第2期:1951〜1960(滞仏:「第二の出発」から帰国、再び離日まで)

1951(昭和26)年 32歳

9月 サンフランシスコ講和条約・日米安保条約調印、

2月7日 匿名コラム「ウの目タカの目」を西日本新聞に連載(9月27日まで)(「まず子供を追い出せ」(2・7)〜「同人雑誌の行方」(9・27))(一部署名が異なる)、「図書新聞」のコラム〈航跡〉執筆8回(『ニ十五時』を超えるもの」(2.26)〜「雑誌廃刊について」(9.24))
10月 第2回半給費留学生・医学研究生としてフランスへ留学(南回り空路SAS 約50時間)。パリ大学医学部(Faculte de Medecine, Sorbonne,, Universite de Paris) 、パストゥール研究所(Institute Pasteur),キュリー研究所(通称 Institute Curie)、で血液学を学ぶ。主としてパリ(最初はパリ14区日本館、後に詩人ルネ・アルコスの家:パリ13区アミラール・ムーシュ通り)に滞在して、西欧諸国を歴訪。
森有正・三宅徳嘉・高田博厚らと交流。
11月「西日本新聞」に西欧見聞記を連載(〜55年)「東京→パリ50時間」(51・11・23)〜「アメリカの二つの声」(54.11.20)、なお「船旅の記」(55.4.月5−6日,8−9日、12日)で「西日本新聞」の見聞記は終了。

1月 「ロッセリーニのイタリア」(展望)(のちに「映画の問題―『無防備都市』について」と改題)、「欧州の新しいヒューマニズム」(図書新聞1.24)、J・P・サルトル「文学とは何か」(翻訳)(人間)
2月 「生きているロマン・ロラン」(女性改造)、「清水幾太郎『日本人』」(人間)、「日本の町」(展望)、「サルトルの劇についての閑話」(サルトル手帖4「サルトル全集6「嘔吐」月報)「ブルーノ・タウトと日本」(図書)、「龍之介と反俗的精神」(世界)、「―日本人の感想―「日本人に寄す」を読んで」(日本読書新聞2.7)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「まず子供を追い出せ」(筆名S)(2.9)「自分の問題に還元せよ」(筆名S)(2.12)「世のおわりになったら」(筆名四郎)(2.13)、「貧弱な夫人入浴図」(筆名五郎)(2.14)、「『善玉』と『悪玉』」(筆名三郎)(2.16)、「〈書評〉フランス国民の抵抗の歴史―ルイ・アラゴン、淡徳三郎編『愛と死の肖像』、渡辺淳『神を信じていた者も神を信じていなかった者も」(日本読書新聞2.21)、『美しい日本』(角川書店)、「青春の作家」(読売ウィークリー2.25)、「流暢な訳―堀口大學訳編『フランス詩集』」(毎日新聞2.25)、「読書のたのしみ」(TUP通信:東大協組出版部)、「浪漫主義の文学運動」(『文学講座IV・文学運動 』筑摩書房)「『二十五時』を超えるもの」(図書新聞2.26)、「生き乍らの古典―ジードから学ぶべきこと」(新大阪2.27)
3月「宮本百合子の死、また高見順と中村稔の詩集について(人間)、「抵抗の文学」(岩波新書・岩波書店)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「自衛権の問題」((筆名一郎)(3.5)、「音楽批評家」(筆名二郎)(3.8)、「学問のすすめ」(筆名三郎)(3.12)、「美術の春」(筆名四郎)(3.13)、「地方文学」(筆名五郎)(3.14)、「映画博物館」(筆名六郎)(3.15)、「山形県山元村中学校」、(筆名三郎)((3.25)、「小林秀雄小論」(筆名一郎)(3.27)、「作家の悲劇」(筆名二郎)(3.28)、「言論を弾圧せよ」(筆名四郎)(3.31)、「現実との接触を回復せよ」(図書新聞3.19)
4月ヴェルコール海の沈黙、星への歩み」(河野與一と共訳)(岩波現代叢書・岩波書店)、「現代フランス詩人概説」(世紀:中央出版社)、「青年のための読書論」(上旬号:出版ニュース社)、座談会「ジイド人と作品」(辰野隆・野間宏・中村光夫・河盛好藏と)(「展望」)、座談会「愛国心の検討」(杉捷夫、日高六郎、柳田謙十郎、久野収)(日本評論)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「酒は涙か文学か」(筆名五郎)(4.2)、「女子大学こぼれ話」(筆名李)(4.19)「アメリカ的と日本的」(筆名長)(4.23)、「マチス」(筆名杜)(4.27)、「道標について」(Books14)。「映画批評の在り方」(三田新聞)(4.20)、「麦畑の散歩とブドウ棚の下の憩い」(図書新聞)(4.30)
5月「詩人の態度ーライナー・マリア・リルケの場合」(方舟の後継誌〈文学51〉日本社)、「入門書文化論」(ベストセラー1:日米通信社)、「文学と批評―今日の問題の一つについて」(思想)、「ペルソナリスムの時代的意義ーエマニュエル・ムーニエの提出した問題の一つについて」(人間)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「文武といいて夜もねられず」(筆名賀)(5.7)、「靴下の経済学」(筆名吉)(5.17)、「つまらぬことの尊さ」(筆名甫)(5.22)、「自ら生きた立場―小林秀雄の評論集『真贋』」(西日本新聞:5.14)、「読者は待っている」(図書新聞5.21)、「文芸時評上下」(毎日新聞5.23=24)、「無償の行為」(『アンドレ・ジイド全集』6法王庁の抜穴:月報11:新潮社)、「角川文庫『菜穂子』(堀辰雄)解説
6月「演劇の誕生」(演劇:白水社)、「文学者の政治的発言」(一橋新聞)、「戦争文学について―大岡昇平の「野火」を中心に」(のちに「戦争文学論―『野火』の問題」と改題)(読書人:東京堂)、「自らを護れ」(文藝)、「孤立より脱せんとす」(図書新聞6.11)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「『三田文学』復刊」(筆名A)(6.1)、「山口淑子帰朝談」(筆名N.N)(6.7)、「”南の花嫁”のために弁ず」(筆名N.N)(6.12)、「お友達」(筆名N.N)(6.13)、「西洋人に笑われる」(筆名N.N)(6.21)、「カルシューム注射」(筆名M.D)(6.27)、「『オルフェ』所感(筆名N.N)(6.30)
7月対談「演劇の理想像」(小林秀雄と)(演劇)、「「詩の衰弱」への反論」(文学界)、「鶴見和子」(婦人公論)、「中ソに不一致点?」(西日本新聞7.5)、「林芙美子の死」(図書新聞7.9)、「朝鮮戦争と講和」(西日本新聞7.15)、「難航の休戦会談」(西日本新聞7.24)、「二つの暗殺事件」(西日本新聞7.30)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「窓のない学校」(筆名N.N)(7.5)、「チャタレイ裁判後日譚」((筆名N.N)(7.8)、「西洋人の早口について」(筆名N.N)(7.10)、「ジイド余聞」(筆名E.T)(7.22)、「冷戦の生んだ悲劇」(西日本新聞)、「ある晴れた日に」(新装版)(市民文庫・河出書房)同あとがき、
8月「家庭小説の問題ー『二つの庭』をめぐって」(のちに「日本の家庭―『二つの庭』について」と改題)(群像)、「批評の問題」(文学界)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「ペン・クラブ代表の話」(筆名O.L)(8.8)、「仮説と言論」(筆名M.T)(8.18)、「可能な道はどこに」(東京女子大学生新聞8.10)
9月「ヴィクトル・ユーゴー「朝の谷間」(翻訳)/ヴィクトル・ユーゴーについて」(女学生の友)、座談会「新聞小説」(展望)(手塚富雄、坂西志保と)、「途絶えざる愛の歌―愛の詩人エリュアール」(新女苑)、「『ネギ先生』の想い出」(「6・3教室」社団法人新教育協会)、ポール・エリュアール「自由」(翻訳)(文学51)、「講和と文学者」(図書新聞9.3)、「森鴎外」(『文学講座』1(文学の問題):筑摩書房)、夕刊西日本新聞連載「ウの目タカの目」「オリンピック選手の病」(筆名N.N)(9.16)、「池田潔小論」(筆名N.N)(9.18)、「国際親善文化観光都市」(筆名N.N)(9.19)「文学自信論」(筆名N.N)(9.22)「新マルサス主義の危険」(筆名N.N)(9.25)「同人雑誌の行方」(筆名N.N)(9.27)、「現代詩人論」(弘文堂 アテネ新書)、「雑誌廃刊について/読書と私」(図書新聞9.24)、「フランソワ・ラブレーとユマニスム/ラ・フォンテーヌとボワロー―古典主義の詩人/ルソーとロマン主義的人間/フロベール/アナトール・フランスとドレイフュス事件/ロマン・ローランと《ユーロップ》/アンドレ・マルローと三〇年代のニヒリズム/ジャン・ポール・サルトルと実存主義」「(「フランス文学読本」(東大出版部)(中島健蔵編)、「ジャン・ゲーノーについて」(ジャン・ゲーノー:渡辺一夫訳『フランスの青春 モンテーニュからジョレスまで』解説(みすず書房)、
10月「現代フランス文学論」(河出書房)同あとがき、「盛んにすべき現代文学論―翻訳文学について」(西日本新聞10.1)、「「夕鶴」について」(素顔」復刊1:山本安英後援会)、「木下杢太郎と吉利支丹研究」(木下杢太郎全集12・附録:岩波書店)、「解説 桑原武夫『事実と創作』河出書房)
11月「思想を体得するために―宮本百合子全集刊行に際して」(関西学院新聞11.15)、「東京→パリ50時間」(西日本新聞11.23)、「解説:野間宏『暗い絵・顔の中の赤い月』(のちに「野間宏『暗い絵』解説」と改題)(角川文庫)、「文学は至るところにある」(西日本新聞12.6)(のちに「文学的パリ その1―セーヌ河のほとりにて」と改題)、小説「二重の誤解」(初出「方舟」2号(48・9)がドイツ語に翻訳される。(”Ein doppeltes Misverstandnis",Die Welt erzahlt 11.6 1951;O,Benl訳)
12月「新しい批評家―日野・浜田・中村・平井の仕事について」(文学界)、28日「私信3 加藤綾子宛」(「戦後のフランス」収録)

