をめぐって」(京都・池坊短期大学) 京都佛光寺大善院の集いで一海知義・奥平康弘と、白沙会。29日奈良当麻寺へ「ルビノ堀川」で白沙会(「何人かの歴史上の人物について:最終講義」(2013)所収)。30日木下順二逝去
11月25日「アジアの平和を9条の心で」あいさつ「憲法セミナー開催にあたって」(東京・明治大学)
12月8日講演「老人と学生の未来 ー戦争か平和か」(東大駒場)、12日講演「科学者の社会的責任」(筑波大学附属駒場中・高校)



1月談話「価値を内面化し、良心に従う「自由な個人」となれ(論座)、対談「再生への熟考」(藤原帰一と)(1.1)(河北新報・千葉日報ほか)、 「〈夕陽妄語〉差別について」(1.23)、 「この国のこれからのカタチ 憲法前文のイミ」(広告批評300号) (マドラ出版)、「言葉とは何か」(『伝えあう言葉 中学国語 1』、「言葉の楽しみ」(『伝えあう言葉 中学国語 2』)、「日本語の特徴」(『伝えあう言葉 中学国語 3』)(序文:教育出版)
2月「〈夕陽妄語〉人生の三期」(2.22)、「辻邦生・キケロー・死」(辻邦生全集 20 新潮社)
3月「「江藤文夫年譜」に寄せて」(Graphication 143号)、「〈夕陽妄語〉愛国心について」(3.22)、「自由と・または・平等」(「『世界』憲法論文選 1946-2005」・岩波書店) 
4月「〈夕陽妄語〉悲しいカタカナ語」(4.19)、「天ぷら屋事件特報」(初出;「真面目な冗談」1976)(「私の食自慢・味自慢 2 天ぷら」(嵐山光三郎監修・リブリオ出版)
5月「〈夕陽妄語〉藤田嗣治私見」(5.24)
6月「〈夕陽妄語〉私が小学生だった時」(6.21)
7月「1946・文学的考察 」(加藤 周一 , 中村 真一郎 , 福永 武彦 (著))(講談社文芸文庫・解説 鈴木貞美)、「どう拓く日中関係 政令経熱の現状と「文温」の可能性 」(加藤周一・王敏・王暁平・加藤千洋)(かもがわブックレット159)、〈夕陽妄語〉『江藤文夫の仕事』について」(7.18)
8月「〈夕陽妄語〉随筆、何くれとなく」(8.23)
9月「序;瑠璃のこゑ」(「田口彌生句集」かもがわ出版)、「〈夕陽妄語〉「詩本草」を読む」(9.25)
10月「〈夕陽妄語〉核兵器三題」(10.25)、「「日本文学史序説」補講」(かもがわ出版)
11月「講演と対話 『日本文学史序説』をめぐって」(DVD・VHS/135分)(かもがわ出版)、「『日本文学史序説」補講」(かもがわ出版)、「バルバラの小石」(『日本文学の光と影―荷風・花袋・谷崎・川端』(バルバラ・吉田=クラフト・吉田秀和編:浜川祥枝・吉田秀和訳)(藤原書店)、「〈夕陽妄語〉二〇〇六年一一月」(11.27)
12月「〈夕陽妄語〉文芸批評のために」(12.25)、対談「言葉と文化」(三宅徳嘉「辞書、この終わりなき書物」みすず書房)



2007(平成19)年  88歳

2月6日吉田秀和氏文化勲章受賞を祝う会(東京)でスピーチ「独創的で開かれた文芸批評家バルバラ」(のちに『語りおくこといくつか』(2009 かもがわ出版)所収)
4月4日賀茂川べりの料理屋で白沙会メンバーと満開の桜の下で歓談。
5月12日かもがわ出版湯浅俊彦氏古希祝いの集いで挨拶、13日講演「憲法9条と日本の将来」(京都弁護士会館)
7月9日講演「日本文化再訪―多文化主義について」(法政大・東京), 15日講演「江藤文夫という生き方」(『江藤文夫の仕事』完結記念」(学士会館・東京)、7月30日小田実死去
11月8日講演「文学と平和」(平和研究所・国際基督教大学)、16日講演「老人と学生」(peace night 9)(早稲田大・東京)11月24日 第2回九条の会全国交流集会・「福田政権について」(日本教育会館・東京)
12月1日講演「憲法9条から日本と世界を考える」(聞き手 小森陽一)(朝日カルチャーセンター)(東京・新宿)


