はじめに 田中茂美
第一部 私にとっての加藤周一
加藤周一氏からの二通の手紙 国方 勲
加藤周一の あたたかい手 大谷 悟
バンクーバー九条の会と加藤先生 乗松 聡子
Monsieur Kato に敬意と感謝 ジュリー・ブロック
「加藤はよく耐えた」 岩津 航
加藤のフーガ、話術のソナタ 松野 迅
「美しい時間」を愉しもう 瀬戸 啓至
そのこころとかたちについて 高澤 そよか
一葉の写真〜驚きから憧れへ 岩元 卓朗
ギョロリの眼 まき ひろみ
教え子のひとりとして 道面 雅量
「加藤史観」に惚れて 奥村 一彦
第二部 素顔の加藤周一 ―― 白沙会会員から
加藤先生と白沙会、そして映画 神谷 雅子
加藤先生の豆腐 弓削 智裕
白沙会で得たもの 阿部 太郎
記録係として 横山八十一
最高の激励の言葉 安斎 育郎
戦争と核兵器憎んだ知識人 井上 吉郎
ある脚注のショック 山本 晴彦
四年間 通った授業 小川 信
『加藤周一 高校生と語る』の舞台裏 辻 健司
『居酒屋の加藤周一２』刊行秘話 円城 新子
ボディー アンド ソウル 田中 茂美
絵になった人 矢吹 正夫
加藤先生とアヴァンギャルド 半田 知子
〈加藤周一〉という夢 山本 美穂子
〈あとがきにかえて〉
初めての出会い、そして白沙会のこと 湯浅 俊彦
白沙会の歩み（年表）