 

1952(昭和27)年 33歳

「ルオー回顧展」(イエナ広場の国立近代美術館)を見て、シカゴ出身の米国人画家Mozelleと語り合う。のちに「「ルオーの藝術」の一文は彼女に捧げられた。《to Mozelle. with love》
6月15日―19日「第24回国際ペン大会」(ニース)に出席、議題「現代青年と文学」、
10月〜12月 パリ・ユネスコ総会に出席したH・ノーマンと交流。この頃、ヒルダ・シュタインメッツ(1933年生まれ・19歳)とフィレンツェの美術館で遭う、12月「ルネサンス絵画集」をヒルダに贈る。

1月J・P・サルトル『サルトル全集 第九巻〈シチュアシオンII〉文学とは何か』(人文書院 加藤・白井健三郎訳)、「同人雑誌について」(希望 エスポワール1:エスポワール編集室)、「実存主義者のカフェー」(西日本新聞1.22)
3月「パリの音楽会」(藝術新潮)、「パチンコと富くじ」(西日本新聞3.15)、「フランス映画の一面」(西日本新聞3.19)
4月「パリの名所」(のちに「名所見物」と改題)(西日本新聞4.5)、「映画に現われたジイド―文学的生涯の再構成」(西日本新聞4.15)
5月ルイ・バロオ編「エリュアール詩集」(窪田啓作・池田一朗と共訳)(創元社・世界現代詩叢書)、「大衆は何を読んでいるか」(のちに「大衆は何を読むか」と改題)(西日本新聞5.7)「リオナルド・ダ・ヴィンチ―五百年祭によせて」(のちに「リオナルド・ダ・ヴィンチ五百年祭」と改題)(にしに5.17)
6月「火刑台のジャンヌ・ダルク」(「フランス通信I」)(文学界)、「パリーの娘たち」(新女苑)、「流行の話」(西日本新聞夕刊6.6)
7月「抵抗の文化」(未来社)、「巴里の日本人」(文学界)、
8月「フランス人の親切について―果たして肝胆相照らしたか」(文藝春秋)、「冬の旅」(フランス通信 II)(文学界)、
9月「日本からみたフランスとフランスからみた日本」(新潮)
10月「戦後のフランス―私の見たフランス」(未来社)(含む「ルオーの藝術」「私信1.2.3」)、「パリの音楽会」(西日本新聞10.4)、「ソルボンヌの学生劇―絶賛を博した『メデー』」(西日本新聞10.7)夕刊西日本新聞連載「伊太利通信」「化粧の街へ」(10.21)、「ミラノの案内者」(10.22)、「ヴェネチアは旅行者の町」(のちに「ヴェネチアの芸術家」と改題)(10.23)「たそがれの秋、丘は美しく」(のちに「フィレンツェの夕暮」と改題)(10.24)、「保たれるローマの平和」(10.25)
11月「フランスの住宅問題」(西日本新聞11.14)
12月「世代」17号で休刊。「あるイギリス人がいった・・・」(西日本新聞12.3)、「ノーベル賞の紳士―フランソワ・モーリアック」(西日本新聞12.19)

 

1953(昭和28)年 34歳

5月28日 堀辰雄没
ヒルダに誘われてヴィーンへ。「トリスタンとイゾルデ」観劇。ヒルダへの想いを詩に。「ぼくはおぼえている おまえの声を」「雨の日の汽車」「春の海」「人の噂」(のちに「薔薇譜」に収録)「ぼくはおぼえている おまえの眼を」

1月「ソワッソンの廃墟で」(フランス通信3)(文学界)、「吉田秀和『音楽家の世界』解説」(創元文庫・創元社)、
3月「ショパンの手紙」(藝術新潮)、「英語一辺倒には反対―外国語教育の問題について」(西日本新聞3.25)、「ルーブルの新名所(一)(ニ)(三)」(西日本新聞3.10=12=13)
4月 ルネ・アルコス詩集「他人の血」から(翻訳)(創元社)、「死者にムチ打たず」(「東京タイムズ4.2)、西日本新聞連載「春色巴里暦」「「ポン・デ・ザール」(4.22)「サン・ジェルマン・デ・プレ」(4.23)、「ボワ・ド・ブーローニュ」(4.24)、「ムーラン・ルージュ」(4.25)、「カルティエ・ラタン」(4.28)
5月「フォリー・ベルジェール」(西日本新聞5.13)
6月「映画にも冷戦」(東京タイムズ6.7)
7月「フランス人の接吻について―人間の尊厳を傷つけはしない」(文藝春秋)、「五所平之助氏の意見」(西日本新聞7.18)、「踊るパリ祭―フランス通信/セーヌ河畔はいい―ヨーロッパの印象を火野葦平氏にきく」(西日本新聞7.31)
8月「〈フランス通信〉パリの芝居」(群像)、「ガラスの動物園」(群像)、
9月「ヨーロッパの合衆国」「傭兵の国」(西日本新聞)、
11月「フランスの内閣について」(群像)「似て非なる二つの映画―サロメとリュクレース・ボルジャ」(西日本新聞11.28)
12月「パリの日本人―神経衰弱について」(西日本新聞12.11)、「一枚のボッシュに―ベルギーの印象」(藝術新潮)、

・「Zur Situation der modernen japanischen Literatur」(仮訳「現代日本文学の状況について」)(Nachrichten der Gesellschaft fur Natur und Volkerkunde Ostasiens, Nr75,eV. Hamburg)、
・「Etude morphologique des Leucocytes dans l'Anti-serum contre la Rate Myeloide」(Sang24)