1月「〈夕陽妄語〉超楽天主義のすすめ」(1.22)
2月 「憲法セミナー開催にあたって」(『アジアの平和を九条の心で』) (九条の会)、「〈追悼 木下順二〉木下順二の世界」(群像)、「〈夕陽妄語〉不条理の平等」(2.20)、
3月「鶴見さんへの敬服」 (特集「鶴見和子の「詩学」」(季刊「環」28号・藤原書店)、「戦争とプルースト」(プルースト「失われた時を求めて」鈴木道彦訳・第13巻見出された時 2」・巻末エッセイ・集英社文庫)、「日本文化における時間と空間」(岩波書店)、「〈夕陽妄語〉米からの朗報」(3.26)
4月インタヴュー「ベトナム戦争  加藤周一氏に聞く*」(毎日新聞)(4.5)、「館慶一または純粋画家」(『パリへ―洋画家たち百年の夢 黒田清輝・藤島武二・藤田嗣治から現代まで』(日本経済新聞社)、「〈夕陽妄語〉四月馬鹿」(4.21)(この回より朝刊へ)、「独創的で開かれた文芸批評家バルバラ―バルバラ・吉田=クラフト『日本文学の光と影―荷風・花袋・谷崎・川端』を読んで」(環29)
5月「誰でも読む一冊の本について」(「一冊の本」12:朝日新聞社)、「夕陽妄語 VIII」(朝日新聞社)(あとがき)、インタヴュー「日本文化貫く「今=ここ」*」(朝日新聞 5.8)、「〈夕陽妄語〉「ゴーリズム」とは何か」(5.22)、「「廃墟」から「無頼」まで」(宮内嘉久「建築ジャーナリズム無頼」解説(中公文庫)
6月対談「日本国憲法 施行60年のいま 私たちはまだ自由を手にしていない──言葉の混乱と鈍感に抗して」(樋口陽一と)(論座)、「〈夕陽妄語〉戦記再訪」(6.23)、「’07・夏・参政論 国民の主権・自由 分岐点 上下」(中国新聞)(6.26)(7.6)
7月「宮本賢治・訃報に接して*」(談話・しんぶん赤旗)(7.21)、「〈夕陽妄語〉夢一夜」(7.21)、「木下順二の仕事について」(劇団民藝『沖縄』公演パンフレット所収)
8月講演「老=学連帯が開く未来 戦争か平和か」(世界)、インタヴュー「『今=ここ』に生きる日本」(図書・岩波書店),「教養の再生のために」韓国語版 イ・モク訳:ノマドブックス)「〈夕陽妄語〉「戦争は本当にあったんだろうか」」(8.25)
9月「〈夕陽妄語〉「個性」ということ」(9.25)
10月「〈夕陽妄語〉空の空」(10.24)、「〈推薦文)愛国語心の昂揚へ」(岩波書店版『広辞苑』第六版:内容見本)(「21世紀与中国文化-日本中国学文萃」(彭佳紅 訳)(「中国の読者へ」(「加藤周一が書いた加藤周一」2009所収)(中華書局)
11月「〈夕陽妄語〉身辺の些事二つ」(11.24)、「呼びかけ人」(特集・われわれの小田実)(環/2007秋号・藤原書店),
12月「〈夕陽妄語〉二〇〇七年回顧」(12.19)


2008(平成20)年  89歳

2月16日最後の白沙会(京都全日空ホテル)
3月8日講演「小田実の志を受けついで」(九条の会・渋谷東京)
4月26日対談「戦争はどのようにして始まるのか」(小森陽一と)(朝日カルチャー教室・新宿)
5月 体調を崩したため検査を受け、進行性胃がんと診断される。
6月20日「日仏修好150年フォーラム」(京都)病気のため欠席。
8月4日 自宅でNHK取材「言葉と戦車」ふたたび」(聞き手 桜井均、日置一太)9日 湯浅氏自宅へお見舞い「講演集4」打ち合わせ、弓削豆腐届けられる 19日 自宅にて大瀬高司神父(上野毛教会)からカトリック受洗 洗礼名ルカ。実妹 本村久子さん、その息子 本村正二郎さんも同席。養女ソーニャも病床を見舞う。
9月19日 意識なくなる
12月5日午後2時5分、多臓器不全のため東京都世田谷区有隣病院にて死去、89歳。
12月7日 世田谷・カルメル修道会・上野毛カトリック教会にて近親者のみで通夜。
棺には3冊の書が納められた。フランス語版「聖書」、ドイツ語版カント「実践理性批判」、岩波文庫「論語」である。「これだけあれば退屈しないと思って」と、長年ともに歩いてこられた矢島翠さんはつぶやいたという。



