『加藤周一対話集』

1.〈日本的〉ということ

〈日本的〉ということ 古在 由重  1974
日本文化の特殊と普遍 渡辺 守章 1980
異国のなかの日本人 中村 真一郎 1980
「日本文学史序説」をめぐって 河合隼雄  鶴見俊輔  1990
”日本禅”の世界 山折 哲雄 1990
絶対主義と相対主義 笠原 芳光 1972
ニッポン人の発想 安岡 章太郎 1983
日本と外国のあいだ 大江 健三郎 1962
荻生徂徠の学問 思想の独創性   上山春平  尾藤正英 1975

2.現代とはどういう時代か

〈丸山真男との対話〉    
現代とはどういう時代か 都留重人 丸山真男 1959
歴史意識における〈古層〉について 丸山 真男 1972
「眼には眼を」に見るアラブ対西欧
丸山 真男
1958
60年代の世界を展望する 埴谷雄高 丸山真男 1960
議会制民主主義を問う 新井達夫 丸山真男 1960
三木清を語る 久野収 谷川徹三 日高六郎 丸山真男 1966
〈J・P・サルトルとの対話〉    
ヨーロッパと日本―その類似と差異 J・P・サルトル 白井浩司 1966
現代状況と知識人 J・P・サルトル S・ド・ボーヴォワール 1966
1.知識人を定義する 大江健三郎 坂本義和  
2.核武装反対の思想と行動 鶴見俊輔 日高六郎  
〈知識人とは何か〉    
科学と藝術―’進歩’の概念について 湯川 秀樹 1972
戦後学問の思想 久野 収 1971

3.〈国民的記憶〉を問う

100年単位で歴史を読む 萩原 延壽 1973
大正デモクラシーから高度経済成長まで 日高 六郎 1985
現代文明への視点 梅棹忠夫 堀田善衛 1957
東西文明の接触と相克 西嶋 定生 1972
変るものと変らないもの―世界を展望する 堀田 善衛 1976
戦争体験と異文化接触―戦後文学の性格 菅野 昭正 1998
戦争否認の〈国民的記憶〉を問う 大岡 昇平 1981
六〇年安保と戦後民主主義 久野 収 1960
ヴェトナム戦争から日本を見る 古在 由重 1973
ヴェトナム戦争をいまどう捉えるか 秦 正流 1988
中国をめぐる国際関係と日本 ロベール・ギラン 1972
五〇年目に問う戦後 大江 健三郎 1995
文学と政治 宮本 顕治 1949
日本の外交 藤山 愛一郎 1959

 

4.ことばと藝術

〈文化力〉とはなにか 桑原 武夫 1985
20世紀芸術家の肖像 中村 真一郎 1981
抽象芸術とヒューマニズム 針生一郎 吉田秀和 1958
ドイツの言語空間と文化空間 大町 陽一郎 1990
文学と状況 大岡 昇平 1966
風刺文学とユートピア 渡辺 一夫 1966
演劇の理想像 小林 秀雄 1951
悲劇のことば―”運命”について 木下 順二 1978
文学・社会・人間 野上 弥生子 1976
日本語の現状を語る 井上 ひさし 1993
よもやま話 武田 泰淳 1972
〈漢字文化圏〉の歴史と未来 一海 知義 2000
日本語の二重構造 大野 晋 1975
翻訳語とカタカナ語―文化交流とは何か  渡辺 守章 1985


5 歴史の分岐点に立って

「日本はアメリカを怖がりすぎだ」 インタビュー 2004
私はなぜ憲法を守りたいか」 大江 健三郎 2002
歴史の分岐点に立って 姜 尚中 2004
憲法を体現して生きる 辛 淑玉 2004
戦争と平和 暉峻淑子 ・樋口陽一・佐高信 2003
戦争と日本―過去から未来へ 澤地 久枝 2003
迷走する日本 寺島 実郎 2004
衰弱する批判精神 ロナルド・ドーア 1990
20世紀と放送 内川 芳美 1997
再びのヨーロッパ 池澤 夏樹 2004
日韓の歴史・文化と未来 金 容雲 2001
世界史の転換と歴史の読み直し 網野 善彦 1994

6 憲法・古典・言葉                                 

三酔人 前口上 一海知義・奥平康弘 2006
私たちはまだ、自由を手にしていない 樋口陽一 2007
歴史に正対しなければ、未来はない 後藤田正晴 2005
転換期―世界のなかの日本 都留重人 2001
揺らぐ「自由」―議論尽くすとき 藤原帰一 2006
詩の言葉、変遷する日本語 谷川俊太郎、田原 2004
言葉との格闘―漱石の『明暗』について 石原千秋、小森陽一 2005
「日本その心とかたち」をめぐって 高畑勲 2004
教養の再生 今道友信 2005
補遺 日中の相互理解ということ[インタヴュー] 彭佳紅 2005

著作一覧にもどる

inserted by FC2 system