1954(昭和29)年 35歳

7月 自衛隊成立 11月アルジェリア戦争

1月「ある感想ー西洋見物の途中で考えた日本文学のこと」(文学)、「フランスの二人の名優―ジューヴ型と非ジューヴ型」(国際新聞1.18)「パリの警察と詩集」(西日本新聞1.30)
2月「ショパンの手紙」(芸術新潮)、
3月「ヨーロッパの春芝居」(産業経済新聞 大阪版3.5)、「美しきカロリーヌ」(西日本新聞3.16)、「フランスのカトリシズム」(西日本新聞3.22)、「三つの事件―ビュッフェの個展など」(大阪新聞3.25)
5月「続 ある感想―高みの見物について」(文学)、「二つの日本観」(西日本新聞5.1)、「もめる映画”洪水以前”」(西日本新聞5.1夕刊)、「スイスの浮世絵展」(西日本新聞5.21)、
6月「現代オペラ十選 6 アルバン・ベルク ヴォツェック」(藝術新潮)、「マドレーヌ」(婦人公論)
7月「巴里の日本人―憧れの眼で見るひと、見ないひと」(文学界)、「ゴヤの素描と版画」(西日本新聞7.24)
8月「新世界の発見」(西日本新聞8.7)「イギリスの夏の音楽」(産業経済新聞 大阪版8.17)、「わすれな草/月の光(訳詞)」(吉田秀和・入野義郎編『青春の歌曲集』河出書房)
9月「ことしの沙翁劇」(福井新聞9.10)「社会問題へ活発な発言―モーリヤックの近況」(西日本新聞9.25)、「ヨーロッパ音楽の旅から」(長崎日日新聞9.27)
10月「イギリス人の態度―ロンドン・パリ・東京の知識人」(改造)、「ピカソの最新の作」(西日本新聞10.9)、「人種の顔」(大阪新聞10.28)
10−11月「イタリア紀行」(西日本新聞10.27=29=30、11.5=6)
11月「アメリカの二つの声」(西日本新聞11.20)、「アメリカの”どん底”」(南日本新聞11.26)
12月「クローデルについて――《クリストフ・コロンブス》と全体劇のこと」(のちに「クローデルの偏見」と改題)(群像)、「パリから書簡ー中野重治へ」(新日本文学)。

 

1955(昭和30)年 36歳

11月自由民主党結成(保守合同)、55年体制へ

2月4日帰国、6週間以上の大阪商船・貨物船あとらす丸での船旅、神戸で下船。同行者にはR・P・ドーアもいた。
4月より明治大学非常勤講師(〜60年7月頃)としてフランス文学を講義。本郷東大病院勤務とともに三井鉱山株式会社(東京・日本橋)で内科医として隔日勤務。(〜58年8月頃)。
6月5日 講演「現代フランス文学の一課題」(日本フランス文学会春季総会 東大)、「やぶにらみ」を「西日本新聞」に連載9回(〜56・11・24)「バンドンの日本人」(6・3)〜「社会主義の相対性」(56.11.14)(「現代の神話」(56.11.24)も加藤筆?)
7月ー9月、荒正人・福永武彦と「群像」の創作合評を担当。小山弘志らと月一度の「白木狂言の会」(1955〜1963)。
10月講演「ある感想」(東京 新日本文学会創立10周年記念・文藝講話と映画の夕」)。なおこの頃の住所は東京都世田谷区玉川上野毛14 木村方。


1月 「カミュ訪問」(中日新聞1.1)(「カミュとの対話」西日本新聞)
3月 「チェーホフ・桜の園・その他−50年祭がヨーロッパではどんな風であったか」(新日本文学)(のちに「日本と西欧との間―チェーホフをめぐって」と改題)、「最近のフランス文学―三つにからみあう複雑な底流」(毎日新聞3.11)
4月 対談「ヨーロッパのこと 日本のこと」(竹内好と)(「日本読書新聞」4・4)、「船旅の記」(西日本新聞4.5=6.8.9.12),「日本文化の根―雑種的文化の問題」(愛媛新聞4.11)、「ヴィーン大学」(毎日新聞4.23)、石川さんのこと」(『昭和文学全集』57(伊藤整・石川淳集:月報 角川書店)
5月「寺と女と国民所得―西洋と日本とのちがい」(婦人公論)、「イギリスと共産主義」(改造)、「太田正雄先生と巴里」(鐵門だより62・鐵門会)、「会見病について―臨床的観察、診断及び治療」(週刊サンケイ5.29)
6月「〈日本文化について〉日本文化の雑種性」(思想)、鼎談「芸術運動について」(岡本太郎、三島由紀夫と)(藝術新潮)、「滑稽なはなし」(図書新聞・航跡6・18)、「フランスの医者気質」(文藝春秋)、「バンドンの日本人」(西日本新聞連載「やぶにらみ」筆名浮世亭・S)(6.3)、「滑稽なはなし―外国語を使う社会」(図書新聞6.18)、「渡辺二世」(西日本新聞「やぶにらみ」筆名浮世亭6.21)
7月「雑種的日本文化の課題」(中央公論)(改題:「雑種的日本文化の希望」)、「注目すべき「しろうと農村見学―桑原武夫著『雲の中を歩んではならない』)(婦人公論)、「フランスより帰りて」((希望 エスポワール:思潮社)、「フランス人の真面目・不真面目について」(巴里:朝吹登水子ほか共著:ひまわり社)、「第二のめざめへ―訪ソ学術視察団の意義」(図書新聞7.16)
8月「新しい地盤に立って」(朝日新聞8.12)、「満州への進撃―破廉恥な吉田”回想”」(図書新聞8.20)
9月短編小説「人道の英雄」(文芸)、「多くの西ドイツ視察談は誤っている―一体ドイツは統一できるのか」(知性:河出書房)、「〈一日本人の発見〉 ターナー 美術史の縮図」(藝術新潮)、座談会「新しい時代の開始」(亀井勝一郎、佐々木基一、堀田善衞)(知性)、「永井荷風論」(河出書房刊・日本文学講座6)、「〈書評〉”定石”破りの吉田健一著『東西文学論』」(東京新聞9.2)、「時代錯誤」(日本経済新聞9.18)、「〈書評〉ことごとく正論―清水幾太郎著『日本が私をつくる』(日本読書新聞9.18)
10月、中村稔著『宮沢賢治』(現代詩2:百合出版)、「無慈悲なヴェラスケス―ナショナル・ギャラリーの三枚について」(連載名:一日本人の発見)(藝術新潮)、「私文学の復興」(のちに「私文学論」と改題)(群像)、「ジャン・ジロドー覚書―殊に遺作『今様田舎ルクレーチア』について」(季刊ア・エ・セ:日仏友好 芸術と文化)、「石川淳小論」(『文学大概』・解説・角川文庫)、「フェデリコ・ガルシア・ロルカについて」(ぶどうの会『ベルナルダ・アルバの家』公演パンフレット:劇団ぶどうの会)座談会「「二つの庭」「道標」とインテリゲンチャ」(中野重治、鹿島保夫、草部和子)(多喜二と百合子12)
11月「『近代文学』百号に寄せて」(近代文学)、「〈一日本人の発見〉肖像画についてーまたはファン・アイク」(藝術新潮)、「断絶はあるか―日本の文化的伝統について」(図書新聞・航跡11・5)、「芸術の意味」(学鐙)、「クローデル〈ベスト・スリー〉『詩法』『繻子の靴』『眼は聴く』」(毎日新聞11.21)、座談会「今後十年を語る」(加藤周一、奥野健男、花田清輝、堀田善衞、佐々木基一、本多秋五、山室静、荒正人『近代文学』)
12月「ヴィーンの想出―アルブレヒト・デューラーについて」(のちに「デューラーとヴィーン」「ヴィーンの想い出―アルブレヒト・デューラーをめぐって」と改題)(藝術新潮)、「福永武彦」(文藝)、「『見知らぬ人でなく』感想」(婦人公論)、「信州の旅から―英語の義務教育化に対する疑問」(のちに「信州旅日記―英語教育に対する疑問」と改題)(世界)、「ある旅行者の思想―西洋見物始末記」(角川新書・角川書店)、座談会「自由主義的人間と社会主義的人間」(高桑純夫、松浪信三郎、山本新、佐々木基一)(現代人生論1「人間革命と社会革命」(河出新書)、『防衛費で街をう美しく―ある元航空参謀の防空対策論」(日本経済新聞12.16)