1月 対談「われわれはどこへ*」(上野千鶴子と)(朝日新聞),「〈夕陽妄語〉初夢名残太刀風」(1.24)、「何謂日本人-看東方:日本社会与文化」(彭曦 訳)(南京大学)、「鶴見俊輔小論」(『アメリカ哲学』刊行によせて・『場』UTPADA38・こぶし書房)
2月 「加藤周一対話集 6 憲法・古典・言葉」(かもがわ出版), 「「四方の眺め」について」(共同通信2・21)、「〈夕陽妄語〉現代と神話」(2.23)
3月  「〈夕陽妄語〉漢字文化讃」(3.22)
4月 「はじめに」(「憲法9条新鮮感覚 日本・ドイツ学生対話」)(呼びかけ人・編纂:浅井イゾルデ、桜井均と共編)(法学館憲法研究所双書)(花伝社)、「〈四方の眺め〉国境のない世界」(共同通信4.21)「〈夕陽妄語〉随筆についての随筆」(4.24)
5月 対談「いま、憲法をどう語るか」(アーサー・ビナードと)(世界)、「一海知義さんとユーモア」(『一海知義著作集』2 月報I・藤原書店)
6月 「〈四方の眺め〉イスタンブルの感覚的伝統」(共同通信6.20)、「〈夕陽妄語〉災害の責任」(6.21)
7月 「憲法九条、あしたを変える 小田実の志を受けついで」(岩波ブックレット), 「〈夕陽妄語〉さかさじいさん」(7.26)本稿が絶筆となる。
8月 「一海知義さんの現代性」(特別寄稿:『続 一海知義の漢詩道場』:岩波書店)、「誰でも読む1冊の本について」(「美女という災難」(ベスト・エッセイ集)(文芸春秋)
9月 「堀田善衛 別れの会 挨拶」(『熱風』スタジオジブリ出版部)
11月「加藤周一が語る 聞き手 小森陽一」(九条の会 ブックレット)、「万葉秀歌」(図書 臨時増刊:私のすすめる岩波新書)





2009(平成21)年

8月15日 都内霊園に埋葬。墓銘は「加藤」のみ。両親とともに。




6月「加藤周一講演集」別「加藤周一 戦後を語る」(かもがわ出版
7月「加藤周一講演集」(語りおくこといくつか」(かもがわ出版)
8月「言葉と戦車を見すえて―加藤周一が考えつづけてきたこと」(小森陽一・成田龍一編)(ちくま学芸文庫)
9月「加藤周一自選集 1」(1937-1954:岩波書店)、「加藤周一が書いた加藤周一―91の「あとがき」と11の「まえがき」(平凡社;鷲巣力編)(「序または方法の問題」「中国の読者へ」)
10月「加藤周一自選集 2」(1955-1959:岩波書店)
11月「加藤周一自選集 3」(1960-1966:岩波書店
12月「加藤周一自選集 4」(1967-1971:岩波書店)

・フランス語版『日本文化における時間と空間』 Le Temps et L'espace dans la culture japonaise, CNRS Editions, Paris 2009 (訳 Christophe Sabouret)


2010(平成22)年

1月「加藤周一自選集 5」(1972-1976:岩波書店)
2月「加藤周一自選集 6」(1977-1983:岩波書店)
3月「加藤周一自選集 7」(1984-1986:岩波書店)
4月「加藤周一自選集 8」(1987-1993:岩波書店)
5月「加藤周一自選集 9」(1994-1998:岩波書店)
9月「加藤周一自選集 10」(1999-2008:岩波書店)、「短いまえがき なぜこの三人か」(『加藤周一自選集10』岩波書店)

・中国語版;日本文化的時間与空間、南京大学出版社、南京 2010(訳 彭曦)
















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