「加藤周一著作集」 第2期 9巻

16.「科学技術時代の文学」

科学と文学 1978
日本文学 1985
西洋文学とは何か 1988  
サルトル私見 1984
サルトルのために 1980
「知る」ということ 1986
現代と百科事典 1984
百科事典の使い方 1985
情報の伝達に係る今日のいくつかの問題 1973  

17.「日本の詩歌・日本の文体」

梁塵秘抄 1986
二人一休 1982
好きな詩 1986
中原中也の日本語 1991
斉藤茂吉の世界 1993
明治初期の文体 1989
明治初期の翻訳 1991
逍遥訳『ジュリアス・シーザー』について 1991
訳詩五編 1991
近代の翻訳詩 1996

18「近代日本の文学者の型」

鴎外・茂吉・杢太郎 1995
太田正雄先生と巴里 1955
木下杢太郎の位置 1956
人と方法 1979
何故杢太郎全集か 1981
科学と文学・太田先生の場合 1986
『渋江抽斎』について 1986
『鴎外・茂吉・杢太郎』への短いまえがきー何故この3人か 2010
作品・方法・感受性および時代 1992
芥川龍之介の想出 1992
芥川龍之介『夜来の花』解説 1949
河野夫妻の想出 1986
林達夫を思う 1984
弔辞・林達夫 1984
林達夫 1985
宮本百合子のソ聯経験 1981
石川淳または言葉の力 1979
弔辞・石川淳 1988
『高田博厚著作集』第1巻解説 1985
『敗戦日記』抄 2001
中野重治断章 1997
中島健蔵と日中文化交流協会 1989
中野好夫の生きかた 1996
桑原武夫私記 1981
吉満義彦覚書―『詩と愛と実存』をめぐって 1985
堀辰雄『菜穂子』解説 1951
「湯川秀樹著作集』第7巻解説 1989
中原中也詩註「茶色い戦争」など 2000
本多秋五私記 1994
大岡昇平の文学 1996
内田義彦とはどういう人か 1988
『吉田秀和全集』第19巻解説 2002
丸山真男『近代日本のイデオロギー 膨張主義の起源』序文 「現代政治の思想と行動」(イタリア語版) 1999
精神の往復運動 1995
戦後史のなかの丸山真男 1996
立原道造の故郷 2004
木下順二の世界 2007
木下さんの仕事について 2007
山崎剛太郎の脱出 1985
白井健三郎への手紙 1986
中村真一郎『王朝文学論』解説 1971
中村真一郎、白井健三郎、そして駒場―思いだすままに 1998
中村真一郎あれこれ 1998
「前衛」ということ 1998
最後の日 1998
矢内原伊作の三つの顔 1989
堀田善衛私記 1994
「堀田善衛 別れの会」挨拶 2008
鶴見俊輔小論―『アメリカ哲学』刊行によせて 2008
安部公房初期の詩篇について(フランス語版)序文
辻邦生・キケロー・死 1999
辻邦生の詩と真実 2000
詩人経済学者 1994
一海知義さんとユーモア 2008
一海知義さんと現代性 2008
川端康成から大江健三郎へ 1994
『近代日本思想体系」推薦の言葉 1974
『杜甫詩註』への期待 1977
『日本人の自伝』推薦の言葉 1980
二葉亭小論 1981
大岡昇平・人と作品 1982
知識と枠組と 1983
戦後文学史上、思想史上の記念碑 1983
『中村真一郎評論集成』の出版を歓ぶ 1984
『木下順二集』に寄す 1987
そのおどろくべき「多様性」 1991
『荷風全集』刊行によせて 1992
漱石小論 1993
思索への招待 1997
新版『宮本百合子全集』に寄す 2000