1956(昭和31)年 37歳

2月ソ連スターリン批判 11月 ソ連ハンガリーに軍事介入


1月 日教組第五次教研集会見学
2月28日 講演「日本の文学・芸術にあらわれた自然の概念」(東京・日仏会館)
6月19日「毎日新聞」の「今月の論調」を月1回執筆、27回。(〜58年8月19日)

1−4月小説「運命」連載(群像)、
1月 短編「香港逃避」(新日本文学)、「叫ばないフランス」(新女苑)、「今後に来るもの」(知性)、「ベルトルト・ブレヒト「異端者の外套」「ラ・シオタの兵隊」(翻訳)」(群像)、「『天才と女神』または小説の便利さについて」(学鐙)、「「〈書評〉マニュエル著『オペラ』」(日本読書新聞1.9)、対談「ヨーロッパを通して打診した日本」(中島健蔵)(新日本文学)、鼎談「東京-パリ」(森有正・毛利真美)(日本評論)、「旅行者と新聞―諸国の世論と社会的背景への感想」(新聞協会報1012)
2月「日本の涙と溜息―十二歳の子供の感傷」(文藝春秋)、「再び英語教育の問題について」(世界)、座談会「1956年の希望」(串田孫一・加藤芳郎・松尾静磨)(知性)、
3月座談会「民族的ということ」(上原専禄、亀井勝一郎、久野収と)、(知性)、「忘れえぬ人の言葉」(連載名「書斎の感想」)(知性)
4月「民主教育に対する疑問―第五回教育研究集会から」(のちに「松山の印象―民主教育の問題」と改題)(知性)、「文学三つの問題」(婦人画報)、「「怒りの夜」脚本をよんで」(『怒りの夜』公演パンフレット:劇団七曜会)、「木下杢太郎の位置」(『現代日本文学全集』17・「小山内薫・木下杢太郎・吉井勇集:月報・筑摩書房)
5月、「言葉のこと」(「文学者から読者へ)(群像)「露の世」(知性「書斎の感想」)、「武器よ、さらば」(三田文学「驢馬の耳」)、「仏印戦争とグラハム・グリーン」(学鎧)、「POST HOC ERGO PROPTER HOCということについて」(若い世界:学生社)、「無条件降伏と八頭身」(婦人朝日:朝日新聞社)、「どこが違う?」(西日本新聞連載「やぶにらみ」筆名浮世亭5.3)、「飢餓写真」(西日本新聞「やぶにらみ」筆名浮世亭5.5)、「文芸時評」欄(中日新聞5.19)、(「運命」(大日本雄弁会・講談社)、
6月「角川源義句集読後」(季節「「ロダンの首」を評す」の一本:季節発行所)、「急激に変わって来た女性―若干の誤解らしきものについて」(婦人朝日)、「ピアノを習う子供の話」(法政:法政大学)、「Friends,Russians,countrymen・・」(書斎の感想)(知性)「ほんやく文学の偉大と悲惨―その影響の強さと深さ」(文藝春秋)、「〈書評〉創見に富んだ面白さ―亀井勝一郎著『私の美術遍歴』」(図書新聞6.2)、「”冷い戦争”と商業新聞―サルトルの笑劇「ネクラソフ」の示すもの」(新聞協会報6.4)、「詩へ導いた『万葉集』」(日本読書新聞6.11)、「画期的な松本・藤山対談」(毎日新聞6.19)、「文芸時評」欄(西日本新聞6.22)、「論壇の動き」(毎日新聞6.19)「言論の自由―フランス新聞の展望」(東京大学学生新聞6.25)
7月「鎖国の心理」(書斎の感想)(知性)、鼎談「時流裁断」(川島武宜・国分一太郎)(群像7−8)、「冷たい戦争というファルス」(学鐙)、「予言」(西日本新聞「やぶにらみ」筆名浮世亭7.6)、「グレアム・グリーン「おとなしいアメリカ人」を読んで」(「反米もの」ではない)(毎日新聞7.12)「今月の論調」欄(毎日新聞7.18)、「〈書評〉西洋文明の矛盾を説く―A.ジーグフリード著『現代』」(東京新聞7.18)、「修学旅行文化」(婦人文化新聞7.20:文化服装学院出版部)、「観光と文化と修学旅行」(日本経済新聞7.22)
8月「社会主義者と共産主義」(書斎の感想)(知性)、「文化的自信の回復」(東京タイムズ8.15)、「今月の論調」欄(毎日新聞8.18)、「石川達三氏への警告―逆になった発想」(日本読書新聞8.20)
9月「進歩的ということについて」(文学界)、「君よ知るや南の国」(世界)、「世界文学からみた日本文学―「果して「断絶」はあるか)(『体系 文学講座7 日本文学』・青木書店)、「ぼくらの西洋」(知性)。「雑種文化ー日本の小さな希望」(大日本雄弁会・講談社・ミリオン・ブックス)、「木下順二小論」(筑摩書房・『現代日本文学全集』50:真船豊・久保栄・三好十郎・木下順二集)、「ジャン・ジロドゥウ小論」(ア・エ・セ)、「学生討論会・知識人とは」(加藤周一・高見順・小島信夫)(文芸)、「進歩的ということについて―社会の欠陥を指摘するだけでは具体的な行動は生まれない」(文学界)、座談会「文学として現代史をいかに書くか」(中島健蔵、平野謙、村松剛)(新日本文学)、「「読書のたのしみ」(図書)、「今月の論調」欄(毎日新聞9.18)
10月 短編「大使館附武官」(群像)、「日本の街・異国の街」(旅:日本交通公社)、「解りきった話・スエズ」(知性時評・国際情勢)(知性)「マチネ・ポエティックの功罪」(季節)、「写真資料」(西日本新聞「やぶにらみ」筆名浮世亭10.13)「今月の論調」欄(毎日新聞10.19)「ラダクリシュナンの話」(西日本新聞「やぶにらみ」筆名浮世亭10.20)
11月「ウイリアム・フォークナーと南部/「十三世紀の海外旅行―『正法眼蔵随聞記』の余白に」(知性)、西日本新聞「やぶにらみ」(筆名浮世亭)「赤い風船」(11.3)「欧州動乱とサルトル/社会正義の相対性」(11.14)、「現代の神話」((11.24)、「”力の政策”に道義的意見だけか」(毎日新聞11.17)、「ヨーロッパ思想・新しい現実との対決」(岩波講座・現代思想I 現代の思想的状況」)、「国際関係の実相(上)(下)」(東京新聞11.26=27)、「世界情勢と日本」(山形新聞11.27夕刊)
12月座談会「東西文学の距離」(山本健吉・堀田善衛 司会江藤淳)(三田文学)、「鎖国は終りぬ」(知性)、「ブレヒト『子どもばかりの十字軍』(翻訳)/訳者あとがき」(新日本文学)、座談会「現代史の書き方をめぐって」(井上光貞・中屋健一他2名)(中央公論)、対談「日本文学と文化人」(きだみのる、と)、「『新しい人間』という問題―シモーヌ・ヴェイユの記録を繞って」(岩波講座・現代思想2「人間の問題」)、「〈書評〉伝統美への具体的関心―岡本太郎ほか著『現代人の眼』」(日本読書新聞12.3)、「負けても泣かぬ教養」(東京タイムズ12.8)、「今月の論調」欄(毎日新聞12.18)、「キリストはダシ」(日本経済新聞12.23)

