かもがわブックレット 138

加藤周一、高校生と語る」

 

著  者:京都教職員組合・京都教育センター 編
本体価格:571円
ISBN 4−87699−620-2 C0337
A5判 64頁

内 容 紹 介
2000年11月11日、第50次京都教育研究集会のメイン企画として実現したこの対話は、高校生同士の激しい討論と、加藤周一氏の的確なコメントでおおいに盛り上がった。
その3時間におよぶ刺激的なトークを記録。第1部 茶髪をどう見る/青少年犯罪と少年法など。
第2部 日本の戦争責任と『戦争論』/アジアとの友好関係/憲法九条の話など。
編集者のコメント
 とにかく面白い。加藤周一氏を前に高校生たちは存分に意見を言い合う。「なぜ茶髪はいけないの?」から始まり、客席にいた高校の先生が指名されて発言するなどのハプニングも続出、小林よしのりの『戦争論』をめぐっては高校生間で激突した。聞き役だった加藤氏は、ポイントごとに高校生に質問、その答えにていねいに論評を加え、21世紀をどう生きていくかを考えさせた。加藤周一氏が高校生と話し合ったのは初めて。

― 目  次 ―

第1部 茶髪をどうみる? 3

高校生の自己紹介/なぜ茶髪がいけないのか/納得できる基準が必要/メディアと青少年犯罪/少年法をめぐって

第2部 戦争責任をめぐって 29

戦争の可能性はある?/日本の戦争責任と『戦争論』/歴史の事実をふまえ向き合う/ドイツと日本の差/アジアとの友好関係/二一世紀へ向かって/憲法九条の話

トークを終えて高校生の感想 62

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