19「藝術における伝統と現代性」

同時代とは何か 1996
伝統文化と現代性 1995
日本文化における時間と空間について 1986
絵のなかの女たち 1982-84
富岡鉄斎 1985
東照宮再見 1983
桂をめぐる旅 1988
古代ナイジェリアの彫刻 1991
一枚のボナールに 1981
「狂言―野村万蔵の世界」序 1982
万作十牛図 1981
歌舞伎雑談 1987
「子午線の祀り」について 1985
”語り”と現代 1988
「夕鶴」1000回 1986
山本安英 鶴は死なず 1994
原太郎さんと「わらび座」 1991
渡辺守章さんのラシーヌ 1986
「コリオレイナス」所見 1986
バッハ、バロック、バウハウス 1996
洪水のあとに 1995
鍋島元子さんを聴く 1982
映画、東京、「岩波ホール」 1981
伊太利亜讃歌 1986
美しきヨーロッパの町々 1989
随筆 ヴェネツィア住い 1985
ヴェネツィアの冬 1979
トスカーナの春 1991
青きドーナウ 1979
京都、私が住んだ街から 1996

 

20.「日本美術の心とかたち」

はじめに形ありき 1987
神々と仏の出会い 1987
現世から浄土へ 1987
水墨・天地の心象 1987
琳派の美学 1987
手のひらのなかの宇宙  1988
浮世絵の女たち 1988
幻想に遊ぶ 1988
東京・変りゆく都市 1988
日本の20世紀 1988

 

21「山中人陂b・夕陽妄語 I」

 

日米保守化のこと 1980 7 山中人陂b
原爆35年 日本とカナダ   8  
ピカソ回顧   9  
中立主義再考   10  
二つの映画   11  
国際交流について 1981 1  
危機の言語学的解決について   2  
空中読書または「ルーダンの悪魔」の事   3  
桜に鴬・CARICATURA   4  
軍国主義反対再び   5  
教育雑談   6  
民主主義のために   7  
「フィンランド化」再考   8  
福永武彦の「百花譜」   9  
北米旅情   10  
スタインバーグはいった・・・   11  
「核の傘」の神話   12  
「ニコラス・ニックルビ」観劇の事 1982 1  
教科書の検閲と「ユーフェミズム」   2  
随筆についての随筆   3  
「国際的責任」について   4  
日本歴史の七不思議   5  
訳詩偶感   6  
遠い戦争   7  
「なしくずし」という事   8  
日本社会の七不思議   9  
映画一つ、小説一つ   10  
日本の伝統における空間と時間の概念   11  
ゲオルグ・ビュッヒナァ回顧   12  
「おどろくべき日本」について 1983 1  
英国からの便り   2  
「加藤道夫全集I」読後   3  
再び英国から   4  
クロード・ロランと風景画   5  
北国再訪   7  
怪談三つ   8  
日本式結婚   9  
ミニ・アウシュヴィッツ   10  
世論操作について   11  
ゴルドーニ回顧録   12  
歴史の教訓 1984 1  
「19世紀のヴェネツィア」展   2  
イタリア旅情   5  
夕陽妄語の辯   7 夕陽妄語
「薔薇の名」読後   8  
敦煌所感   9  
安危在是非   10  
「イグナティウス・デ・ロヨラ」の余白に   12  
「中野好夫集」再読 1985 1  
「若者向け」の文化について   2  
軍拡 オモテとウラ   3  
シャガール回顧   4  
ミホ神社の神事   5  
遥かなるニカラグァ   6  
日仏会議余聞   7  
アカマタ クロマタ   8  
真夏の夜の〈悪〉夢   9  
日伊比較事始   10  
旅の小説三つ   11  
’85年回顧   12  
マラルメとプルースト 1986 1  
二つの映画―バルカン半島から   2  
世論調査の天皇制   3  
カトリック教会の役割   4  
「いじめ」流行   5  
所変れば   6  
ウシュマルの遺跡で   7  
歴史の見方   8  
「続投」という比喩   9  
タバコ(と酒)の害について   10  
西遊記   11  
「新国家主義」の年の暮れに   12  
イタリア紀行 1987 1
白馬は馬に非ず   2  
「中村稔詩集」の余白に   3  
「ソ聯の脅威」再考   4  
野上弥生子日記私註   5  
日本における「反ユダヤ主義」   6  
もう一人のマティス   7  
「化けて出てくれ」   8  
「自発性」ということ   9  
北京の秋   10  
提婆達多異説   11  
日本 1987年   12  