 

1957(昭和32)年  38歳

2月から11月まで「群像2・4・6・8・10・11」で「日本の現実」という表題で対談6回(奥むめお、小林武、松田正雄、笠信太郎、永田清、日高六郎)、
3月梅棹忠夫の「文明の生態史観」をめぐる論争に参加
4月4日 ハーバート・ノーマン カイロで自死。
8月「現代音楽祭」(軽井沢・星野温泉ホール)公開討論会 吉田秀和(司会)/中島健蔵/加藤周一/別宮貞雄/平島正郎/他20世紀音楽研究所所員一同。
6月15日講演「二十世紀と日本文学」(日本文学協会12回大会・東大)、6月26日講演「戦中・戦後文学に現れた知識人の思想的変遷」(東京国際文化会館・Japanese Studies Seminar)、
9月3日 国際ペンクラブ29回「東西文学の相互影響 分科会・美的価値」(東京)で発表。

1月「権力政治と社会正義」(知性)、「バラの騎士」(毎日新聞1.12夕刊)、「牧野博士をいたむ」(毎日新聞1.18)、「サルトル「スターリンの幽霊」まえがき(上)(下)」(毎日新聞1.29=30)、座談会「動乱と知識人」(平林たい子、安部公房)(文藝)(河出書房新社)、座談会「批評の基準」(遠藤周作・佐伯彰一・江藤淳)(文學界)
2月短編「愛の勝利」(文藝))、「国連加盟後の日本/天皇制と日本人の意識」(後者はのちに「天皇制について」と改題)(知性)、「芸術の本質と創造の方法―今日の状況とマルクス主義」(東京大学学生新聞2.11)、「〈書評〉類例のない証言―森有正著『バビロンの流れのほとりにて』)(東京新聞2.13)、「西欧の統一をのぞむ―S.マダリアーガ『薔薇と十字架』」(週刊東京2.16:東京新聞社)、「〈書評〉外と内の関係ー森有正著『バビロンの流れのほとりにて』」(図書新聞2.16)、「今月の論調」欄(毎日新聞2.20)、「小説と批評の間」(西日本新聞2.23)
3月「近代日本の文明史的位置」(中央公論)、「国際情勢の考え方」(知性)、「洋画も日本画もまちがっている―近代日本の名作展をみて」(のちに「洋画と日本画の区別について」と改題)(新女苑)、「今月の論調」欄(毎日新聞3.19)
4月「動きはじめたドイツ統一問題」(知性)、「劣等感の裏がわ」(世界)、「知識人について」(綜合)、「日本の抒情詩―古典についての私事にわたる覚書」(図書)、「原水爆実験への抗議―無条件の全面的中止を望む」(西日本新聞4.3)、「三つの声」(東京新聞4.4)、「社会人のみた好ましい学生 門出への提言」欄(西日本新聞4.13「強い個性を持て」の一本)、「今月の論調」欄(毎日新聞4.21)、「〈書評〉イギリス青年の考え方―コリン・ウィルソン著・福田恒存・中村保男訳『アウトサイダー』」(読売新聞4.25夕刊)
5月「〈知識人としての自覚3〉西欧の知識人と日本の知識人」(綜合・創刊号:東洋経済新報社)、「〈現代ヨーロッパの精神1〉サルトルと共産主義」(世界)、「エレンブルグ氏との対話(上)(下)」(毎日新聞5.3=4)、「文学」(『現代教養講座』6「芸術への招き」(のちに「今日の文学の問題」と改題)(角川書店)、「映画の古典主義」(日本経済新聞5.18)、「今月の論調」欄(毎日新聞5.18)、「西洋流の観光について」(国際文化36:国際文化振興会)、「文芸評論評」(東京大学新聞5.22)、「〈書評〉音楽と文明批評―吉田秀和『音楽紀行』『二十世紀の音楽』」(読売新聞5.22夕刊)、「知られざる日本ー町と庭と精神と」(社会思想研究会出版部・現代教養文庫)、「運命」(新装版)(講談社ミリオンブックス),
6月「国際感覚のにぶさ 「都留証言」速記録を読んで/特集「都留証言の実相」(鶴見俊輔・加藤周一・埴谷雄高他)(中央公論)、「二十世紀の音楽―吉田秀和さんの本を読んで」(音楽芸術:音楽之友社)、「青年の虚無的な心情」(朝日新聞6.12)、「ツユと狂言―日本文化は果して湿っぽいか」(信濃毎日新聞6.13)、「原水爆禁止論者と平和主義者の問題」(毎日新聞6.18)、P・V・D・ボッシュ「われら不条理の子」(翻訳)(紀伊国屋書店)、「画家と批評家」(読売新聞6.25)、座談会「文明の系譜と現代的秩序」(梅棹忠夫・堀田善衛と)(綜合)、
7月「映画における古典主義の誕生」(映画藝術)、「核兵器実験の七不思議」(筆名K)(総合)、座談会「映画について」(福永武彦・中村真一郎・岩崎昶と)(映画藝術)、「〈現代ヨーロッパの精神2〉ゴットフリート・ベンと現代ドイツの「精神」」(世界)、「現代ヨーロッパにおける反動の論理」(岩波講座・現代思想V 反動の思想 岩波書店),「後天性溶血性貧血と赤血球寿命」((共著)(日本血液学会雑誌)、「処女論文のこと―天皇制を論ず」(日本読書新聞7.8)、「”現実の認識”と狂い」(毎日新聞7.17)、「知られざる国の物語」((上)(中)(下)東京新聞7.23−25)
8月「日本的なもの」(のちに「日本的なものの概念について」と改題)(知性:知性社)、「今月の論調」欄(毎日新聞8.17)、「スペンダー氏と語る」(毎日新聞8.31)
9月「医者の仕事と文士の仕事」(自然:中央公論社)、「〈現代ヨーロッパの精神3〉グレアム・グリーンとカトリシズムの一面」(世界)、「変り始めた世界の潮流」(のちに「曲がり角にきた日本」と改題)(キング 第33巻第9号)(大日本雄弁会講談社),「一方的な影響」(図書新聞9.7)、「相互影響存在せぬ―国際ペン大会の印象」(産経時事9.7:産業経済新聞東京本社)、「今月の論調」欄(毎日新聞9.17)
10月F・シュタインメッツ『中近東の過去と現在―一人旅・ヨーロッパから印度まで』(一)(翻訳)(美術手帖)、「「近代化」はなぜ必要か」(上)(中)(下)」 東京新聞10.5=7)、「戦争は”現実的”ではない」(西日本新聞10.15)、「”同伴者”・ソ連観・日本」(毎日新聞10.18)、F・シュタインメッツ『中近東の過去と現在―一人旅・ヨーロッパから印度まで』((ニ)(翻訳)(美術手帖)、
11月「『宿命』とよばれた映画」(映画評論:映画出版社)、「不幸ほど知ることの困難なものはないーシモーヌ・ヴェーユと工場労働者」(世界)、「再び人工衛星について」(毎日新聞11.19)
12月F・シュタインメッツ『中近東の過去と現在―一人旅・ヨーロッパから印度まで』((三)(翻訳)(美術手帖)、「公園ですること」(ドレスメーキング:鎌倉書房)、「核武装への反応」(毎日新聞12.17)、「ペーター・ブリューゲル」(訳書)(トレンチャード・コックス[編]解説,(フェーバー世界名画集))(平凡社)、「三位一体の短編集―吉田健一『酒宴』」(週刊東京)、「育つ日本の若い芽」(日本経済新聞12.29)


1958(昭和33)年  39歳

1月より「日本」でコラム〈日本の窓〉を執筆12回(1月「月みれば・・」〜12月「タシュケントで感じたこと」、
3月コラム〈憂楽帳〉を毎日新聞夕刊に連載14回(「露の世」(3.1)〜「フランス人のよさ」(5.31))、
9月 第2回アジア・アフリカ作家会議準備委員会書記局員としてウズペック共和国タシュケントを訪問。同行者には伊藤整、野間宏、遠藤周作。その後オーストリア・クロアチア(ユーゴスラヴィア)・ケララ州(インド)を訪問。翌年1959年1月26日帰国。これを機に医業を廃して、文筆業に専念。
*「二重生活」(ゴットフリード・ベン 原田義人訳)出版。

1月ー3月「群像」で中村真一郎・福永武彦と〈創作合評〉担当。座談会「新しい戦争の寓話」(松山善三・加藤周一他)(映画評論 15-1)、座談会「人間の回復」(星野芳郎、城塚登、日高六郎)(世界)、鼎談「抽象芸術とヒューマニズム」(吉田秀和・針生一郎と)(美術手帖)、「現代日本文学全集68 永井荷風集(二) 解説」(のちに「荷風覚書」)(筑摩書房)、「月みれば・・」(日本)(大日本雄弁会講談社)、「武器よさらば」(毎日新聞1.17)、「「環境」ということ」(日本読書新聞1.20)
2月「 〈現代ヨーロッパの精神5〉カール・バルトとプロテスタンティズムの倫理」(世界)、「無題 「現代詩に望む」の一本」(文学界)、「売春談義」(日本:日本の窓)、「今月の論調」欄(毎日新聞2.18)、「〈書評〉倫理精神の強さ―桑原武夫著『この人々』」(読売新聞2.26)
3月「風向きの変化と日本の現実主義」(中央公論)、「第二人物論」(日本:日本の窓)、「文学の概念と中世的人間ー『方丈記』『歎異抄』『正法眼蔵随聞記』を主として」(文学)、「露の世」(毎日新聞3.1)、「私はアメリカを好む」(毎日新聞3.8)、「”男”とは違って欲しい」(東京新聞3.9)、「神前結婚」(毎日新聞3.15)、「今月の論調」欄(毎日新聞3.17)、「旧世代と新世代」(現代倫理講座3・筑摩書房)、「狂言の会」(毎日新聞3.22)、座談会「伝統か回復か」(竹山道雄、坂西志保、大島康正)(現代教養文庫194『現代の思想』)、「オックスフォード学生運動」(毎日新聞3.29)、対談「『眼には眼を』の問題点―アラブナショナリズムと西欧知識人の主体性―」(丸山真男と)(映画評論)、評論集「政治と文学」(平凡社)(担当 小田三月)、
4月「隠れた説得者」(日本:日本の窓)、「『世界文学全集』について」(文学界)、「女だけの王国」(毎日新聞4.5)、「私と日本との接触 ガブリエル・マルセル『神の死と人間』(伊吹武彦ほかと共訳)(中央公論社)、「桐朋の管弦楽」(読売新聞4.10)、「哲学の貧困」(毎日新聞4.12)、「三人の賢者」(毎日新聞4.15)、「内申書の怪奇」(日本経済新聞4.15)、「モリアックの言葉」(毎日新聞4.19)、「解説 中村真一郎『王朝の文学』(新潮文庫)、「政治きらい」(毎日新聞4.26)
5月座談会「アジアのなかの日本」(竹内好・堀田善衞・石田雄)(世界)、「不思議な国の話」(日本:日本の窓))、「この先十年」(毎日新聞5.3)、「憲法違反と憲法改正」(毎日新聞5.10)、「五月祭賞発表・評論選後評」(東大新聞5.14)、「総選挙から光琳まで」(毎日新聞5.15)、「二十才以後」(毎日新聞5.17)、「現状維持の逆説」(毎日新聞5.24)、「フランス人のよさ」(毎日新聞5.31)
6月「日本人とは何か」(講座 現代倫理6「過去につながる習俗と倫理」)(筑摩書房)、「記録映画の効用―映画「法隆寺」をめぐって」(芸術新潮)、「ベランディ事件」(日本:日本の窓)、「〈書評〉説得力の強い死刑廃止論―A・カミュ著『ギロチン』(杉捷夫訳)(週刊読書人6.2)、「〈書評〉目立つ近代の重視―西郷信綱・安藤次男・広末保編『日本詞華集』」(東京新聞6.11)、「現状維持の”苦い真実”」(毎日新聞6.17)、「「世界」への注文」(中島健蔵、吉野源三郎)(世界)
7月ー10月小説「神幸祭」を連載(群像)、座談会「民主主義のルールについて」(桑原武夫、安倍能成、長与善郎、鶴見俊輔と)(教育講座・筑摩書房)、座談会「現代芸術の創造性−マンフォードの論文をめぐって」(寺田透・佐々木基一・埴谷雄高)(世界)、座談会「映画について」(加藤周一・福永武彦・中村真一郎・岩崎昶) (映画評論 14-7)、「世界は踊る」(日本:日本の窓)、「よしあしとすききらい」(ユネスコ新聞7.5)、「〈書評〉周到な評価―長谷川泉著『近代名作鑑賞』(日本読書新聞7.14)、「クオ・バディス」(毎日新聞・7.16)、「言語政策について(上)(下)」(東京新聞7.24=25)
8月「〈現代とはどういう時代か〉現代の社会と人間の問題」(中央公論)、「「東西文学論」をこう読んだ 感覚教育」(芸術新潮)、鼎談「世界文學に何を求めるか―先づ自己が何を必要とするかを考えよ!」(埴谷雄高・sc恆存)(「文學界」)(福田恆存対談・座談集2 所収:玉川大学出版部 2011),「西洋讃美」(社会思想研究会出版部・現代教養文庫)、「ドゥ・ゴール政権と「自由」」(日本:日本の窓)、「民主主義と日本」(毎日新聞8.19)
9月「また一つ・・」(日本:日本の窓)、「勤務是非」(北海道新聞9.7)
10月座談会「日本人」(木下順二・石母田正)(民話・未来社)、座談会「近代日本文学史 4 「鴎外を中心に」」(柳田泉・勝本清一郎・猪野謙二)(文學 岩波書店)、「アラビア夜話」(日本:日本の窓)
11月「A・A作家会議の意味するもの」(毎日新聞)、「中国承認問題」(日本:日本の窓)、「A・A作家会議の意味するもの(上)(下)」(,毎日新聞11.6=7)、「ソ連邦ニヶ月の旅―ウィーンからの手紙」(新潟日報11.29)、
12月「タシュケントで感じたこと」(日本:日本の窓)、「十一月選挙とフランス」(東京タイムズ12.10)、「ソ連邦の印象(上)(下)」(毎日新聞12.17=18)、「旅路に思う日本の文化」(読売新聞12.29夕刊)、座談会「ジロドゥと『ジークフリート』を語る=加藤周一・浅利慶太・白井浩司・安堂信也・米村あきら (『ジークフリート』)

*不明 「推薦文 小説では出来なかったことを」(筑摩書房版『現代教養全集』内容見本)

 

 

1959(昭和34)年  40歳

1月26日ヨーロッパ、インドを経て帰国。
3月より「毎日新聞」〈今月の論調〉担当(「中立の可能性と流行現象を追求」(59・3.17)〜「アフリカと国連」・「戦後の労働運動」(60・8.29−30)まで18回、
6月 フランス文化使節団(デュビビエ、ザッキン、ブナール夫妻、アシャール、ド・ラクルテル、ユーグ)と 高田博厚、朝吹登水子らと、水道橋能楽堂で能「熊野」を観劇。
8月ー10月 星菫派論争(本多秋五と)
10月 丸山真男、清水幾太郎、石田雄、坂本義和、日高六郎、福田歓一、小林直樹らの国際問題談話会へ参加。シンポジウムで合意事項「政府の安保改定構想を批判する」を発表(「世界」荒瀬豊ほか18名 荒瀬豊、石川滋、石田雄、石本泰雄、鵜飼信成、久野収、小林直樹、佐藤真、坂本義和、篠原一、清水幾太郎、隅谷三喜男、鶴留重人、中野好夫、中村隆英、日高六郎、福田歓一、堀田善衞、丸山眞男)―対米従属の速やかな解消、一切の軍事同盟からの中立、わが国の自主性の確立をうたう。