22.「夕陽妄語 II」

日本の一九世紀 1988 1
ある自由人の死   2
宣長・ハイデッガー・ヴァルトハイム   3
東欧紀行   4
ペレストロイカ余聞   5
歴史の見方 1848   6
民間機撃墜   7
「南京」遡って「旅順」   8
嘘の効用   9
空のなかの黒い穴   10
堀辰雄または亡命作家   11
1988年の想出三つ   12
タイの休日 1989 1
文学の役割   3
アンディ・ウォーホール回顧展   4
雪の降る森のなかで   5
「けじめ」の意味論的考察   6
「7月14日」と「巴里祭」   7
何故原爆を落としたか   8
50年後の今も   9
利休 二つの映画   10
崩れたベルリンの壁   11
藝術の再発見   12
1990年のために 1990 1
日米内外   2
淵明と一休   3
「やまとこころ」と選挙   4
画家モランディの世界   5
外交の季節   6
儒教再考   7
オーストラリア異聞   8
フランスの松林のなかで   9
「湾岸危機」と日本の反応   10
「異端」再論   11
「古都保存協力法案」   12
野間宏または文学の事 1991 1
「欧州における日本」を読む   2
戦いすんで・・・   3
「善意」ということ   4
真珠湾50年と日米友好   5
ランボー100年忌   6
歴史の見直し   7
真夏の夜の夢   8
「巨匠」という芝居   9
憲法・海外派兵・国際協力   10
宗教の役割   11
8月革命 その年の終りに   12
故旧忘れ得べき 1992 1
イスマエル・ガダレとアルバニア   2
賄賂問答   3
「国防計画指針」再説   4
「ユダヤ人の生活と文化」展   5
聖地有感   6
ヨーロッパをどう思いますか   7
三匹の蛙の話   8
国の犯罪   9
「佐川急便」さしあたり   10
再見「リア王」   11
春秋無義戦   12
命短し 1993   1
「やらせ」について    2
護憲の理由    3
回春記    4
映画「ペタン」の事    5
国籍余聞    6
悲報来    7
「ビエンナーレ」の余白に    8
浦島所見    9
「釣狐」または言葉と暴力の事    10
山本安英伝説    11
冷戦の遺産    12
中国映画三題  1994  1
温故知新    2
翻訳の勧め    3  
北京の春    4  
「失言」の伝統    5  
ある少女の眼

 

23.「現代日本私註 『羊の歌』その後」

日本 1985
日本社会、文化の基本的特徴 1984
田中慎次郎『はしくれ帖』 1980
教科書検閲の病理 1982
自由と または 平等 1985
’85年夏 1985
現代の女の問題 1985
戦後40年 1986
戦後世界と日本 1986
軍拡のメカニズム 1987
さまざまな昭和史 1988
人間と歴史 1990
差別の国際化 1993
冷戦の終焉をどう見るか 1993
益子純一、そして「レッド・パージ」 1995
「過去の克服」覚書 1995
戦時体制=日本・ドイツ・イタリア=その変革 1995
日本 個人と国家 1996
戦争と戦後 1996
国際文化交流の意味 1981
”国際化”という言葉 1996
松本重治追想 1990
『羊の歌』その後 1997

 

24.「歴史としての20世紀」

19世紀への三つの視点 1988
20世紀とはどういう時代か 1993
ロマン・ロランの反戦思想とその歴史的意味 1989
戦後世代の戦争責任 1993
ヒロシマ・ナガサキ50年 1995
戦後50年の意味するもの 1995
冷戦再考 1996
韓国紀行 1994
人権 1989
日本語を考える 1990
言葉のよい意味・悪い意味 1991
人間と都市 1985
大学と社会 1990
日本はどこへ行くのか 1996

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