1月「世界のなかの日本」(毎日新聞 1.4)「椰子のかげの社会主義」(毎日新聞1.28)、「共同討議 核戦争の危機に文学者はどのように対するか」(小田実・中野孝次他)(不二出版)
2月「私は信念なるものを信じないーE・M・フォースタとヒューマニズム」(世界)、「知られざる芸術(上)(中)(下)」(東京新聞2.6=7.8)、「科学の時代における創造的文学」(産経新聞2.13)、「現代ヨーロッパの精神」(岩波書店)、「社会主義の三つの顔―ウズペック・クロアチア・ケララ」(エコノミスト2.21)、「何が「警職法」を破ったか」(思想)
3月、「ヴィーン今昔」(日本)、「中立の可能性と流行現象を追究」(毎日新聞「今月の論調」3.17)小説「神幸祭」(講談社)、座談会「ゆれる国語の将来」(倉石武四郎、波多野勤子、松坂忠則)(21日朝日新聞)、「イブン・ハルドゥーンの『プロレゴメーナ』について」(朝日新聞3.30)、「「血と婚礼」とスペイン」(公演パンフレット:劇団ぶどうの会)
4月「石川淳『南画大体』について、田中一松編『光琳』、矢代幸雄『芸術のパトロン』」(朝日ジャーナル4・5)、「アジア・アフリカ作家会議から帰って」(文学)、「西欧とは何か」(のちに「ヨーロッパとは何か」と改題)(群像)、「中立と安保条約と中国承認」(世界)、「民族主義と国家主義」(中央公論)、「社会主義の問題」(まいにt4.18)、「評者へ―加藤周一『現代ヨーロッパの精神』久野収氏へ」(産経新聞4.20)
5月対談「日本の外交」(藤山愛一郎と)(中央公論)、「つめたい戦争とアジア・アフリカ会議/安保・憲法・地方選挙」(毎日新聞5.15=16)、「チベットの反乱と中立主義」(エコノミスト)、「第四回五月祭賞・評論選後評」(東大新聞5.20)、「石川淳覚書」(『新選現代日本文学全集』2(石川淳集)付録10:筑摩書房)、「歌の翼」(日経新聞5.21)、「トインビー『東から西へ』(洋書)(朝日ジャーナル5.24)、「日本の芸術的風土―”精神的開国”と伝統継承」(朝日ジャーナル5.31)、「マスコミは世論をつくるか」(中央公論)
6月「日本語を話しましょう」(婦人の友)、「情勢変化の背景/明治の政治家と現代の経営者」(毎日新聞6.18=19)、「女性は自分の意見をもて」(婦人公論)、「Kafu et la litterature francaise」(Bulletin Franco-Japonais d'Informations Culturelles et Techniques, Nr.42 Tokyo日仏文化技術通信:日仏文化団体連合会)、
7月 「解説文化時代」(放送文化:日本放送出版協会)、「帰ってこない芸術家たち」(読売新聞7.14夕刊)、「社会主義経済のニ問題/8月15日と安保改定」(毎日7.20=21)、座談会「チベット問題と中印関係ー論争をどう受けとるかー」(吉野源三郎、蝋山芳郎)(世界)、「職人の精神と現代」(Bulletin Franco-Japonais d'Informations Culturelles et Techniques)(日仏文化技術通信43)、(「永井荷風を偲ぶ座談会」(武田泰淳・加藤周一・吉行淳之介)(文学界 13巻7号)
8月鼎談「現代はいかなる時代か」(都留重人・丸山真男と)(朝日ジャーナル8・9)、(「ウズペック・クロアチア・ケララ紀行―社会主義の三つの顔」(岩波新書)(岩波書店・田中義也の尽力による)、「鴎外」(のちに「鴎外とその時代」と改題)(岩波講座・日本文学史15(近代))、「保主主義―名は体を現わさぬ」(朝日新聞8.8リレー連載「民主主義の現実」の一本として)、「岸首相の外遊とニクソン副大統領の旅行/1/3の壁と”安保体制”」(毎日新聞8.21=22)
9月、「新選 現代日本文学全集34・渡辺一夫・竹山道雄・桑原武夫・加藤周一集」(筑摩書房)、「戦争と知識人」(近代日本思想史講座4「知識人の生成と役割」(久野収・加藤周一編:筑摩書房)、「今月の論調」欄(上)(下)(毎日新聞9.21=22)
10月「文学的自伝のための断片*」(群像)で本多秋五の星菫派批判(「物語戦後文学史 中村・加藤・福永の仕事」(週刊読書人 8・3)に反論する。「文部省の日米離間策」(東京新聞10.1)、「権威を白紙に返せ」(北国新聞10.3)、「新聞に注文する(上)(下)」(東京新聞10.6=7)、「東京のVと日本のV」(東京新聞10.8)、「南方からの侵略に備えよ」(東京新聞10.15)、「今月の論調」欄(上)(下)」(毎日新聞10.16=17)、「モイセイエフ舞踏団」(日経新聞1018)、「薬師寺雑感」(日本の寺8:美術出版社 藤本四八撮影・福山敏雄共著)、「宗論」(東京新聞10.22)、「本を読むことの意味」(週刊読書人10.26)、「英文和訳の諸問題」(東京新聞10.29)
11月「オテロ遺聞」(文学界)、座談会「冷戦14年の終結か」(朝広正利、岩立一郎、渡辺誠毅)(中央公論)、「精神的失業」(東京新聞11.5)、「日本でのキリスト教」(東京新聞11.12)、「社会主義の将来/安保改定と無関心」(毎日新聞「今月の論調」欄11.18=19)、「童心」(東京新聞11.19)、「パビロンの流れのほとりにて」(東京新聞11.26)
12月「われもし自民党の陣ガサなりせば」(東京新聞12.3)、「堀田善衛と「後進国の未来像」」(東大新聞12.9)、「日本の図書『世界経済図説』のことなど」(図書)、「パーキンソンの法則」(東京新聞12.10)、「六〇年代の展望」(毎日新聞12.16)、「きよしこの夜・・」(東京新聞12.17)、「オーストリア社会党」(東京新聞12.24)、「ゆく年に」(東京新聞12.31)

*不明「(推薦文)「すべての老若男女に」(筑摩書房版『古典日本文学全集』内容見本)

 

1960(昭和35)年  41歳


「1960年は、私にとっては、戦後の東京の生活の結論の年であり、またその後の生活への出発の年でもあった。」(続 羊の歌)


1月ー7月まで朝日出版局長田中慎次郎の勧めで「朝日ジャーナル」(編集長和田、編集部角川)に「東京日記」を連載31回、1月ー8月まで「毎日新聞」の「今月の論調」を担当。 
2月 シンポジウム「再び安保改定について」(垣花秀武ほか21名 新メンバーは衞藤瀋吉、垣花秀武、吉野源三郎)(世界)。
4月ー7月、東大仏文科非常勤講師となり現代西欧思潮を講義。
4月4日「安保批准反対請願大会」(東京日比谷公会堂)で講話 加藤ほか13名、日本ペンクラブ理事に就任、
6月8日日本ペンクラブ声明文「安保条約批准承認に対して」(丸山明と起草)発表、安保闘争、新安保条約強行採決 
8月1日 原田義人死す。
8月30日〜9月1日 米国アジア学会(the Association for Asian Studies)の特別プロジェクト近代日本研究会議主催セミナーのための箱根予備会議に参加(E・S クローカーほか)、
10月カナダに渡り、ブリティッシュ・コロンビア大学に客員教授(Assistant Professor,Department of Asian Studies, University of British Columbia)として出講、日本文学古典を講じる(Japanese Literature in Translation)のちに正教授(Full Professor)になる(69年8月まで)。ウイリアム(ビル)ホランド、ジョン・ハウズ、B.C.ビニング、カスパ・ネーゲリ、ビンティン・ホーなどと親交を深める。在職中にアメリカ・ヨーロッパを旅行したり一時帰国する。年休のときは、矢内原伊作、ハミッチュ、ルネ・ゴールドマンなどが教壇に立つ。


中島健蔵撮影

1月鼎談「一年の後 十年の後―黄金の60年代か危機の六〇年代か」(埴生雄高・丸山真男)(週刊読書人1・1)、「〈東京日記―外国の友へ〉日本語」(朝日ジャーナル1.3)、「歩みよりの彼方―60年代の思想的課題」(世界)、「経験について」(人間専科:人間専科社)、「若い女性のための国際的教養案内(一)」(婦人公論)、「戦後の西欧文学 代表作家カミュ」(毎日新聞1.6)、「〈東京日記〉議会民主主義」(朝日ジャーナル1.10)、「〈東京日記〉性と広告」(朝日ジャーナル1.17)、「テヤール・ド・シャルダンの思想」(朝日新聞1.17)、「東西対立から南北協力へ/複雑な日本の労使関係」(毎日新聞「今月の論調」1.19=20)「〈東京日記〉 古典劇の問題」(朝日ジャーナル1・24)、「〈東京日記〉道行きの伝統」(朝日ジャーナル1.31)
2月「若い女性のための国際的教養案内(ニ)」(婦人公論)、「人はなぜ旅をするか、ということについて―私の旅行哲学」(旅)、「戦後派万歳(上)(中)(下)」(東京新聞2.3=4.5)、「〈東京日記〉記憶喪失の幸福」(2.7)、「〈東京日記〉大学という神話」(2.21)、シャルダン『人間という現象』(朝日ジャーナル2.7)、「〈東京日記〉世界一の大都会」(朝日ジャーナル2.14)、「殷鑑遠からず/解釈と鑑賞」(毎日新聞2.17=18)、「〈東京日記〉大学という神話」(朝日ジャーナル2.21)、「〈東京日記〉親米的日教組と反米的文部省」(朝日ジャーナル2.28)、「ベルナール・ビュッフェとわれわれの時代」(現代美術2:みすず書房)、「本居宣長覚書」(古典日本文学全集34:付録5:筑摩書房)、「カギ十字とケルト十字」(日経新聞2.21)
3月「若い女性のための国際的教養案内(三)」(婦人公論)、「〈東京日記〉祝皇孫誕生」(朝日ジャーナル3・6)、「〈東京日記〉国外の安全と国内の不安全」(朝日ジャーナル3.13)、「「スペインの城」/西論文と辻論文」(毎日新聞「今月の論調」欄3.16=17)、「〈東京日記〉歌劇『寝太』」(朝日ジャーナル3.20)、「(書評)唯一、周到、画期的―橋川文三『日本浪曼派批判序説』」(日本読書新聞3.21)、「あり余る面白い本」(図書新聞3.26)、「〈東京日記〉文化放送事業と日本」(朝日ジャーナル3.27)、「精神的失業と不平等の国際化」(エコノミスト 3・29)、
4月「はしがき/藝術家の個性―経験・様式および個性」(『人間と芸術』「人間の研究VI」・有斐閣)(対談「演劇と生活」(木下順二と)を含む)、「読みが深いということ」(図書)、「〈東京日記〉外国人部落」(朝日ジャーナル4.3)、「〈東京日記〉HOMO VIATOR」(朝日ジャーナル4.10)、「ジャン・ルイ・バロー劇団―マリーニ座の思い出」(朝日新聞4.10)、「今月の論調」欄」(毎日新聞4.15=16)、「〈東京日記〉悪循環」(朝日ジャーナル4.17)、「〈東京日記〉国家主義のその後」(朝日ジャーナル424)、「不安の時代」(朝日新聞4.28)
5月「若い女性のための国際的教養案内(五)」(婦人公論)、「外国文学のうけとり方と戦後(一)」(文学)、「チェコスロヴァキアの作家から聞いた話」(世界)、「〈東京日記〉日本の休日」(朝日ジャーナル5・1)、「〈東京日記〉荷風忌」(朝日ジャーナル5.8)、「〈東京日記〉五月一日」(朝日ジャーナル5.15)、「第五回五月祭賞発表・評論選後評」(東大新聞5.18)、「今月の論調」欄(毎日新聞5.18=19)、「〈東京日記〉第二の開国」(朝日ジャーナル5.22)、「〈東京日記〉花咲ける乙女のかげに」(朝日ジャーナル5・29)、
6月(12月まで)連載「物と人間と社会」(世界)(60/6.7.8.9.11.12、61/1)、「若い女性のための国際的教養案内(六)」(婦人公論)、「やむをえない算術」(世界)、「えぐられた”最下層”―秋山・森ほか著『現代日本の底辺』第一巻」(読売新聞6.2)、「複製と実物―『百万人の世界名画展』をみて」(読売新聞6.4)、「〈東京日記〉日本留学生」(朝日ジャーナル 6・5)、「大衆は暗黙の支持―六・四その日 品川駅にいて」(中部日本新聞6.5)、「〈東京日記〉安保条約と知識人」(朝日ジャーナル6.12)、「日本の安全をめぐって/米大統領の訪日問題」(毎日新聞「今月の論調」欄6.16=18)、「〈東京日記〉東京の芝居と長期公演」(朝日ジャーナル 6・19)、「〈東京日記〉余は如何にして基督教徒とならざりしか」(朝日ジャーナル 6・26)、
7月「外国文学のうけとり方と戦後(ニ)」(文学)、「東西文明論」(婦人生活)、「〈東京日記〉日本の新聞」(朝日ジャーナル7.3)、「〈東京日記〉自然と人生」(朝日ジャーナル7.10)、「A・アジュベイほか著、江川卓訳『じかに見たアメリカ』(読売新聞7.14)、「〈東京日記〉谷底の風景」(朝日ジャーナル7.17)、「八・一九と五・一九」(毎日新聞「今月の論調」欄7.19)、「〈東京日記〉オリンポスの高みから」(朝日ジャーナル7.24)、「〈東京日記〉本をつくること」(朝日ジャーナル7.31)、「親鸞―十三世紀思想の一面」(日本文化研究8:新潮社)、
8月「政治家のものの考え方」(群像)、「国際的/公正中立の幾何学」(まっぴら御免―世相を斬る)(匿名)(文藝春秋)、対談「5.19と8.15」(久野収と)(思想の科学)、「自由主義か共産主義か―アイク提案をきいて」(毎日新聞8.3)、対談「日本の民主主義をめぐって」(福田恆存と)(毎日新聞8.22―25)(福田恆存対談・座談集2 所収:玉川大学出版部 2011)、「アフリカと国連/戦後の労働運動」(毎日新聞8.29=30)
9月「旅姿東西女庭訓」(旅)、「文学的アメリカ論」(文藝春秋)、「東京日記―外国の友へ―」(朝日新聞社)「二つの極の間で」(弘文堂)、座談会「議会制民主主義のゆくえ」(丸山真男・新井達夫・藤田信勝)(「エコノミスト」9月別冊)、「(書評)中野重治『忘れぬうちに』、石川淳『夷斎饒舌』」(朝日ジャーナル9.11)、「(書評)プリーストリ『文学と西洋人』(洋書)(朝日ジャーナル9.18)
10月「信濃路三〇〇キロにひそむ詩と真実―中山道・北国街道―小海線」(旅)、「昭和人の形成」(『われら日本人』5(生活の歴史)(平凡社)、座談会「文學と教育」(猪野謙二、桑原武夫、暉峻康隆、竹内好)(文學 岩波書店)
12月「今日における藝術教育の意味と問題」(岩波講座・現代教育学8)

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